ポジ熊の人生記

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致命的な夫婦喧嘩をしないために【夏は他所にも聞こえてるよ!】

今週のお題「ちょっとコワい話」

 

夏は窓を開けます。

すると、外の音が聞こえます。

昼~夕方は車が走る音がひっきりなし、夜は虫の音が暑い夏を演出します。

他所の家庭の生活音やらも、時折。大抵は何気ない会話の断片なのだけれど。

こないだの朝は、ちょっと違う音が聞こえてしまいました。

夫婦喧嘩の音が聞こえた

まずは女性の金切り声。相手を罵る言葉が羅列されます。TVならピーが連発です。これがしばらく続く。

んで、次に男性の野太い怒声。荒れ狂う雄の猛り声とでも比喩しましょうか。普通に社会生活を送っていたら、自分があんな声を出すシーンなどは想像もできない具合です。

しばしの静寂の後に、女性のすすり泣く声、そして嗚咽へ。

 

「夫婦喧嘩か・・・」

 

夫婦かどうかはわかりませんが、夫婦喧嘩だろうなという推測のもとで色々と想像するわけです。しかし、深いところまで思慮する前に、まぁ各々いろいろと事情があるよねって感じで思考を止めちゃいます。

 

そんでもって、自分の昔の記憶がリフレインするわけです。

 

体験談

新婚の頃はお互い目をつむるところはつむり、それなりに仲良くやれるもんですけど、次第に我が出てきて、我慢ならなくなるのですね。日常の片隅に潜むささくれみたいな場所に、夫婦の絆という衣が擦れた結果、そこがほつれて最初は糸切れがヒラヒラしているだけなのですけど、次第に穴となり、そして致命的な破たんへと向かうわけです。

 

当家の場合は、その片隅に潜むささくれというのが大変身近なところに潜んでおりまして、具体的には

  • 歩き方
  • 座り方
  • 食べ方
  • 話し方
  • 話の内容
  • 昼寝の時間
  • 食器をしまう場所
  • 荷物を置く場所
  • 道を間違えること

上記は一例ですが、ここのどこかに触れると、それが妻の琴線に触れることと同義になり、途端に雰囲気が悪化するわけでございます。

さっきまで笑顔で会話したり、じゃれ合っていたのに、これのどれかにHITしてしまうことで、向こう2~3日は機嫌が修復不可能となります。ひたすら謝り続けて、気持ちが上向きになるのを待つしか、手立てはない。

 

機嫌を損ねないように損ねないようにと、細心の注意を払いながら生活してはみましたが、こんなことは3年も持つはずがありません。ついに、限界を迎えます。そうなるとどうなるかというと、自衛のためにこちらも怒り始めるのですね。なんとも情けない話ですけれども。

 

そして、夫婦喧嘩へ。やっと主題ですね。お互いに譲らないものですから、罵声に次ぐ罵声が飛び交ったのちに、言葉なき冷却期間が数日~数週間継続します。ときには、連日のように罵声の浴びせ合いが行われることもあって、当家もきっと夏の夜はご近所様に散々、犬も食わないような音声を垂れ流しにしていたことでしょう。

まぁ近所は結構なのですけれど、申し訳ないのは他の家族、特に子供ですよね。夫婦喧嘩は、見せるだけでもDVに該当するそうです。それだけ、子供にとって心理的負荷が非常に大きい。自分の安心できる場所で戦争が起きれば、そりゃ穏やかな気持ちにはならんでしょう。こういう配慮が足りなかった。未熟者同士の哀れな争いだったのです。

 

さきほどは身近に潜むささくれを羅列しましたが、当然、相手にとってみればそれはすべて我慢ならない事項だったわけです。だから、お互い様なんでしょう。一般論で「これだけファシズムな場所で苦しい思いをしたんだよ」とことさらに主張して憐憫を誘うつもりは・・・少ししかありません。

 

僕の未熟なところ、それは相手のパーソンをしっかりと見極めずに見切り発車で同じ屋根の下に住まうという行動を起こしたことですね。過信です。「自分が頑張ればなんとかなる」っていう、根拠のない誇大な自信が、20代の脳を圧倒的に支配して、それに一片の疑いもないままに突き進んでしまった。

今、持ちえる経験を若い頃にフィードバックしてやりたいとも思いますが、時間は巻き戻せないことなど当然のこと。であれば、この経験は今後に活かすものとして自分の中に落とし込み、職場の若者の家庭相談などに応じながら都合の良いメンターとして利用してもらうことで、社会への貢献としたい所存であります。

 

致命的な夫婦喧嘩をしないために

さてさて。どうすればこのような事態を避けられるんでしょうねー。

まずはマッチングを熟考する必要があります。付き合ってすぐに惚れたはれたで駆け抜けてしまうのは危険と言わざるを得ません。職場のオジサンなどは「俺はあいつのことを一目見て運命を感じた」と力説します。そして数十年続いている実績でぶん殴ってきますけど、こういう御方には生存バイアスなどを説明しても道理が引っ込んでしまいそうなので愛想笑いで回避します。話は戻りますけど、付き合って、相手のパーソナリティをしっかりと見抜きましょう。へたに試せとかそういうことを言いたいのではなくて、曇りなき眼で見定めろってことです。アシタカもそう言ってることですし。具体的には数年をかけてじっくりと生い立ちから思想・価値観などすべてをアセスメントし、その上で「この人となら助け合って生きていける」って確信に変わった時に、初めて神に誓いを立ててみてはいかがでしょうか。

次に喧嘩ですが、これが起きる前にワンクッションもツークッションも置けるはずです。例えば相手の言動で納得のいかないことがあれば、その日のうちにカミングアウトします。その際に怒りの感情を表に出してはなりませんよ。それでは喧嘩が勃発してしまいます。そうじゃなくて、できる限り冷静に「今日、○○のことで納得のいかないことがあった。話し合おう」などでしょうか。これ、感情的に持っていかずにしっかりと伝えることができた、にも関わらず相手が激高したり取り付く島もない場合は、その時点であなたはパートナーの心性を見誤ったと言わざるを得ません。さておき、相手と感情的にならずにお互いに意見を言い合い、妥協点を見つけられること。これは非常に重要な夫婦継続のスキルとなります。最初は未熟で形にならないかもしれませんが、そこはパートナーと不断の努力、そしてパラダイムシフトを経て構築してください。

 

番外編ですが、「人と住まない」という手段もあります。根も葉もないっちゅう話ですけどね。僕なんかは、人と住まないほうが良い人種なのかなとも感じ始めてきました。また、数年の一人暮らしを経て、それが確信に変わりつつあります。誰とも住まずに、自分のパーソナルスペースを確保する。安心できる場所をつくる。これって、人によってはとても重要な要素になります。誰かと一緒にいなければ不安なフレンズには理解が難しいかもしれませんが、人と一緒にいて摩擦を繰り返してしまう人は、もしかすると自分のソロ属性に気が付いてないだけかもしれません。いちど、一人で暮らしてみることをお勧めします。案外、しっくりくるかもしれません。

あまり、一人暮らしを猛プッシュはしたくないのですけどね。ただでさえ暗澹たる超高齢化人口減少社会に突入しつつあるこの国の未来は、一国民の立場でミクロでも心配になりますし、子供が生きる未来は、我々よりもずっと長いのです。ですから、できればマッチングに上手くいって、そして相手と折衝を繰り返しながら妥協点を見つけ、子供をもうけて安寧な家庭づくりをして頂きたいというのが本音です。これを実現するには、飾らない自分を相手にどこまで見せることができるか、というのも試されそう。猫や仮面を被っているようでは、マッチングに重大なエラーを来してしまいますからね。アダルトチルドレンな自覚がある場合は、セルフセラピーというか自分をまずは抱きしめて見つめてやる必要もありそうです。長くなりそうなので、この項はこの辺でっ!

 

おわりに

今回のテーマはいちおう「ちょっとコワい話」ということですんで、冒頭の聞こえてしまった夫婦げんかにまつわるものを、ひとつ。

多分、ですけど、あの様子なら・・・1年以内にそこの世帯構成が変わっちゃうんじゃないかなーと思います。

いままであった車がない、こうこうと灯っていた夜の明かりが消えて一室の一部に薄暗い明かりだけが見えるようになった、家の周りに雑草が茂り始めた、などなど。こういうシグナルで「ああ、やっぱり・・・」って勘ぐっちゃいますね。ってか、きっと僕の家も周りはそう見ていたんじゃないでしょうか。さほど興味はないでしょうけどね。

夏の怒号と、中長期的な世帯構成の変化。これが、ちょっとコワい話になるんじゃないかと。

皆さんのご家庭が、末永く平和に続くことを祈っております。

さて、そろそろ外から虫の音が聞こえてくるお時間です。