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ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

バイアスって何?例を挙げて超簡単に解説する記事だよ!

社会


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バイアスThe先入観

認知バイアスのWikiが見応えたっぷりだったので、まとめて皆さんにお伝えします。

バイアスとは

最近では、主にインターネットの世界のいろいろなところでこの言葉を耳にします。大まかな意味を知ってからは語感が良くて多用していましたが、確かな意味は把握しておりませんでした。

あるとき、『認知バイアス』という言葉を調べる機会があって、そこで多数の『バイアス』が存在することを知ったのです。「なるほど、これは面白い!」ということで今回のまとめ記事作成に至りました。

 

『バイアス』とは

 

偏り・思い込み(例 「その意見にはバイアスがかかっている」)

 

また、以下のような意味もあります。

  • ある数に特定の数を足してかさ上げすること
  • 電子回路に用いる言葉
  • 斜めに繊維が走っていること(斜めの材質が入る『バイアスタイヤ』など)
  • 斜めに裁つこと
  • 認知バイアスのこと
  • バイアステープの略

 

・・・など。

 

今回は『認知バイアス』に焦点を当て、分類化されたものについて調べてみました。

 

参照:バイアス - Wikipedia

 

バイアステープ画像

http://item.rakuten.co.jp/k2craft/bt-01/

※バイアステープの参考画像です

 

認知バイアス

参照:認知バイアス - Wikipedia

以下『認知バイアス』要約

 

種々の観察効果のひとつで、

  • 基本的な統計学的誤り
  • 社会帰属的誤り
  • 記憶的誤り

など人間の犯しやすい問題であり、事例証拠や法的根拠の信頼性を歪める。

 

エイモス・トベルスキー

(故人。イスラエル生まれの心理学者、最終はスタンフォード大学教授)

 

ダニエル・カーネマン

(ユダヤ人心理学者、現在はプリンストン大学名誉教授)

 

※どちらも認知行動学を発展させた功績者

 

この二人の研究により、人間は合理的ではない意思決定をおこなっていることが示された。

 

一部科学者は全てのバイアスについて誤りとはいえない」としている。「情報が不足した場合の補完であるとか、妥当な予測をするのに人間の助けになっているのではないか」と主張する。

 

ここからは認知バイアスを分類した種々のバイアスについて端的に説明します。ソースは同じく『認知バイアス』ウィキ、そこから派生しているリンク先で情報を集めました。

 

後知恵バイアス

過去の事象をすべて予測できたかのように見る。

 

心理学的実験により、事象の予測が当たった場合に被験者は発生前よりも予測が強かったと記憶する傾向にある。

 

軽減方法:起こりえたかもしれない別の事象を検討

 

後知恵バイアス - Wikipedia

 

確証バイアス

  • 個人の先入観で他者を観察
  • 自分に都合のよい情報のみを収集
  • 自己の先入観を補強

 

いったんある決断を行うと、その後得られた情報を決断した内容に有利に解釈する傾向を指している。

 

これは我々の生活で最も身近なバイアスといえます。僕の周りで使われている意味もほとんどがこの『確証バイアス』のことでした。

 

仮説や信念を検証するにあたってそれを支持するような都合のよい情報ばかりを集め、反証する情報を無視するか集めない傾向。この結果、稀な事象が起きる可能性を過大評価しがちになる。

 

→ウェイソン選択問題

4枚のカード

f:id:pojihiguma:20160321075227p:plain

確証バイアス - Wikipedia

 

「偶数が表に書かれたカードの裏は赤色である」という仮説を検証するには、どのカードをひっくり返すべきか。

 

多くの人は 

 

「8」と「赤色」のカードまたは「8」のカードをひっくり返す

 

と答えるが、これは確証バイアスによる誤答

 

正答(合理的)→「8」と「茶色」のカードをひっくり返す

 

確証バイアス - Wikipedia

 

XならばYである

 

〈A〉〈F〉〈4〉〈7〉

 

4枚のカードがあり、それぞれ片面に数字、片面にアルファベット記載

「片面が母音ならば片面は偶数」とうことを確認するには、どれを裏返せばよいか

誤答:「A」「4」

正答:「A」「7」

 

 

A〈ビール〉B〈ウーロン茶〉C〈28歳〉D〈17歳〉

 

A・B・C・Dの4人はそれぞれ飲み物を飲んでいる。

「飲酒しているならば、20歳以上でなければいけない」というルールが成立していることを知るために、誰を調べるか。

誤答:A・C

正答:A・D

 

参照:ウェイソンの4枚カード | 総合人間道しるべ

 

根本的帰属の誤り

  • 状況の影響を過小評価
  • 個人の特性を過大評価

 

これにより人間の行動を説明してしまう。(近年の研究では問題視?)

 

気質・個性を重視、状況面を軽視しすぎる傾向。『対応バイアス』ともいう。人は人間の行動を「根拠なくその『種類』によって決定されている」と見る傾向あり。かたや自分の行動については逆の見方をしがちで、これを『行為者-観察者バイアス』とも。

 

誤りを低減する方法

  • 一致する情報に注意(同じ状況で人がほとんど同じ行動をする場合はその状況に原因ありと見る)
  • 同じ状況で自分ならどうするかを自問してみる
  • 見えない原因を探す(個人にクローズせず客観的要因

 

根本的な帰属の誤り - Wikipedia

 

正常性バイアス

大きな災害・天災などについて「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」と考えてしまう傾向。都合の悪い情報を無視したり考えぬようにする人の心の特性。『正常化の偏見』『恒常性バイアス』とも。これは逃げ遅れの原因にもなる。

 

予期せぬ出来事に対し、ある程度は鈍感にできているのが人間。過剰反応による心の消耗を防いでいるともいえる。ある程度の範囲では「正常」として処理するメカニズムも備わっていると考えられている。

 

正常性バイアス - Wikipedia

 

アンカリング

ある事象の先行する評価で、後の評価が引きずられてしまうこと。

先行する何らかの数値(アンカー)に影響され、その数値に後の数値が近づいてしまう。

 

例えば、「国連加盟国のうちアフリカの国の割合はいくらか」という質問をしたときに、質問の前に「65%よりも大きいか小さいか」と尋ねた場合(中央値45%)、「10%よりも大きいか小さいか」と尋ねた場合(中央値25%)よりも、大きい数値の回答が得られるという

アンカリング - Wikipedia

 

これは...国民的アニメ『サザエさん』でカツオ君が波平お父さんに物品をねだるときの金額提示で利用していた心理です、思い出しました(笑)

 

また、数値を明確に提示しなくてもバイアスは生じる。「8×7×6×5×4×3×2×1」または「1×2×3×4×5×6×7×8」という計算の結果を、5秒以内に推測してもらった場合、前者(中央値2,250)のほうが後者(中央値512)よりも大きい推測の値が得られたという(正答は40,320)

アンカリング - Wikipedia

 

「5秒」以内だと前半の大きい数字の積算で中途半端だから、結果的に予測数値が大きくなるのは普通のことだと思うのですが。これって認知バイアスの一種なのですか(;'∀')なお、メカニズムは諸説あるようなので、下記参照先をご覧ください。

 

アンカリング - Wikipedia

 

保守性

旧来の考え方に固執、新しいものへと徐々にしか変化できない傾向。

 

  • 慣れ親しんだもの>見知らぬもの
  • 試みられたもの>試みられたことのないもの
  • 事実>神秘
  • 現実のもの>可能なもの
  • 限度のあるもの>無制限なもの
  • 近くのもの>遠いもの
  • 足りるだけのもの>あり余るもの
  • 重宝なもの>完璧なもの
  • 現在の笑い>理想郷における至福
  • 以前からの関係や信義に基づく関係>得るところが一層多いかも知れない愛情の誘惑
  • 保持し育成して楽しみ>獲得し拡張すること
  • 喪失による悲嘆>革新性や有望さによる興奮(保守肯定)

 

保守的であるとは、自己のめぐりあわせに対して淡々としていること、自己の身に相応しく生きていくことであり、自分自身にも自分の環境にも存在しない一層高度な完璧さを、追求しようとはしないことである。

或る人々にとってはこうしたこと自体が選択の結果であるが、また或る人々にとっては、それは好き嫌いの中に多かれ少なかれ現れるその人の性向であって、それ自体が選択されたり特別に培われたりしたものではない。

~マイケルークショット〈保守的とは〉

保守 - Wikipedia

 

 ※イギリスの政治哲学者、現代保守主義の代表的な理論家の一人。

マイケル・オークショット - Wikipedia

 

ーー

 

所感(あとがき)

 

認知バイアスを完全に避けることは不可能でしょう。

 

その人が生きてきた経験や思考パターンはすべて違うわけですから、何かしらのマスクは間違いなくかかります。 ですので、これらを無くそうと努力することは徒労、余計な心的負荷になってしまう危険性があります。

 

理想は「今、バイアスがかかっているのではないか」という自覚を持つことです。

 

場面場面ではバイアスによる正常な判断を失してしまうことも必然ですが、肝心なのはそれを検証してバイアスを取り除き、次に起こりうる事態に直面した際は、現在よりもできるかぎりバイアスの少ない、的確に事象を捉える思考を持てるようになること!

 

これで良いのではないでしょうか(´∀`)

 

初対面の人に対しても、可能な限りバイアスはかけたくありませんね。見た目だとか、肩書などでその人の人間性を決めてしまうのは、いささか不毛であると考えています。可能な限り先入観を持たず、持ってしまっても修正を!そのようにして生きていきたい。

※社会に生きる以上は、見た目や肩書が意味を持つことは必定なのですけども。自分の中で「それありき」で他人をふるいにかけたくない!という気持ちが強いです。

 

以上です。

 

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