ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

2017年暮れの北海道猛吹雪記録

記録っつっても大して記録してないんですけど、北海道旭川市在住のはてなブロガーが経験した猛吹雪の一日をログとしてここに残すぜ!

すんごい吹雪

会社の玄関が自動で開く。

そのたびに来客かと思ってダッシュするんだけど暴風で開いたことに気が付いて何事もなかったように引き返す。んで同僚に「今の風じゃんワロス」とか言われんの。いやいや事務所の中で一番来客に反応早いのが僕だから。怠慢してんじゃねえよダボが!

風除室あんのに風除室が風を除しきれてない。こんなん記憶にないんですけどレベルの暴風です。最大瞬間風速が30km/時に迫る感じ。木星の穏やかな気候ってこれくらいなのかなーとかマクロで斜め上な想像をしているうちに終業。帰宅。

 

家の前に車止められないじゃん

ランクルでも埋まりそうな積雪です。膝下ほにゃららcmとかちゃちなもんでは断じてない積雪。これは、うん、停められない☆いやいやそれじゃあ車をどこに置きゃ良いんだよということで、隣人のおばあちゃん宅(敷地は近所の有志にて綺麗に除雪済み)のところにやむなく駐車。んで回覧板回す時くらいしか行かない玄関を開けて、おばあちゃんに「家の前、車止められないくらい雪積もってて困ってるんですよ。除雪が終わるまで少しの間車を停めさせてもらえませんか?」とアサーティブMAXなコミュニケーションで笑顔付きのOKをもらう。

とりあえず玄関の鍵を開けてスウィートホームに一歩踏み入れたんだけど、玄関が閉まらないの。これまじ。何事かと思ったら雪がなだれ込んでドアの閉鎖を障害してやがる。はは、お茶目だなぁ雪は!ってかふざけんなよ・・・そんだけ豪雪だってことです。

家の前を持ち前のパワーでガンガン除雪。3mの高さの雪山にも、てっぺんまで持っていくバイタリティよ。軽快に除雪を進めていくと近所のとっぽいお兄ちゃんが除雪機で雪を吹っ飛ばし出して、なんとこれは奇跡でしょうか、我が家の前まではねてくれるくれる(「除雪してくれる」の意)ではありませんか。普段は「あれは土地成金で二代目だな。あーいうのが資産を食いつぶして落ちぶれていくんだろwww」なんて軽く見てた自分がとっても恥ずかしくなるくらいに感謝の気持ちでいっぱいになりまして。もちろん深々と頭を下げて「ありがとやんした!!」とお礼を述べた次第でありますよ。こういう時に人は見た目に寄らないんだなぁって痛感させられます。ヒゲの兄ちゃん、あんた輝いてたよ。僕に人を少しでも信じようかなという気持ちを起こさせてくれてありがとう!!

んで敷地が終わって家の前の路地もズブズブになってたから、通行した車がタイヤをとられてハマるのを見るのも忍びないなあと思い道路を削ってたんですよ。んでアヤがついたっていうか、隣の隣の平屋のおばちゃんが住む家の近くまで行っちゃったんですね。そしたらおばちゃん「あらー、うちの前までやってくれるの?」とかいっちゃってんの。おいおい除雪なめんじゃねえよこちとら寿命を削って道路削ってんだ、そんな確約のない依頼をさも当たり前のようにさらっといわれようもんならこっちも考えがあるってもんだ、僕はすかさずこう言ったね。「うん、少しだけだよ」まだ人間の血が通っていた模様。イヤー何ね、そこは老人の女性姉妹が肩を寄せ合ってひっそりと生きている世帯なのね。そこで住人がプラッチックに木柄のヤワなスコップでチマチマ除雪してるのを見ると、いたたまれなくなるじゃないですか。僕の社会貢献の導火線に火をつけるわけじゃないですか。

というわけでせっせせっせと除雪をした結果、コロンビアのオムニテックアウターなんか熱くて着てられなくなり、半そでで除雪をし始めた次第ですよ。「ありがとねー」と軽ーくお礼を言われたあたり、肩ひじを張らなくて良いのかもしれない。よし、心肺停止した暁にはおいどんが胸骨圧迫したるわ。まっとれ。

 

散歩で危険な予感がして引き返した

人生初の経験なんですが、散歩へ行ったは良いけど「これは本当にヤバい」と感じて引き返しました。いやね、ツイッターでは

屋外キャスをリクエストする人もいて。そんな地方局のヘルメット被ったアナウンサーじゃないんだからそんなことできるわけないでしょー。

あ、散歩で引き返した話なんですけど、見た目は冬山登山バッチリな装備ですよ。でも、あまりにも風が強くて前方を直視できないんですね。それで否が応でも下を見てしまう。するとどうでしょう、歩道と車道の区別がなくなって方向感覚を失い、危うく車道に飛び出しそうになるじゃないですか。ダンプカーがきたらミンチですよ。

1kmを歩いた頃でしょうか。いつもは20kmを踏破する僕が「これは引き返した方が良い」と判断したんです。北海道は旭川市で生まれ育って、荒ぶる自然に揉まれてきた人間がですよ、本能的に危機を察知して引き返すんです。ここらへんで、どれくらい異常な事態が起きているかを察して頂けると幸いです。

一日の運動目標というものがありまして、僕の場合は1,000㎉ですから、このままでは散歩で消費できない。だいたい、25km歩けば達成できるんですけどね。しょうがないから自宅でエアロバイクを漕いでお茶を濁しましたよ。それにしても、歩くのと比較してエアロバイクはカロリー消費が激しくて良いですね。時短になる。

 

いきなり雪山で車線減少

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こういう標識あれば、すぐに判断できるんですよ。車線減少。

でもね、豪雪地帯ではいきなり車線減少ですからね。前の車が突然右にハンドルを切って、横断歩道も駐車車両もないのにどうしたのよ?って時は大抵雪山で車線が減少しているんです。国道ですら、除排雪が入ってない時は2車線が1車線になるんですよ。これが雪の多い時期の北海道の現実です。

あと、住宅街は中道がズブズブなんですね。轍(わだち)って言いまして、過去に通過した車が雪を掘った跡などを指すのですが、これがとんでもない轍なんですよ。ゆるい雪をかっちゃいた(掘ってしまった)跡なんですね。これにハマるとさぁ大変。四輪駆動じゃなければ、ドライバーの腕がへっぽこだと雪にタイヤを取られて身動きが取れなくなります。ここで人間の温かさを目の当たりにします、なんと近所の家から人が出てきて車を押したりタイヤ周りの雪を掘ったりするんですよ。豪雪で立ち往生してイライラしてる方も多数いらっしゃるかと存じますが、人の温かさに触れるという意味ではこういう経験も悪くないと思いますね。あ、僕は嫌ですよ、埋まるの。

 

あとがき

ま、っちゅうわけで北海道で大雪が降った時は全道各地で様々なドラマが繰り広げられているんだということを、本州の雪のない地域のお住まいの皆様も多少は察して頂けると幸甚であります。

老若男女、みんな除雪をしてますからね。この時期は道路を走ってても除雪をしている人は必ずいます。

でも、こんな豪雪地帯に住みながら、地元を愛してやまない。「雪のないところへ行こう」とは微塵も感じない管理人なのであります。雪の神様と、今後も添い遂げる覚悟はできておりますよ。けど・・・まだ身体が動くうちはいいけれども、歳をとってから除雪しなきゃならんことを考えると、ちょっとしんどいかもわかりません(-_-;)

 

ところでイラストやさん

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これで「大雪」とか生ぬるいっすよ!

こっちいではへたすりゃ車があることすらわからなくなるんですから!