記憶の片隅から引っ張り出してゲームの思い出を綴るシリーズ、今回は『ファーストクイーン4バルシア戦記』です。うわー懐かしい。小さなキャラがごちゃごちゃと動いて面白く、夢中になったものです。
ファーストクイーンは呉ソフトウェア工房が制作
ファーストクイーン (PC-98/1988年、X68K/1988年、SFC/1994年、Win/2001年) - SFC版/Win版にはオルニック戦記の副題が付く。SFC版のみカルチャーブレーンより販売。
ググってやっと思い出したメーカー名。そういや、そんなロゴがポップしていたような気がする。未だに現役の会社なのが驚き(笑)ちなみに、僕がプレイしたのはPS版の『ファーストクイーンバルシア戦記4』。
2010年にWEB動作化ってのが気になったのでググった結果、ちょっと感動する出来事に遭遇。
WEBでプレイしてみた(オルニック戦記)
- ブラウザ:FireFox
- 動画プレイヤーをインストール
この条件をクリアすれば、WEBでファーストクイーンオルニック戦記がプレイできる。
オルニック戦記は初めてプレイしたなぁ。
これもやってみたい!
このごちゃごちゃ感がたまらなく良いんだよね!
戦闘時は、各自で判断して戦ってくれるから、指揮官の気持ちを味わえる。油断していると死んでしまうので気を付けないといけないw
サンプルでは残念ながらセーブすることができない。
片手間に楽しまないで、本品を買ってプレイしよう。・・・というか、いまさらSFCを買い直すのか?そういや実家に本体があったような気がする。ちょっと漁ってみるかな。まさかファーストクイーン(オルニック戦記)がきっかけでSFC本体を掘り起こす気持ちが起きるとは夢にも思っていなかったわけだがw
※呉ソフトウェア工房さんのHPは昔ながらの左1カラムサイドバー構成なのですけど、かなり作りこまれてます。BGM付きで自社のゲームについてわかりやすく丁寧に魅力を語るなど、非常に好感が持てました。是非とも訪れてほしい!
ゲームシステムとか思い出とか(バルシア戦記)
ごっちゃごちゃの乱闘ゲー。勝手に戦って勝手にLVUPして勝手に死んでしまう。肉弾戦だけじゃなくアーチャーやマジシャンもいるし、ヒーラーもいる。固有キャラがいて雑魚とは一線を画す性能なのだけど、そんなキャラが死んでしまった時の悲壮感は異常。なんせ、もう生き返らないのでね(笑)
指揮官が攻撃や撤退をかけて上手に駆け引きを行わないと、部隊が全滅してしまうこともある。真正面からぶつかっては勝算のない相手でも、引き付けながら間接攻撃を中心とすれば勝てたり。工夫が必要なところもまた面白い。
ゲーム開始時は各勢力が懐疑的で棘があるのだけど、色々な条件をクリアしていくと仲間になってくれたりする。色々な種族にそれぞれの特徴があって面白い。また、どこかの種族の肩入れをすると、もう片方が敵勢力になってしまったりなど、外向要素でリアルなシステムも。
後半に仲間になる白い騎馬隊が猛烈に強くて、彼らと主人公で組んだチームが結局は主力になる。それ以外は弱すぎて使い物にならなくなるという(笑)どんなキャラにも第一線で活躍できるようなチャンスが欲しかったかな。例えば平の兵士でも大事に育てれば英雄クラスに進化する、だとかねえ。
戦闘マップではごちゃキャラだけど、戦略マップでは部隊のリーダーユニットがマスを移動するシステム。敵の部隊もホーム目指して進軍してくるから、油断はできない。1軍で最前線で余裕かましてたら、ホームに強い敵部隊が攻めてきて間に合わないなんてこともある。そんな戦略性も醸し出すゲームだったなぁ。
ちょっとしたバグもあったけど、当時は珍しくなかった。ゲームが途中で止まってしまうような致命的なものではなかったし、問題なし。むしろちょっとしたエッセンスとして味が出ているような気もする。
良い意味で時間泥棒なんで、プレイしてみてください。
あとこれ、知ってます?
スマホでファーストクイーンの初代が遊べるんですって。
ごちゃキャラファンは要チェックでしょう。