羆の人生記

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人生長いんだから開き直って生きようぜ!

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「人生長いな」と思いつつ泳ぐカメ人生ってのは、思った以上に長いっぽいです。40歳になって今さらなんですけど。長いですね。というのも、厚生労働省発表の令和元年簡易生命表によれば、40歳男性の平均余命は42.35年らしいんです。まだ折り返しにも来てないじゃん。

と、すればですよ。今、金がない、借金返済がきついとか言ってるのが、なんというか馬鹿らしくなってきたりもするんですよ。順当にいけば借金なんて新たなものをこさえない限りはいつかは終わるわけですし、そうなると生活もかなり楽になる。

苦しいのは、今、なんですよ。だけど、それが件の40年スパンで見たら、こんな問題なんて些末なんじゃないかって。そうじゃないですか?

だから、普段の生き方にしてもそうなんですけど、なにか悩み事があったとしても「どうせあと40年くらい人生はあるっぽいし、だとしたらこんなことで悩んでないで、なんか面白いYouTubeでも見て笑い飛ばして風呂入って寝るか!」くらいの心境になりそうなもんじゃないですか。

遅延価値割引って言葉をご存知ですか。目の前のドーナツ1個を今すぐ食べるか、それとも明日に2個食べるか。ちょっと我慢すりゃ明日にはドーナツ2個になるし、冷静に考えれば明日にドーナツ2個もらったほうがお得じゃないですか。もしくは今もらえる1万円より、1年後にもらえる10万円だったら、ぜったいに1年後のがお得じゃないですか。だのに、今、目の前にぶら下がる人参に食いついてしまう、誘惑に弱い人間。

なんでこの話をしたかというと、遅延価値割引とは直接関係ないんですが、今、目の前にある困難が例えば長い目で見ればいつかは解消すると考えると、その困難を過大に評価しないで、ながーい目で見て「こんなもんはいつか解消する」って考えればQOL上がるよね?って話なんです。

これは何にあてはめても言えることだと思います、失恋にしても家庭にしても子育てにしても借金にしてもそうなんですけど、当面は苦労するかもしれないけれど、まだまだ生い先長いんだから、時間に身をゆだねりゃいつかどうにかなるんだって問題、身近にすごいいっぱいありますよね?

自分の話で申し訳ないんですが、養育費やら家のローンやら親への借金やらがんじがらめなんですけど、ロングスパンで考えればとりあえず10年も経たずにひと段落、20年も経てばふた段落くらいしちゃうんです。20年後なんて、身軽過ぎて職場を早期退職して自由気ままに生きる、なんて夢も広がっちゃうわけです。しかも、その後に人生はあと20年以上も続くんですね、平均値で言えばの話ですけど。だから、あまり現状に悲観しまくって塞ぐよりは、止まない雨はないってくらいの気構えで、生きてる限り丸儲けの精神で図太く生きりゃいいのかなって思うんです。

とはいったものの、繊細な気質で目の前の困難が超ベリーハードに思えちゃうものですから、なかなか瞬間瞬間の苦労というのはそのハーム値が低減するわけでは決してないのですけれども、といあえずあと平均余命は42.35歳あるらしいよ?と考えて開き直るくらいの気持ちで生きよう。メメントモリじゃないけれども、いつどうなるか、もしかすると明日はいきなりおっちんじまう可能性もあるだろうな、って気構えは捨てずに行こうと思います。