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ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

万引きや窃盗を繰り返すクレプトマニア(窃盗症)治療病院・診断基準

社会 社会-犯罪


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クレプトマニアって知ってますか?

聞いたことのない言葉「クレプトマニア」とはいったい何なのでしょうか?

2016年11月19日 更新

クレプトマニア(窃盗症)

「盗みたくないのに、スイッチが入って盗んでしまう」-。経済的な理由などでなく、衝動を抑えきれずに万引を繰り返す病気「窃盗症(クレプトマニア)」

Yahoo!ニュース(リンク先は削除されている)

昔から「盗み癖」とは良くいったもので、どうしてもやってしまう人がいる。手癖が悪い、ともいいますよね。 でも、これとはまた違うようです。

窃盗症 - Wikipedia

こちらを参照して要約すると・・・

  • 他人に理解できる理由(利益など)なく窃盗を衝動的・反復的に繰り返す
  • 精神障害の一種で、病的窃盗ともいう
  • 窃盗実行時に緊張感・興奮を味わい、成功時に満足感・解放感を味わう
  • 窃盗の対象物や結果には興味がない
  • 「窃盗のための窃盗」とも言われる
  • 盗み癖がある窃盗常習犯とは区別される(経済的な動機がほとんどであるため)

これがクレプトマニアの全容、といったところでしょう。

 

群馬県渋川市『赤城高原ホスピタル』では先進的な治療を実施中

「窃盗症」の治療など行う支援施設は全国的にも少なく、先進的な治療を行っている「赤城高原ホスピタル」(群馬県渋川市)では20年以降、1370人が受診している。

衝動で万引繰り返す病気「クレプトマニア」 患者の多くは女性 奈良で治療支援団体発足 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

群馬県渋川市ではクレプトマニアの専門的治療を行う医療機関があるのですね。 

http://firestorage.jp/groups/1c7230ee2043ba62c471dd5ce86606f5e395401b

こちらのURL先には赤城高原ホスピタルでクレプトマニアの治療を受けたい人へのガイダンス(ワードファイル)をDLできます。

 

しかし、全国的に考えても、とても通いやすい場所とは思えませんね・・・

 

神奈川県横浜市の『大石クリニック』でも専門治療を行っている模様。診断基準を引用します。

窃盗癖(クレプトマニア)とは?|窃盗癖クレプトマニア治療の専門病院 大石クリニック

こちらは大石クリニックのHP内「窃盗癖(クレプトマニア)とは?」へのリンクです。ここからクレプトマニアの診断基準を引用させていただきます。

1.個人的に用いるためでもなく、金銭的価値のためでもなく、物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される。

2. 窃盗におよぶ直前に緊張の高まりがある。

3. 窃盗を犯すときの快感、満足、解放感を感じる。

4. 盗みは怒りまたは報復を表現するためではなく、妄想または幻覚に反応したものでもない。

5. 盗みは、行為障害、躁病エピソード、または反社会性人格障害ではうまく説明されない。

 

f:id:pojihiguma:20160110150812j:plain

 

自分が窃盗症(クレプトマニア)だと思う方へ(あとがき)

それは立派な病気(精神障害)であり、放置すればまた衝動に駆られて窃盗を行ってしまうかもしれません。全国的に治療できる病院が少ないとのことですが、クレプトマニアの自助グループもあるようですよ。

www2.gunmanet.or.jp

そのような疾患を抱えても、犯罪に直結してしまうことから周りに打ち明けることができずに苦しい思いをしていることとお察しします。しかし、このまま窃盗を繰り返して裁判を受けることとなれば、その際に裁判官や検察側を始め多くの人間が「クレプトマニア」を理解・認知しているとは限らないのです。悪質な窃盗常習者として重たい罪を課されてしまうかもしれません...。

このような疾患をお持ちの方は社会では大変生きづらいのでしょうが、どうか自助グループや専門医療機関などを大いに頼って健やかに生きてほしい。人生はどのタイミングでもやり直せます。少しの勇気をもって、まずは頼りましょう。

 

以上です。

 

彼女たちはなぜ万引きがやめられないのか?

万引きは、利益目的で反社会的な犯罪である。このように一般的な見方で決めつけてしまう店舗経営者や世間の目があります。確かに、商品を窃盗される側の身になって考えればこれは自然なことなのかもしれない。ですが、中には今回の記事で紹介したような「やめたくても、やめられない」窃盗症の方もいる。

窃盗症とは何か、どうやって治療していけばいいのか、向き合う家族は、弁護士は?このようなことを具体的な症例を挙げて解説してくれるこの書籍を、どうか参考にしていただければ幸いです。

 

実際の治療模様と経験者談

2016年11月19日追記

治療模様

朝と夕方に1回ずつ、ほぼ365日ミーティングがあります。
さらに、クレプトマニアは、週に2,3回は昼間にもミーティングがあるので、多い日は、1日4回のミーティングに参加しています。

藤乃さんのクレプトマニア治療体験記 PART2 (学び編) | 更生のための刑事弁護を目指す弁護士西谷裕子のホームページ

 

経験者への問いと答え

◆ では、クレプトマニアから回復するというのはどういうことであり、回復のためには、何をしなければいけないのでしょうか。
   
表面的に、家族と一緒に買い物に行くようにする、財布だけ持っていくようにする、
そういうことだけしていても、ただ万引きをしたいという欲求を我慢しているだけで、
欲求は常に自分の中にある状態になってしまうんですね。
だから、自分がなぜ万引きするようになってしまったか、なぜ万引きという行動にはしってしまうのか、
犯罪とわかっていてどうしてやめられないのか、
そういうことを徹底的に自分に問いかけて、自分でもう二度と万引きをしないようにしたいという思いを強くするための根拠というものを自分の中に作っていくことだと思います。
行動を表面的に変えるのではなく、本当に万引きしないためにはどうしたらいいのかということを
徹底的に自分から自分の中に探していくっていうことが、本当に大事なんだと思っています。

藤乃さんのクレプトマニア治療体験記 PART2 (学び編) | 更生のための刑事弁護を目指す弁護士西谷裕子のホームページ

 

引用先のホームページでは、摂食障害とクレプトマニアで紆余曲折の人生を送る方の実録が克明に記されています。瞠目すべきは実際の治療模様などを述べている箇所がある。これは全国のクレプトマニア疑いで苦しんでいる方の参考になるでしょう。

 

ともかく、自分で何とかできる症状ではありません。これは心の病です。心の病は素人にどうにかできる問題はありません、少しでも早く専門医を頼ってください。