みんな、「Amazonほしいものリスト」って知ってますか?
概要とメリット、さらに「個人情報の漏洩は大丈夫?」をお届けします。
Amazonほしいものリスト
インターネットで買い物する際にお馴染みのAmazonですが、その中に一昔前では見なかったサービスがありまして
「自分のほしいものを公開して、誰かがそれを買って贈ってくれる」
という夢のようなものです。詳細は上記リンク先のヘルプを見てください。とっても簡単に作れますから。
ここで疑問に感じることはありませんか?
そう、個人情報についてですよ。
ほしいものリストってお互いの個人情報はどうなってしまうの?
すっごく気になることだと思うのですよね。
だって、見知らずの誰かが自分の欲しいものを贈ってくれるわけです。それをもって「あれを贈ったんだから、こちらにもお返しがあって然るべきだろ?」なんていうストーカー気質な方がいるかもしれない。
逆に何気なく贈ったほうが、贈られたほうに偏った好意を持ってしまい、ストーカーされるかもしれません。
そうじゃなくても最近では個人情報をネット上で晒すことは死活問題なわけです。なので、迂闊に「欲しいものリスト」なんて作れないのでは?なんて思っちゃいます。
【問い合わせ結果】ID・登録名しか相手に解らないシステム
H28/2/14 10:35にAmazonカスタマーセンターから電話で以下のような回答あり。
「商品を受け取る方についても贈る方についても、判明するのはID・登録名のみ。それ以外の情報はそもそも開示する設定はできない」
例えば
ID:pojihiguma
登録名:ポジ熊
だとしたら、これしか相手側に解らないってことになります。かつて「ほしいものリストは都道府県市町村までバレる」というあの話は眉唾のようですね。
カスタマーセンターはAmazonの看板背負ってやっていると見込んで、信頼できる情報として受け取らせていただきます。
※ここで注意していただきたいのは、IDや登録名を実名に近い形で設定した場合。例えば山田太郎(仮)さんがIDをyamadatarouにして、登録名をヤマダタロウにしてたらフルネームでお察しされちゃうということになりますからね。基本的なことですけど、注意してください。
メリット
相手との距離感を適切に保ちながらお返しができる
なんせこれは大きいですよ。僕もかつてネットの知り合いになった方に個人所有の使わなくなった物品を贈ったことがありますけど、本名から郵便番号から住所からアパートの部屋番号まで丸見えでしたもん。
信頼関係があるからこそ、こういう情報をお互いに提示できるのだろうけど、家族ではないし、100%何らかの事故が起きないとも限らないわけでしょう?そう考えると、賭けですよ。
それにひきかえ、Amazonほしいものリストは最高の距離感を保ちながら、しかも相手の欲しいものを贈ることができます。距離感どころか日本のどこに住んでいるかもわからんので、安全過ぎるくらい。昨今、インターネットのコミュニケーションは距離が縮まる傾向にあるような気もしますが、それにはやはり危険は伴います。そんな中でこのシステムは非常に画期的なユーザーを守る仕組みであると思うのです。
日本全国へ贈ることができる
事業規模にものを言わせて、日本全国のどこにでも贈れます。言い換えれば「お返しするにあたっての物理的障害を排除する」ともいえそう。何か物品をもらったお礼でもいいし、目に見えないサービスを受けた場合でもいい。相手に何かお返しがしたい。けどどうすれば良いのかな。遠いところに住んでいるし・・・。こんな時こそAmazonほしいものリストですよ。しかもこちらから欲しいものを考えずとも、相手が欲しいものを提示しているのだから考える作業が減ります!
デメリット
相手がリストを公開してなければ送りようがない
最大の問題はこれでしょう。例えばバレンタインチョコをもらった相手が遠方にいて、ホワイトデーに何かお返しがしたいと考えたとします。「そうだ、Amazonほしいものリストというシステムがあるじゃないか!」なんて閃いたような感覚に陥りますが、冷静になってみると「・・・そもそも、彼女はリストを作ってない(´・ω・`)」なんてこともあるでしょう。
まさか「ホワイトデーのお返ししたいから、ほしいものリスト作っといてww」なんて言えないでしょう。言えたら言えたで、それは素敵な関係なのでしょうけどね(笑)
このようにそもそも相手がリストを作成した時にのみ、Amazonほしいものリストの様々なメリットを享受できるわけです。ここが重要。つまり、自分でも欲しいものリストは日頃から作っておいた方が損はないということじゃないですかね。
リストインしてる商品の値段が安すぎたり高すぎたりするケースもある
10円の商品を1個だけ載せておいて送料のほうがアホみたく高くなるだとか、逆に数万円~数十万円の商品ばかりで贈る予算を大幅にオーバーしてしまう場合などが考えられます。こういったケースはそもそもAmazonほしいものリスト作成者がそれを半ばネタとして作っている場合には発生するのではないでしょうか。まさか素で数十万円の商品を見知らずの誰かに買ってほしいなんて思ってないはずですよ。・・・ですよね?
ほしいものリストを作る
画像で解説するから、一緒に作ってみよう!
右上の欲しいものリストをクリック
リスト名前を「ポジ熊の欲しいもの」
公開/非公開の設定を「公開」
にしました。次に「詳細を見る」をクリック!
リストに必要事項を記入しましょう。
- リスト名
- 公開/非公開の設定(さっき公開にしたのにリセットされていたため)
- お届け先住所
について編集しました。
なお、右下に第三者の~とありますが、これは僕とあなた、それ以外のそもそもの商品出品者(第三者)を指すようです。ここは問題なさそうですよ。
編集が終わったら「変更を保存」をクリックして完了です。
実際に欲しいものリストへ商品を追加してみましょう。
このリクライニングチェアが欲しい!
なお、商品に辿り着く方法はいつものお買い物時と変わりません。
普段は「カートに入れる」ですけど、今回は「ほしい物リストに追加する」をクリックです。買い物じゃないから気軽感が凄いwww
無事に追加されました。この調子でバンバン追加していきましょう。リストについてはさまざまな方法で通知することができるほか、特定のメールアドレスに直球で送信することも可能!右上のシェア群が便利ですよ。
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以上、「Amazonほしいものリストは個人情報が漏れてしまうのか問合せた」をお送りしました!