羆の人生記

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活動量計としてアップルウォッチ2は優秀か【2か月使用レビュー】

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自宅内で撮影

アップルウォッチ2(Apple Watch Series2)を使用して2か月が経過しましたので、このアイテムが活動量計としてどうなの?に焦点を当ててレビューします。

購入動機

有酸素運動がライフワークだったので、その活動量などを記録できれば良いな、という気持ちです。

また、スマートフォンでGPsを起動させるアプリケーションを用いなくとも、内臓のGPsで経路を記録してくれるのが魅力でした。

また、耐水性能があり、プールや海などでの活動も記録してくれるところが良いなと感じた部分。

Apple Watch Series 2 - Apple(日本)

細かな諸元や特徴は、こちらを参考に。

僕はNikeモデルを購入しました。

使用状況

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5月~7月の活動状況です。

画面は「アクティビティ」というiOSのアプリケーション画面で、アップルウォッチ2で記録したアクティビティと連動しています。

最初の1週間は、目標の消費カロリーを500キロカロリー/dayとしましたが、すぐに物足りなくなって1,000キロカロリー/dayとしました。

外周の赤い円が、目標のカロリー消費をどれだけ達成したかの目安です。仕事の日以外は、随分と達成できたと実感しています。

実際に使った運動の感想

ジョギング

運動前にアップルウォッチ2のデバイス上で、アクティビティを「ランニング→フリー」に設定して走ります。

これだけの動作で、現在の心拍数、速度、1kmあたりの速度が記録されます。また、GPsにより経路も記録されます。

1km走るごとに通知が来て、直近1kmの時速が表示されます。これにより、いつもより遅いペースで走っているのか、それともそうじゃないかが一目瞭然です。時間にこだわって走る人は、かなり燃える仕様でしょう。

信号待ちで時速がやたら冗長になってしまう仕様は、気になります。ここらへんは、デフォルトのアクティビティ機能ではなく、Nikeのアプリで信号待ちなどはカウントしないものを利用するのが良いかもしれません。僕はそこまでこだわらないので、デフォルトのアクティビティを使用しています。

ここまでの記録にしよう、というタイミングでデバイス上で右にスワイプし、終了→保存を押してあげます。こうすることにより、そこで行った運動は、スマートフォンの「アクティビティ」にしっかりと記録されます。経路もばっちりです。

ウォーキング

運動前の設定はジョギングと同様です。

通知は1km歩くことに来ます、時速どれだけの速さか。

アクティビティに記録された際に、経路だけじゃなく歩数までカウントされているのが嬉しいですね。

改まってアクティビティで記録しなくとも、消費カロリー全般はアップルウォッチ2を装着しているだけで記録されます。ですから、もし改まってウォーキングの記録を残したい人は、経路を記録た運動の記録をマメに付けたい人向きかもしれません。

サイクリング

ロードバイクに乗って記録しました。

通知は、10kmごとに来ます。時速、どれだけか。

走行中、今この瞬間にどれだけの速度が出ているのかがわかります。ただ、アップルウォッチ2の画面をちらりとでも見ることになるので、よそ見で事故に遭わぬようお気をつけください。

僕的には、ロードバイクでアップルウォッチ2が輝く理由は以下の3点ですね

  • 現在の速度がわかる
  • 総距離がわかる
  • 走行時間がわかる

ほんと、ロードバイクを乗る際には、もうアップルウォッチ2は手放せないです。従来だと、スマホのアプリを起動して走行を開始してたのですけどね。スマホの画面をちらちら見ながらなんて、危ないし現実的じゃなかったんですよ。でも、アップルウォッチ2ならちらっと見るだけでこれだけの情報を得られちゃうのですから、素晴らしい。

スイミング

地味におすすめ。

というのも、従来ですとスイミングの記録というのは、自分でカウントしなければままならなかったものです。25mプールなどでは、どれだけ往復したかを頭で記憶してなければいけなかった。ここに割く思考のリソースは、決して少なくありませんでした。

しかし、アップルウォッチ2でアクティビティを記録する際に、目標距離を設定しておく。するとどうでしょうか、適当にプールを往復していても、目標までの距離が一目でわかります。半分まで来たら、バイブレーションで知らせてくれる気の利きよう。

距離の測定はGPsではなくて、センサーで水圧を関知するようです。

気を付けたいのは、プールによっては、腕時計が装着不能の場所もあります。僕も、ついこのあいだ、地元のプールでアップルウォッチ2を装着して泳いでいたら監視員さんに止められました。説明しても、無駄でした。ですから、アップルウォッチ2で水泳の記録を残したい人は、プールに入る前にあらかじめ確認しておくと良いかもしれません。

室内自転車

アップルウォッチ2がないと、もうだめ。

というのも、過去に購入した室内自転車マシンのモニターが壊れてしまって、どれだけのカロリーを消費したのかが記録できなくなってしまったんですね。

ここで活躍するのがアップルウォッチ2ですね。これを装着してアクティビティを起動してやれば、今現在の消費カロリーや心拍などが一目瞭然です。これにより、継続するモチベーションがもりもり湧いてくる。今、どれくらい頑張っているかというのは、可視化されたほうが精神的には良いようですね。

リサイクルショップには、室内自転車というのはモニターが壊れていると売れないことが多いです。しかし、まだ粗大ごみのするのは速いですよ。マシンのベルトさえ生きていれば、あとはアップルウォッチ2を装着することで、記録はバッチリとれるのですから。

その他(穴掘り)

家庭菜園の駆け出しで、穴掘りをやったんですよ。んで、その時に買ったばかりのアップルウォッチ2を装着して、どれだけカロリーを消費したのか確認したのです。

そうしたら驚いたことに、1日3時間の強烈な穴掘り作業により、1,000キロカロリーを消費したことを示したのです。穴掘りの労働強度まで、カロリー計算してくれるとは・・・。

移動距離などはほぼ無いわけです、自宅の敷地内なわけですから。では、どうやってそのカロリーを導き出したのでしょうか。心拍数?体動?ちょっと未知な部分が多いですね。

けど、穴掘りはすんごい疲れましたし、1,000キロカロリーを消費したと言われると納得の運動量です。ですので、こういったメジャーじゃない肉体作業における活動量計としても、アップルウォッチ2は優秀であると判断できます。

37,800円は高いよね

2017年7月11日現在でNikeのモデルが37,800円なんだけども。

これ、どう?高くない?

僕はねぇ、高いと思うんだわ!!

ここまで褒めといてなんだけど、高い。

だって、1年間使い続けたとしても、37,800÷12=3150

1か月に3,150円もかかってんすよ?

今日日、格安SIMのスマホを契約する方が安いレベル。

2年間、無事に使い続けても月額1,575円です。ここまでくると、まぁ・・・って感じ。

「うるせえ、apple製品の値段でうだうだ言うな!」っていう林檎信者の方もいるでしょうし、無条件でハイエンドモデルが好きなガジェット狂いの方もいらっしゃるでしょう。しかし、一介のサラリーマンとして、金銭感覚のネジがそこまで狂っていないという自負も持っている僕からして、やっぱり高いですよ、これ(´;ω;`)

ちなみに!

  • 僕が数か月使用したスマートブレスレットのLetscomは3,299円
  • 1か月使用したスマートブレスレットのiWOWNfit i6 Proは5,499円

こいつらは値段の割にお仕事をしてくれました。

おすすめはLetscomですかね。歩数もカウントして、1日の消費カロリーも提示してくれる。アップルウォッチ2と比較すると、あらゆる面で劣るのは仕方ないとは思いますけど。「ちょっと長い距離を歩いてカロリーを可視化したいな」って人は、これで十分ですよ。何度もお金の話になって申し訳ないのですけど、アップルウォッチ2の1年目の1か月にかかる費用が、Letscom1個分ですからねぇ。

比較しているこちらの記事を参照ください。

活動量計の王様

結びになります。

値段が高いだのギャーギャー騒ぎましたが、アップルウォッチ2は活動量計としては王様だと思います。

だって、腕に付けているだけで、1日のアクティビティを記録してくれるんです。自分が目標とする消費カロリーの、何割程度を消費できたかは、円で示す図で一目瞭然です。僕は1,000キロカロリーが目標ですので、仕事の日はなかなか達成することができません。だからこそ、燃えるんですけれど。

そうなんです、アップルウォッチ2は燃えるんです。気持ちも燃えるし、脂肪も燃える。上手いことを言ったつもりになってますけど、実際に脂肪も燃えているんです。消費したカロリーなどアクティビティがここまで可視化されるというのは、これほどに精神に前向きな影響を与えてくれるのだな、と感心しています。もう、1日家に引きこもって運動不足になる日は、来なさそうですよ。余程の事情がない限り。だって、腕につけているアップルウォッチ2が、運動不足を許さないんです。1日の活動量が、人目でわかってしまう。それを見ると悔しくなって、「よし、今日は目標達成したる!」こんな具合に火がついて、身体を動かしてしまうんですよ。

リーズナブルな活動量計を引き合いに出しておいてなんですけれども、それらとは比較にならない、活動量計としての優秀さがアップルウォッチ2は光ります。

バッテリーはどうなのか?

と問われると、これは心配に及びません。1日中、腕に付けている限りはバッテリはーは半分も減りません。

アクティビティ記録を開始して、GPsを起動し、7時間弱でバッテリーが切れてしまうことを確認しています。

もし、全行程で7時間を超えるGPs記録を残したいと考えているあなたは、折り返し地点などで一時休憩し、その隙にアップルウォッチ2を充電されることをおすすめします。

なにはともあれ高級品

購入する場合、自分が以下のタイプに分類されているかを考えてください。

  • 運動を日常的にするアクティブな人
  • 運動の記録を常に残しておきたい人
  • 運動でするダイエットに本気の人
  • 水陸両方の運動を好んでする人

など。これに該当するのなら、アップルウォッチ2を購入する検討ができるのではないでしょうか。しかし、いかんせん、高級品です。贅沢な値段です。購入して、後悔のないように。それが自分にとって最高のデバイスに成りうるか。それが想像できたら、ポチってみてはいかがでしょうか。

僕はもう、アップルウォッチ2がないと物足りなくなっちゃった。