ポジ熊の人生記

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MPFL再建術体験記その3(入院生活編)

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前回

MPFL再建術体験記その2(手術・尿道カテーテルの悪夢編) - ポジ熊の人生記

の続きです。

入院期間

1週間でした。

MPFL再建術を受けたら平均7日~10日が入院期間らしいです。

なのでまぁ平均の範囲内で早めだったのかな。

経過

ざっくりいきますと

入院初日

余裕のよっちゃんイカ

ただし初めての手術を控えてか、なんだか不思議な緊張感もあった。

2日目

地獄のベッド生活。

詳細は前の記事参照。

手術部位はずっと冷やしたまま。

ニーブレイスという固定器具を付けっぱなし。

右足はマヒってます。つま先は動きます。足全体を動かそうとすると痛くて無理。

3日目

尿カテを抜いたのが嬉しかった。羽が生えた感じ。

今日からリハ開始。松葉づえ使用。

「手術足には全体重乗せていい」ってマジか?と思った。

とにかく膝が痛くて足を前に出すのが一苦労。

それと、あおむけに寝て足を上に上げるのは、この時点ではどう考えても無理。

4日目

ちょっとここらへんから記憶があいまいなんだけど...

とりあえず日々、筋力は戻っている感じ。ほんと、少しずつだけどね。

あと、膝の感覚も戻っている。看護師がしつこく温度覚をチェックしていた。麻酔で神経障害出てないかを見ていると思われ。

リハの結果、松葉づえは1本でOKということになった。

食事はみんなで食べましょう、というのが入院病院のコンセプトらしくて、食事のたびにフロアに出るという行為を繰り返す。

ただ、あまり仲良くならない(笑)みんなそこそこの日程で退院するもので、べつに一蓮托生というわけでも長い付き合いでもないから、よそよそしい。面白いです。

5日目

寝ながら足を挙げられるようになった。すごく嬉しい。

けど、挙げた時に膝を支点にするもので、そこが手術したホットなゾーンだけに猛烈に痛い。

とにかくリハビリは痛みとの闘いです。術後間もなくは痛みをこらえながらになります。

けど、リハの先生いわく、この痛みに抗えなければ、筋力は衰えるばかりになるだろう、ということでした。

僕と同じく入院していた女子中学生で痛みに弱い子は、リハビリが思うように進まないようでした。個人個人で痛みへの耐性は違うのでしょうが、早い回復を望むのであれば痛みと戦うことをお勧めします。

膝を強制的に曲げるごっつい機械をつけます。名前は忘れた。最大角度は120°で、初日は90°で様子見。1時間もやるw曲げたり伸ばしたり。ギギギギギーという音とともに。

6日目

痛み止めの点滴は2~3日前から止めたんだけど、飲み薬にしてから夜中に手術の足が痛みで病むようになりました。シクシクシクシクと痛みが出ます。夜中の3時に苦痛で目が覚めることもありました。

ただ個人的には痛いのが割と好きで、この苦痛も抱きながら再び眠りについていたのを記憶してます。マゾヒストです。

でも、そんな人ばかりじゃないと思うんで、ちゃんと看護師に相談してくださいね、耐えきれない人。場合によっては痛み止めの点滴を再開してくれるかもしれないですのでね。

 

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室内の固定具は簡易的なものでOKの指示が医者から出ました。

あのごっついニーブレイスとはオサラバです!やったね!

ただ、外(当方北海道で雪道...)はニーブレイスを着けて歩けとの指示がありました。転倒はこの時期、最大のリスクらしいです。とほほ。

7日目

いよいよ退院です。

看護師さんありがとう。

...というシンプルな感謝の気持ちだけじゃないです。

複雑な思いもあります。

 

僕の部屋はナースステーション直近だったので、看護師のトークがけっこう聞こえちゃう。生々しい本音も何度か聞いてしまいました。だから、白衣の天使なんて存在しないんだなって改めて思いました。

 

でも、看護師だって人間です。理想化するのは勝手だけど、不平不満があるのは当たり前。ですよね。

 

でも、でも。

患者にそういうのは聞かせちゃだめだよプロとして(笑)

これはいっておく。

 

退院前に膝矯正曲げ伸ばしマシーーーンを稼働させてもらったが、最大角度の120°に挑戦し、見事成功です(笑)これは膝が外れることはないので大丈夫、とのことでした。しかし、どう見ても拷問器具にしか見えんぜよ。

日々、前進

尿カテが地獄とか、リハがいてえとか散々怖いこと書きましたが、これからMPFL再建術を受ける方にお伝えします。

 

あなたの膝は、日々よくなっていきます。必ずよくなっていきます。だから、頑張ってください。

 

脱臼癖のあった人は、MPFL再建術を受けることで脱臼の恐れが減ると思います。腱を再建できたわけですから、しっかりとリハビリして、インナーマッスルやサポート筋を鍛えたら、もしかすると術前よりもパフォーマンスが上がるかもしれません。

 

僕も、以前はフルマラソンなんて右膝が駄目になるので完走できないだろうと思ってましたが、手術を受けた今となっては、いつかスポーツ復帰して右ひざを強靭にして、フルマラソンも完走してやろうと考えています。

 

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画像は左足と右足の対比です。

 

左足の大腿は筋肉がわかりますが、右足はわかりません。右足の大腿は筋肉が衰えているのです。このように、術後は絶望するくらいに筋力が落ちます。かなり落ち込むポイントと思います。

 

これを、もとに戻して、さらに以前よりも強靭にしよう!とするならば、一朝一夕には敵わないことはお分かりでしょう。相当な努力が必要です。毎日毎日、自己トレも含めリハの日々です。

 

けど、日々前進ですよ。決してあきらめないで、いつの日にかまた足りまわって、自転車をかけて、泳ぐ。そんな日々を目指して、突き進むのみですよ。みんな、がんばろ。

 


 

以上、3つに分けてお届けしたMPFL再建術シリーズはこれが最後です。

今の生活はいうなれば「リハビリ編」ですねw

日々、筋力が回復して嬉しいです。歩く速度も上がってます。室内バイクも漕げます。階段も1段づつ上り下りできます。スクワットもそれなりにできます。膝がガクっと抜けそうになる感覚も減ってきました。

まだ術後3週間ってところですが。術後の経過は個人差があるみたいなんで、僕の体験どおりにはいかないかもしれないです。

だけど、日々よくなっていくことは間違いないです。時には落ち込むこともあろうかと存じますが、止まない雨はない。

この痛みを乗り越えたあなたは、前よりもさらに強く優しく、生きていけると思います。

 

それではみんな、ごきげんよう!

 

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おまけ、術後の足(2週間後)

内視鏡切開痕と、施術痕とが混在しています。