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ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

新規参入組が「2chまとめサイト」で絶対に成功できない理由

IT IT-知識


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ネットに親しむ人で「2chまとめブログ」を知らない人は、もはやいないだろう。そこまで世間に浸透しているコンテンツだ。2chのスレッドから任意のやりとりを抽出し、文字の装飾や画像の挿入などを行い、読み物として脚色したものである。

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最近では「おーぷん2ちゃんねる」というところからスレッドを抽出するまとめも増えてきた。2ちゃんねるを「本家」とすれば、ここはその亜種とでもいおうか。このサイトは転載がおおっぴらに認められている。

かくいう私もまとめサイトを半年ほど運営(というほどでもないが)していた経験がある。今回はそこから学んだ、新規参入組が「2chまとめサイト」で絶対に成功できない理由を挙げていきたい。

商材の謳い文句は全部嘘っぱち

商材の一つとして、これらのまとめサイトを簡単に作れるものがネットで販売されているのを見かける。うたい文句は「まとめサイトを作るなら今がチャンス!」「おーぷん2ちゃんねるは競争相手が少ないよ!」「5分で記事作成も可能!」などなど。これは全て嘘である。理由は後述する。

 

 

さて、まずはここではっきり言っておく。

 

 

 

今からまとめサイトを作っても無駄だ。

 

無駄というのは「大成しない」ことを指した。たいていはお金儲け目的で始めるのだろうが、どんなに頑張ったところで挫かれる仕組みが新規参入組を待ち受けている。

 

簡単な作業ではない

需要のあるスレッド抽出

無駄なレスを除外

文字の装飾や画像の挿入

見やすいまとめを作るのであれば、最低でもこれくらいはやらないといけない。そうすると、とてもじゃないが5分でまとめ記事を作ることなど不可能だ。どんなに手慣れた人でも、丁寧に記事をまとめれば30分はかかるだろう。

あと、商材のうたい文句「おーぷん2ちゃんねるはまとめている人が少ないからチャンス!」っていうアレ。妄言も大概にして頂きたい。需要が少ないからまとめている人が少ないだけだ。おーぷん2ちゃんねるだけをまとめて飯を食える人がいるなら、サインが欲しい。

 

少ない記事数では勝負できない

ただでさえ低質なコピーコンテンツ(他のサイトをコピペした記事)として検索エンジンから見られているのに、少ない記事でアクセスを集めることは到底不可能。つまり「数うちゃ当たる」方式を採用せざるをえないのだ。

ではどれくらい更新しなければいけないのか?体感的に、1日10記事以上は更新しないと、目に見えるアクセス増は望めないだろう。つまり、前述の1記事30分を当てはめると、300分、つまり1日6時間超の作業が必要になるということ。お勤め人にこれができるとは思えない。

 

ニッチはネタが尽きるし、ニュースは情報が腐る

ニッチとは、ここではマニアックなネタを取り扱うこととする。オールジャンルは大手が利益を独占しており、まとめサイトでアクセスを稼ぐにはニッチで勝負するしかない、とまで言われている。しかし、ネタがマニアックだけに、そこらへんのスレッドに情報が都合よく転がっているわけではない。血眼になってネタを探さなければいけなくなる。

ニュースは毎日流れてくるため、ネタには困らない。ただ、1週間前のニュースを記事にしても誰も読んではくれない。皆が求めているのは、新鮮なニュースなのだ。つまり、朝起きて顔を洗い、食事を摂って歯を磨き、TVを見たあとで「さあ更新しよう」なんてノンビリやってる暇はまったくなくなる。朝の4時や5時に起きて常に新鮮なニュースに目を光らせ、誰よりも先にそのニュースを取り上げなければならない。株のトレーダーみたいなことを日常的にやらなければならなくなる。

 

大手が利益を独占

いわゆる「大手」まとめサイトは、大手同士でアクセスを送り合っている。こうした補強を行うことにより、外部リンクが増えてSEOにも強くなっている。これはブラックハットなSEOじゃないかと思うのだが、不思議と検索エンジンは大手まとめサイトを上位に押し上げる。コツコツとオリジナルのコンテンツを作る健全なサイトに対する冒涜に等しい現象が、現実に起きている。

さらに、大手はその得た利益を使用してSNS等のリンクを外注(業者に依頼)していると思われる。はてブにしてもそうだ。「○○したったwww」みたいな浮かれた2ch臭のするタイトルの記事が、20も30もはてブされているのを見ると、「これにいくら払ってんだろ」なんて毎回思う。こういった外注のリンクにより検索順位が押し上げられているのもまた事実だろう。

新規参入組が大手のような相互アクセスの補助を受けるためには、彼らに「お金を支払う必要がある」とまで言われている。月に○万アクセスを送るので、○万円を支払う、など。嘘か真かはわからないが、アクセストレード(アクトレというらしい)は重要だと繰り返し発言している経験者もいることから、これらはおそらく事実だろうということがうかがえる。

 

手動ペナルティ

1週間、1か月、半年間、必死で頑張ったとする。記事の更新をハイペースで行っている限り、アクセスは少しずつ増えていく。やる気と根性があれば、意外と長続きするものだ。記事数も100、500、1000、2000と増えていき、検索エンジンにインデックスされる数も当然増える。

「あと1年頑張れば、きっと大成できる」こんな風に思わせてくれるほど、右肩上がりに成長するのだ。努力は報われる。こうしてさらなる更新作業に精を出すのだが、ここで新規組を待ち受ける事態が発生する。

 

 

googleの手動ペナルティである。

 

 

具体的に何が起きるのかというと、

 

 

アクセスが1/10になる。

 

 

しかも突然に。昨日まで1万アクセスあったのに、今日は1000を切りそうになる。こんな現象が突然発生するのである。しかもそれ以降、1/10のアクセスは継続する。

想像してみてほしい。朝から晩まで必死に更新作業をして、来る日も来る日も、いつか大手になることを夢見て作業をして、右肩上がりにアクセスも上がってモチベーションも高まったところにアクセス1/10の仕打ちである。

強烈な事件であり、衝撃であり、悲しみである。これで以後のモチベーションをどう維持していいかわからなくなる。しかも、このペナルティは明確な通知もなければ、その後ペナルティが解除される保証もまったくない。1か月で解除されたという話もあれば、ずっと解除されなかったという話もあり、どれが真か不明だ。なんにせよ、いつ解除されるかわからないペナルティ下でサイトを維持しようなどとは、普通の精神では思えるはずがない。

 

 

こうして新規参入組が目指した「まとめサイト大手」の夢は、半年~1年の歳月をかけて、ほぼ確実に散る。

 

 

結語

未だに「まとめサイトは稼げる」なんて思っているのなら、それは大きな間違いである。正確には「一部の大手だけがまとめサイトで稼げる」状況であり、新規参入組が栄光を手にするような世界では決してない。ここで努力をすることは、無駄な行為であると断言できる。だから、新たにまとめサイトなんて作るのは止めたほうが良い。

 

無名から成り上がりたいなら、色々な知識を吸収して、それをアウトプットして、ブログでもなんでも良いからそれを世界へ発信し続ける。初めはヘタなりに文章を書いていれば、間違いなく実力はつくし、誰かの目に止まれば拡散やコメントなどで正当な評価を受けることができる。少なくとも、突然理不尽にアクセスが急減するなどという馬鹿げたことは起こらない。

 

下世話なやりとりばかりをコピーペーストして、人生の限られた時間をまとめサイトの編集にあてることに意味を見いだせるだろうか?出せるというなら止めはしない。失敗もまた、成功への大きな第一歩だろうから。

  

 

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