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ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

【ネタバレ】映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』感想と図解

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映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』オフィシャルサイト

 

切ない!とにかく切ない!中にも受け入れて乗り越えていかなくてはいけない運命があるということを学んできました。

 

もちろん、涙涙のオンパレード(´;ω;`)頭いてぇ

 

というわけで以下感想となります。

ネタバレ成分を含むためご注意ください。

図解

 

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我々の世界をAとすると、時間の方向は常に一定で遡ることがありません。まずはこれを前提にします。

 

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もし、この世界とは別のところにBという世界があって、そこは我々の時間軸と逆方向に進む力が支配しているとしたら・・・?

 

ここまで聞いてピンとくる人もいるでしょうが、この設定がこの映画を最大限に演出しているカラクリです。

 

世界Aと世界Bにいる人は、通常は交わることがありません。しかし、ひょんなきっかけから、世界Aの高寿(以下「たかとし」)と世界Bの愛美(以下「えみ」)が接点を持ってしまった。

 

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二人の接点は5年にいちど、30日間という極わずかな時間、織姫と彦星も顔負けのスパンでしかともに過ごせる時間はないのです。しかも、その30日間ですら、まさに「すれ違い」と呼べるような切ない時間を過ごさねばならない...

※図の中に書き込まれているイベントは最大級のネタバレなんですけど、二人は5年にいちどの接点で、出会う時には出会って影響を与え合っています。それぞれ5歳の時に命を救い合っていることから、この数奇な運命は発生したのかもしれませんね。

 

理解してからが切なすぎる

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この図を見てもらえばご理解いただけるかと思いますが、なんと二人は日を重ねるごとに自分の高まる恋愛ボルテージとは裏腹に相手の熱が下がっていくのを見なければいけないのです。恋愛しているのに、相手が次第に他人行儀になっていったら?想像しただけで身を引き裂かれる思いがしませんか。

 

しかも相手はこちらと思い出を共有できないのです。昨日のデートのことすら記憶にない、それは相手の明日の記憶になるのです。ここらへんがこんがらがりますけど、それはタイトルコールからの本編が始まって30分もしないうちに理解できるでしょう。そして、お互いの切ない揺れる気持ちに、こちらの気持ちまでガクガクと揺さぶられてTKOです。

 

さてさて、このカラクリを完全に理解してからの冒頭、たかとしとえみが出会うシーンがえみにとってどのような意味を持っていたのかを知れば、もう涙なんて生ぬるいものでは表現できないくらいの強烈な切なさがあなたを襲います。だって、たかとしに対して「明日も会えるよ」って言ったえみは、それが恋人であるたかとしとの最後の別れだったんですからね...。あ、書いてて涙が出そう(笑)

 

それでも出した二人の答えは

切なすぎますよね、だってどんどんお互いにひかれあって大好きになっていくのに、相手はどんどんよそよそしくなって、ついには初対面の時点で別れを告げなきゃならないんですよ?ここにどのような希望を見出せばいいのでしょう。

 

でも、二人は答えを出します。「すれ違いなんかじゃない、輪で繋がっているんだ」と。ちょっと輪廻転生感が出てますけど、この考えに至るのは成熟した精神の現れではないかと僕は見ました。20歳の恋人同士になれた時間を通り過ぎても、そのあとに幼くなっていく相手を見守りつつ、命を救って未来へのバトンを繋ぐ。刹那的恋を通り越した複数の時間軸が織りなす恋の哲学といっても過言ではないですね。

 

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見どころ

ネタバレは映画の中で早いうちに開かれるんですよね、むしろ謎が少なく「あ、そーいうことか」ってわかってからの二人の葛藤がみどころ、というか泣き所でしょうねー。

 

もう、後半になるにしたがってどんどん切なくなりますからね。たとえばたかとしの29日目にはえみとの別れがあと1日と迫っているわけです。その日はたかとしの実家へ行って、えみと一緒に食事を摂るのですね、それで「家族っていいもんだな」ってたかとしは実感するんです。大好きなえみという恋人ができたのに、どうしてえみとは家族になれないの?と泣きじゃくる。こういう葛藤が随所に描かれているんです。

 

抗えない時間軸の交差、迫りくる別れのタイムリミットです。その中で二人がどのように揺れ動き、そして受容の境地に達するのか?こういった精神の機微を見事に表現しているので、1秒たりともスクリーンからは目が離せないはず。

 

映画の最後にえみバージョンの1日目~30日目も描かれます、特にここの30日目は終盤にしてとどめの涙腺崩壊シーンになりますよ、その目で瞠目していただきたい。あ、ハンカチは絶対にもってけ!

 

この映画で学んだこと

しかし、今、世界中で愛し合っている人間がここまでの境地に達することが果たして可能でしょうか。このような悲しくも切ない運命を背負った二人の若者が悟りの境地に至り、相手の過去を温かい目で見守っていくという姿は、もはや理想を通り越して幻想ですら思えるくらいです。いがみあって上手くいかない、思いやりに欠ける自分がもしどこかにいるのでしたら、いちどこの映画を観ていかに自分にどれほどのチャンスがあるかを実感してほしいくらいですよ。

 

畢竟、我々が普段生きている世界は多くの人と時間軸を共有できることが当たり前になっていて、好きな相手を軽んじてしまい慮る気持ちを忘れがちなのではないかと。映画、観たら今すぐに好きな人のもとに飛んで行って「ありがとう」や「あいしてる」くらい言えるんじゃないかと思うんですよね。

 

ちょっと言いすぎでしたか?でも、それだけわれらにはチャンスがあるんですよ、何故ならみんなで時間を共有し、思い出を紡いでいけるのですからね。やりようはいくらでもある。たかとしとえみは、数奇な運命を愛を超える力で乗り切りました、僕らも今手元にある大切なものをいまいちど見直して、これからの未来に思いを馳せてみませんかー?

 

Twitter評判

公開から2日が経過しました、Twitter界隈の感想はどうなっているでしょうか?一部を紹介します。

はい、みなさんの感動ツイート、ごちそうさまです(笑)

って感じですね。

 

僕は一人で観に行ってズルズルと泣いてきたんですけど、それでも観てよかったなと思える映画でした。もし、大切な誰かと一緒に観覧してその感動を共有できたなら、面白さは倍になるんじゃないかなって。

 

一人でいるのは凄く気楽でメリットもいっぱいあるけど、気の置けない仲の人と一緒だったら楽しいことは倍にできるという素晴らしさもあるよね!まぁ、隣の芝は青いですし一緒にいることの大変さを知っているからこそ、僕は一人でいることを選んでいるのですけど(;^ω^)

 

とりあえず!Twitterでも感動感動の評判映画、ぼく明日を是非とも観に行ってくださいね♪