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ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

北海道にしか生息しない「エゾヒグマ」について勉強してみよう

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私の名前は「ポジ熊」でidはpojihigumaなのですけど、由来は「ヒグマ」から来ているのですよ。ヒグマは北海道にのみ生息している。そして私は北海道民である。ということで「クマ」じゃなく「ヒグマ」から名前を持ってきたのですよねー。

で、よくよく考えたら「ヒグマ」のこと何にも知らねえや!ということでwikiでがっちり勉強してきましたので、皆さんに要約してお伝えします。

北海道のヒグマは「エゾヒグマ」

ヒグマ自体は世界中の寒冷地に分布して生息しているようですが、北海道にいる種は「エゾヒグマ」だそうです。ですので、今回の調査内容はwikipedia「エゾヒグマ」の項から拾ってきたものです。

なお、原文をそのまま載せてもただのコピーコンテンツになってしまいますから、恣意的にかいつまんで記載し、所感などを挟みつつ記述いたします。箇条書き多し。

分布など

  • 日本に生息する陸上動物では最大
  • 北海道の森林及び原野に分布
  • 夏季~秋季は中~高山帯に活動領域を拡大
  • 一部地域の個体群は絶滅の恐れがあるとして指定中
  •  江戸時代末期~明治時代初期は北海道全域が生息域であったといわれる
  • 13世紀までは利尻・礼文にも生息
  • 1万年前の化石で本州以南の生息が確認されている

 

生息域が確実に狭まっているようですね。

地球温暖化もそうでしょうけど、都市化の影響も間違いなくあるでしょう。

 

形態

成獣の(オス・メス)数値

体長(1.9~2.3m・1.6~1.8m)
体重(120~250kg・150~160kg)

※過去最大個体:オス520kg(2007年、えりも町、推定17歳)

毛色毎に呼び名がある

黄褐色系:金毛

白色系:銀毛

頸部・前胸部に長方形様の白色:月の輪

指の数は人間と同じ

前後合わせて20本

 

オスがでかいですねぇ。立ち上がった時の高さが2mほどもあるのですから、圧倒的です。過去最大の個体は体重から比すると通常の3~4倍はあったのでしょうね。

 

生態

  • 発情期と子育て期以外は単独行動
  • 活動時間帯は昼夜を問わず
  • 休息場所は特に決まっておらず気に入った場所で休息
  • 本種は犬掻きによる泳ぎが得意
  • 木登りも得意(体重が軽い個体)
  • 後肢で2本足立する
  • 活動期間は春~晩秋、初冬にかけて
  • 活動地域は平野部から高山帯など様々
  • 越冬で巣穴に籠る時期は晩秋~初冬
  • 出産は越冬期間中に行われる
  • 寿命は野生下では約30歳

 

 

これを見ると神出鬼没な理由がわかりますね。特定の場所にいてくれるのであれば遭遇対策などをたてやすいのですが...。

泳ぎも得意で木上りもする、となると、逃げるのには一苦労しそうです。火も怖がらないらしいですからね。

寿命に関しては短くも長くもなく感じました。

 

食性

  • 雑食性
  • 便秘予防や消化促進のため植物繊維の多い植物も摂取する
  • 主に鳥類と哺乳類、昆虫類、水棲動物ではザリガニやサケ、その他の魚類
  • 鳥類と哺乳類の場合は既に死亡しているものを食べることが多い
  • 共食いをすることがある
  • 非常に多様性に富む(人が食べることができるものも好き)
  • エゾシカを食べる(主に餓死した個体や放置された狩猟個体)
  • 腐敗臭が漂う屍肉も食べる
  • 海岸に打ち上げられて死んでいる海獣や魚類なども餌となる
  • 農作物を食べる
  • 家畜や人を捕食することもある。最初に筋肉から食べ始め、最後に四肢を食べるが、肘から先の部分と膝から先の部分は食べないことが多い。頭部はなおのこと食べないことが多い
  • 成獣は相手を威嚇する時に「ウオー」「グオー」「フー」などの鳴き声を発声する
  • 新生子や子グマは「ビャー」「ピャー」「ギャー」などと鳴く

 

人を食うことなどは滅多になく、しかもエゾシカなど哺乳類を食べる際も屍肉がほとんど。積極的に捕食することは少ないといいます。ですので、手当たり次第に周りの生き物を殺戮する恐ろしい生き物、というのは誤ったイメージということですね。

屍肉を食べても消化器系にダメージを負わない、というのは凄いですね。進化の過程でそのような消化システムを身に着けたのでしょうか?

 

繁殖と子グマの独立

  • 発情期は初夏から夏にかけて
  • 妊娠期間は約8ヶ月間
  • 翌年の越冬期間中に巣穴で出産
  • 産仔数は1 - 3頭
  • 子育てはメスだけで行う
  • 新生子は生後6週目に聴力を得て、7週目に視力を得る。生後4ヶ月で乳歯が生え、母グマと同じものを食べるようになる
  • 1 - 2歳になると親離れする
  • 子グマが繁殖できるようになるのは4 - 5歳
  • 30歳ぐらいまで繁殖が可能

 

30歳くらいまで繁殖が可能...?確か寿命が30歳程度だったような気がします。ということは寿命間際まで繁殖能力があるということでしょうか。

子育て期などは母熊の気が立ちやすいらしいので、できることならば関わりたくないものです。小さな小熊が単体でいるときは、高確率で母熊が側にいることになります。要注意ですね。

 

冬籠り

  • 越冬用の巣穴は山の斜面に横穴を掘り、縦穴は掘らない
  • 他の個体が前回の越冬に使用した穴を使用することもある
  • 岩穴や樹洞を使うことは滅多にない
  • 籠る時期は晩秋から初冬にかけて
  • 冬籠り中の体温は活動時期より4 - 5度下がる
  • 動物園などでの飼育下では、本種を冬籠りさせないことができる(冬ごもりさせる動物園もある)

 

穴を掘れば解りますが、縦に掘るのは本当に大変です。ヒグマもそれは同じようです(笑)

真冬は活動期、というのは意外でしたね。

 

エゾヒグマが引き起こす問題

農業被害

  • 1990年代後半から2000年代にかけて農作物を食べるエゾヒグマが増加
  • 理由:農業従事者減少→畑などに人が入ることが少なくなる→クマが畑や人を警戒しなくなった
  • 被害額は年間で1億円を超えると推定

 

人がいれば近寄らない、とも言えそうです。

山林の伐採により居住場所を追われ・・・というのはあまりにもステレオなイメージなのでしょうか、私の中ではそれが先行していました(;'∀')

 

家畜被害

家畜が襲われる被害は1970年代以降大きく減少している。

 

ふむふむ、これは喜ばしいことですね。

前出の勉強内容では、エゾヒグマは積極的に生きている動物を捕食しないらしいですからね。これが自然なのでしょう。

 

人身被害

  • 札幌丘珠事件(1878年):死者3、重傷者2
  • 三毛別羆事件(1915年):死者7、重傷者3
  • 石狩沼田幌新事件(1923年):死者4、重傷者3
  • 福岡大学パーティー遭難事件(1970年)死者3

など

本州のツキノワグマの場合偶発的に人間を殺傷してしまう例がほとんどであるが、ヒグマの場合、上記の事件では集団の人間を捕食対象として認識し、計画的に執念深く追尾し、捕らえ、捕食し、さらに遺体を持ち帰り食用として保存までしている。

ここは原文で引用させていただきました。

 

一部の個体が人間を狩猟する簡単さと味を占めた結果、このような恐ろしい事件を引き起こしていると聞きます。

しかし、これはほんの一部のヒグマによる悲しい凶行であるため、すべてを悪であるとみなすのは間違っています。

とはいえ、ヒグマは遭遇すれば非常に大きな脅威となりますから、生息域に入るのであれば対策は万全にしておきたいですね。

 

その他、保護や駆除も毎年行われていることが参考先リンクで確認できます。

エゾヒグマ - Wikipedia

 

知床に鮭を捨てるのはやめて

野生動物に餌付けしてはいけない理由は様々ですが

  1. 生態系が崩れる
  2. 自力で餌をとる能力を失う
  3. 人間と自然の境界線が崩れる

などが挙げられます。

3について、特にクマは危険です。

ヒグマなどは最悪です。死人が出ます。

月の輪でも死にますけど...

とりあえず餌付けは厳禁です。人間と交わっていいのは飼い猫や飼い犬などペット化された、責任が持てる範囲まで。知床に鮭放置して責任が取れる人間はこの世にいません。知床の生態を守るためにも、ヒグマと人間の双方を守るためにも、こういうことは決して許してはいけないのです。

 

あとがき

「ヒグマ」は僕のブログネーム「pojihiguma」の由来にもなっています。

北海道出身で地元に矜持を持つ、という意味で何気なくつけて今に至るわけですが、改めて記事にするとなにやら感慨深いものはありますね。

地元北海道は登別の熊牧場では、ヒグマの姿を心行くまで堪能できますが、おそらく彼(彼女)らは自然のヒグマの姿とは似ても似つかぬものなのでしょう。餌をねだって口に手を当てておどける仕草は、どこか不自然さを感じたものです。

では自然のヒグマと人間が相いれるかといえば、おそらく無理でしょう。生活エリアを共有できぬ、お互いに尊重しつつ別の世界で暮らすべき不可侵の関係が理想なのかもしれませんね。

 

以上、エゾヒグマについてお伝えしました。