リフレーミングってご存知ですか?
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ること
早い話
「コップにあと半分しか水が入ってない」
と考えるところを・・・
「コップにあと半分も水が入っている」
と考えることですね。
嫌なことはつきもの
例1 朝、出勤時に犬の糞を踏んでしまった
これ、マイナスに考えると
「朝から犬の糞を踏んで気分が悪い」
ですよね。普通は、こう考えちゃうかも。
これをリフレーミングすると
「ウンコだけに運がついたと考えよう♪」
ってところでしょうか。
または「今後、糞に対して注意力が増すことで、大事な場面で踏むことを未然に防げた」とも解釈できますね。
例2 挨拶した同僚が、返答しない
マイナスに考えると
「私、嫌われているのかな?」
ですけど、リフレーミングしちゃうと
「返事できないくらい、嬉しかったのかな」
とか
「忙しいのかもしれない」
とか変換できますね。
赤文字のリフレーミングは、ストーカーになりそうで怖いですけど、これもネガポジ反転技ですね。
例3 約束してた恋人にドタキャンされた
「不誠実すぎる。今後の付き合いを考えねば」
となるところを・・・
「アクシデントがあったのかもしれない」
と考える。
これだけで、随分と心持は変わりますね。
ま、こんな具合に、日常に潜むネガティブ案件を、ポジティブに変換しちゃうのが「リフレーミング」ですね。(管理人解釈)
気持ちは大事
冒頭、コップの水じゃないですけども。
今ある手持ちのカードでいかに勝負するかを考えるか
それとも、手持ちに無いカードで悩むのか
の違いだと考えます。
前向きなのは、もちろん前者でしょ。
これね、結構使えますよ。
卑近な例で僕の場合ですと
離婚経験あり
です。これをマイナスにとらえると
「傷物」
でしょうけど、プラスにとらえると
「経験豊富」
ってことになりません?
無理があるかな(笑)
ともかく、この「リフレーミング」というのは、有効に駆使することで、どんなに辛いことがあっても、前向きに生きていけるだけの力を生み出すことができます。
リフレーミングがへたくそな人
います。
例えば、誰かに道を尋ねた時。
「答える態度が気にくわない」
って怒っている人とか。
いやいや、答えてくれただけ感謝しようよ。
この場合は
「道順を教えてくれて、有難い」
じゃないのかなーと。
例えば、プレゼントをもらって
「気にくわないものをもらった」
って怒る人。
えー、そこは
「どんなものでも、好意として受け取りたい」
じゃないの??
この例、社会不適合者じゃなくて、身近にいる人の実例なんですよね。
傍で見てて、苦しくなる。どうしてそんなに、ネガティブに物事を考えるのだろうか。
世の中のありとあらゆる事象は、ポジティブに変換することができるのに。
リフレーミングしよう
嘘を嘘と見抜く、だとか。
第三者の悪意を回避する、だとか。
そういう悪質な外部からの侵襲に対しては、物理的に精神的に社会的にガードすべく、備えは必要と考えます。
でも、そうじゃなくて、日常の些細なことから、それなりのことまで。ネガティブなことは往々にして反転できるものなのです。ネガティブからポジティブへ。これ、時間にすると1秒もかからない。前向きに捉えることで、心の負債となりうる事象を、むしろ未来への布石に変換することが可能なのですよ。
いつもカリカリして神経とがらせてて、ネガティブで好かれない人は、この「リフレーミング」が苦手なんじゃないかな。
逆に、おおらかな人は、「まぁ、そんなこともあるよ。でも、こういう良いところもあるよね」って、ドーンと構えて朗らかにしてる。だから、好かれるんだと思います。こういう人で、僕はありたいですね。
練習、練習。
何か嫌なことがあった人、さっそくリフレーミングしてみよう。
その嫌な案件を、前向きに変換してみよう。
これ、多分訓練で慣れるのだと思います。
いつもネガティブに物事をとらえていた人、常に前向きに変換する癖をつけてみましょう。
リフレーミングで、生きやすく。
コップにあるのは、「半分しかない」じゃなくて「半分もある」ですよ!
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