読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

救急隊の到着遅れに思う、情報伝達の齟齬を回避する意識の重要性

社会 社会-オピニオン


スポンサーリンク

あってはならないことなのですが、結構あるみたいですね、消防による通報場所の特定ミスが。

人が死んだから話題に

で、今回はなぜこのようなニュース(救急隊が到着場所を間違えて遅延したこと)になったのか。それは遺族や病院側からの情報提供、内部告発やタレこみなどなど、色々な可能性があるのですけど、まぁ最大の要因はこの患者さんが亡くなったことじゃないですか。全国的には少なからず発生してるみたいですね、このような情報の齟齬による救急車の手配ミス。通報する側も受ける側も人間ですから、1日に何件も起きているんじゃないですか。遅れ時間はそれぞれでしょうけど。その中で因果関係は不明にしろ「消防側のミスで死人が出たらしいぞ!」なんて、とってもセンセーショナルだし、メディアは黙っていないですよねぇ。

 

遅れた=亡くなったとは限らない

心肺停止で発見されたのであれば、その場にいた応急手当をした人のスキルにも左右されますけど、助かる可能性はかなり低かったと思われます。良くこういった事故が発生すると「因果関係は確認できない」って消防側は言うでしょう。あれ、実は限りなく本当に近いのですよね。到着の遅い速いに関わらず、ほとんどの人はお亡くなりになるそうなので。ただ、今回の問題はそこではありませんね。

 

再確認したのかな?

通報を受けるのは人間です。公務員だって万能ではない。ソース元の記事を確認すると、まぁそれなりに聞き間違いしやすい固有名詞(住所)ではあるな、と感じました(もちろん、間違っていいわけではない)。気になるのは、この通報を受けた職員が通報先を再確認したかどうかでしょうね。これは大きいですよ。

おそらく、マニュアルでは住所を再確認して慎重に特定するよう指示されているはずです。じゃないと連日、このような事故が目白押しになってしまう。役所の人間じゃなくても、お仕事上で約束事項を再確認することは基本ではありませんか?

 

通報場所と患者の居場所が同一とは限らないこともある

例えば地方に住んでいた子供が実家の親と電話で会話しているときに、親がうなり声をあげて会話不能になったとします。

 

さぁどうしますか?

 

あなたはおそらく、親との電話を勇気をもって切断し、「call119」するはずです。そうするとあなたの携帯電話から管轄の消防署に通報がいくわけです。固定電話だと自動的に場所を特定するシステムがあるようですね。さらにGPS機能を付けた携帯電話からの通報も大まかな場所が表示されるそうですよ(関係者情報です)。

基本的に、消防職員には「あなたが電話した場所に患者がいる」というバイアスでみがちなのだと思います。そのケースのほうが圧倒的に多いでしょうしねぇ。ここで過ちが起きる可能性がグッと高まってしまうのです。

もちろん、消防側も「患者さんはそこにいますか?」というのがマニュアル化されているのだろうけど、もしあなたが気が動転して慌てていたら彼らも人間だし、その勢いに圧倒されることも少なからずあるのではないでしょうか。その結果、誤ってあなたの通報している場所に救急車を向かわせた結果、実家の親に救急車が向かうまでに大幅なタイムロスを生ずるかもしれない。このような可能性も考えられるのですよねぇ。今回は完全なる聞き間違いなわけで、これとはちょっと話は違いますけども。

 

f:id:pojihiguma:20160125142014j:plain

 

あとがき

詳細がわからないので、憶測で語るしかない事故の典型ですね。消防側が罪を隠ぺいするために情報を開示しないのではなく、個人情報保護の観点からも運んだ方やそのご遺族の情報をおいそれと報道できないのでしょう。もし「どういう疾患で、どのような現場活動だったのか、死因は?」などなど、掘り下げればもっと問題の真相に迫れるとは思いますが。

 

今回の件は

 

どんなプロであれ、ヒューマンエラーを起こすんだよ!

 

ということを良くあらわしています。

 

通報を受ける側にも責任はありますが、通報者も自分や身内を守るためには、可能な限り慌てずに正確な情報伝達をする必要があるのではないでしょうか。公務員だ、役人だと反射的に叩くばかりでは物事の本質が見えなくなってしまいます。相手は万能ロボットではありません。情報伝達の齟齬回避について、これを再考する良い機会にしましょう。

 

 

終わり

 

あなたにおすすめの記事

熱中症を引き起こす3つの要因や症状・予防・応急処置・監督責任など
人が倒れている場面にマジで遭遇したら、どうするつもりなん?
救急隊の到着遅れに思う、情報伝達の齟齬を回避する意識の重要性
【ダニアレルギー】小麦粉やお好み焼き粉に潜むコナヒョウダニが怖い
【正月】餅による喉の詰まりに注意!予防法・対処法【乳幼児も危険】