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ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

阿蘇神社の重要文化財が地震で全壊 耐震対策について

社会


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重要文化財の「楼門」など全壊 熊本・阿蘇神社:朝日新聞デジタル

2016/4/16に発生した地震の影響で、熊本阿蘇神社の建造物が全壊してしまいました。阿蘇神社は重要文化財として指定を受けています。

阿蘇神社

阿蘇神社(あそじんじゃ)は、熊本県阿蘇市にある神社。式内社(名神大社1社、小社1社)、肥後国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。

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阿蘇神社 - Wikipedia

 

第7第考霊天皇の時代より続く歴史ある建造物で、多くの観光客が訪れていたようです。

 

日本三大楼門の一つで重要文化財の「楼門」と拝殿が全壊した。また、境内に3カ所ある神殿がいずれも損壊状態という。

重要文化財の「楼門」など全壊 熊本・阿蘇神社:朝日新聞デジタル

 

避けられぬ自然災害とはいえ、完全に復刻のできない歴史的建造物がこのように損壊したという事実については、残念でなりません。

 

重要文化財の9割は木造建造物です。国では、それらに対して「耐震診断」というものを実施し、補強を行っているようですね。

 

耐震対策

http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/hogofukyu/pdf/pamphlet.pdf

文化庁のHPに掲載されたQ&Aより

 

f:id:pojihiguma:20160416092951p:plain

 

「補強の必要性」を判定する際は、断層や地震発生頻度を予測するのでしょうか。

 

文化財そのものの形を変えない範囲で、耐震補強というのはすべからく行っていただきたいものですけれども、一筋縄ではいかないのかもしれません。

 

次に、木造文化財への「予備的な耐震診断」について見てみますと

 

予備的な耐震診断である耐震予備診断とは、地震に対して どのような課題が建物にあるかをチェックする、いわば建物 の健康診断のようなものです。

 

 とのこと。

 

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調査棟数1834の中に、今回の阿蘇神社前回建造物が含まれていたかはわかりませんが、ここで「耐震性に問題あり」と判定されていたのであれば、早急な対策が必要だったということになります。

 

経過的補強を

耐震対策は性能を満たすことが望ましいのですが、 それがすぐできない場合には、少しでも地震被害を 小さくするために、可能な範囲・方法で耐震補強を行う「経過的補強」も重要です。

 

震災の発生を予測することは難しい、であれば少しでも地震に対する耐性を付けるための補強をしていくことが望ましいですね。

 

全国各地の重要文化財をいますぐに全面補強することは難しいのでしょうけれど、今回のような痛ましい結果を招かないためにも、一部ずつでも補強して文化財を保護していただきたいものです。

 

震災時に建物内の人間が怪我を負ったり命を失うことを未然に防ぐという、人命第一の考え方が前提としてあるのは、いうまでもありません。

 

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