ポジ熊です。
今回はGoogleSearchConsole(以下サーチコンソール)を活用して検索アクセス改善を図る方法を、画像を交えて説明します。
はてなブログスタートガイド~アナリティクスとサーチコンソール導入まで
はてなブロガーでサーチコンソール未導入の方はこちらの記事を参照してください。
データを表示させる
サーチコンソールにアクセス
検索トラフック-検索アナリティクス をクリック
4種類すべてのボックスをチェックする
以上で過去4週間のGoogleによる検索クエリについてグラフ及び数値が一覧となって示されます。
データの見かた
これが当サイトのデータについて、下段に表示された数字の一覧です。
左側にクエリが表示されていますが、ここでは伏せます。単独ワードから複合ワードまで様々です。
【クリック数】
Google検索を通じて記事がクリックされた回数
【表示回数】
検索結果に表示された回数
【CTR】
クリック数を表示回数で除算したもの
【検索順位】
検索結果におけるサイトの最上位の平均掲載順位
Search Analytics Report - Search Console Help
詳細はヘルプ参照
活用例
各項目は昇順・降順でソートできます。
表示回数
掲載順位が1桁台のページが並びやすいです。
注目すべきはCTRですね。これが低いということは表示されたにも関わらずクリックされなかったことを示しています。
【改善策】
- 記事タイトル変更
- メタディスクリプション変更
- 掲載順位を上げる(記事内容改善)
CTR
降順でソートしています。
掲載順位が低ければCTRも下がる傾向にあります。
【改善策】
- 掲載順位を上げる(記事内容改善)
掲載順位が1桁にも関わらずCTRが低いものは改善の余地があります。
【改善策】
- 記事タイトル変更
- メタディスクリプション変更
- 掲載順位を上げる(記事内容改善)
掲載順位
昇順にソートした場合は【表示回数】に準じます。
降順にソートした場合は高めのCTRに注目します。掲載順位が低いにもかかわらず、ページを掘り進んでクリックされたことを意味しますので、そのジャンルで掲載順位を上げて記事内容を良くすればさらなる需要が見込める可能性があります。
【改善策】
- 掲載順位を上げる(記事内容改善)
ページの改善後効果判定をする
右端の>>でページ単位の各項目の推移がグラフで確認できます。
改善施策を実施したら、期間を置いて効果判定し、さらなる改善を図りましょう。
掲載順位によるクリック率を改善の指針とする
KOBITさんの解析によると
掲載順位によるCTR平均は
- 1位 39.36%
- 2位 18.21%
- 3位 10.77%
- 4位 7.63%
- 5位 5.56%
です。これを指針にして改善します。具体的には掲載順位1位にも関わらずCTRが20%の場合は、さらに20%弱のCTR改善を見込めるということです。
具体的には記事タイトルやメタディスクリプションの変更など検索ページを見たユーザーが一目で「この記事に欲しい情報がある」と判断してもらうための施策が必要です。
参考記事へのリンク
記事タイトル修正
記事タイトルはSEOとインパクトのどちらを重視するかがポイント - ポジ熊の人生記
メタディスクリプション変更
掲載順位の向上全般
はてなブログSEO対策~記事タイトル・目次・見出し・内部リンクなど
以上、【保存版】サーチコンソールを活用した検索アクセス改善法でした。