「Amazonアソシエイトに参加してブログにリンク設置してるけど、全然売れなくて辛い」こんな人に読み進めてほしい記事!
ポジ熊です。
ブログで収益を発生させる方法の一例として、サイトに広告を設置してクリックされ、1回いくらで報酬を得る「クリック報酬型広告」と、商品リンクを設置してそこから辿って商品を購入した際に報酬を得る「成果報酬型広告」があります。
「成果報酬型広告」として有名な「Amazonアソシエイト」は当サイト開設当初から利用して早15か月が経過しますが、今回はAmazonアソシエイト収益向上のノウハウを全て出し尽くすつもりで書かせていただきます。
当サイトのAmazonアソシエイト収益履歴
開始から半年はほぼ横ばいでしたが、その後は順調に成果を伸ばすことができました。
昨年末はAdsense収益の4~5割を占めるなど、サイト開設当初では予想もしていなかった伸びに驚いていると同時に、大変うれしくも感じています。
「成果が出始めた!」と喜んでいるだけでは今後につながりません。ここを見ている方への参考情報として良いものとすべく、また今後も収益を伸ばしていくためにも、「なぜ収益が伸びたのか?」を検証します。
これ以降はサイト開設当初の僕のAmazonアソシエイトに対する気持ちの移り変わりなどを思い返してテキストにしますが、まずは結論から示します。
Amazonアソシエイトで収益を増やすコツを順序だてて箇条書きにすると
- 自分が買って良かったもの紹介する
- 紹介記事を増やす
- 紹介の仕方に工夫を凝らす
- 過去の紹介記事を修正する
- おすすめ記事への導線を整備する
です。
駄目だった時代の試行錯誤
「とりあえず記事末に関係のある商品リンクを置いておけばOKっしょ」くらいの気楽な気持ちで始めたプログラムですが、これは大変に甘ちゃんな考え方でして、当然成果は全然出ません。
「記事数いっぱい増やせば、そのうち誰か踏むっしょ」これも甘いを通り越して不遜なくらいの体たらく。1000記事書きましたが、成果はそれなりです。先ほどのグラフを見返していただければ理解していただけるでしょうが、これではいつまでたっても現状維持の域は出ない。
で、ちょっと面白いのですけど2016年4月から記事の増産を止めて1記事1記事を丁寧に作っていこうと考え始めてから収益が上向き始めたのですよね。少なからずの影響はあると見ています。
なまじ、ちょっと上向いたからといって付け焼刃なテクニックに走ります。「使ってない商品混じってても、まとめ記事書いとけば収益増えるっしょ」という発想です。これはデデーンアウトーな考え方で、やっちまった感があります。訪れたユーザーのことを全然考えてないんですよね。しっかりと調査していろんなサイトを詳細に分析して、その上でまとめ上げているならいざ知らず、レビューの上澄みだけをすくいあげてそれをメインにしちゃってるなら目も当てられないです。
※現在でもそのような爪痕はサイト内にいくつかありますが順次整理予定です(;´・ω・)
大事なことや工夫
さてさて、紆余曲折を経てなんとなく上向いてきた向上収益を俯瞰してふと、あることに気づきます。「自分の読んで面白かった本や使って便利だったアイテムの紹介記事から売れてる!」当たり前のように感じることかもしれませんが、これって実際に売り上げとして上がったという体験をしなければ実感は難しいかもしれません。
色々な要素がからみあってると思います。自分が読んだ、使った、そしてメリットがあったから多くの人に共有してほしいという強い気持ちがあったから、内容も濃い記事に仕上がった。結果として、SEO効果もあり、検索上位にきて多くの人の目に触れ、それで収益が増えた。これは僕の推察ですけどね。収益性の高い記事は検索でも上位に位置しています。(具体例は後ほど示しますね)
ともかく「最大のコツはこれか!」ということに気が付いたのは、ほんとつい最近です。自分で買って良かったものを紹介すること。これですよこれ!というわけで気になった商品は積極的にAmazonで購入し、気に入ったら記事にするということを時折、行いました。このような記事を増やしていくことで、少しずつですが日々の売り上げが伸びていきます。
「良い紹介記事が増えれば、売り上げも伸びる」ということにも気が付きました。以前からAmazonアソシエイトの売り上げは記事数による、というのを公言していましたが、内容はともかく記事を増やせという邪道な教唆をしており自分もそのような作り方をしていたため結果がついてこなかったんですよ。考え方の大筋は間違っていませんでした、その中でも肝心なのは「良い記事を増やす」ってことだったんですねぇ。
ここまでをコンスタントに続けられる方なら、成長していけると思います。一歩、二歩先に進むような収益化を望むのであれば商品の紹介の仕方も工夫すると良いです。具体的には
- まとめ形式で選択肢の幅を広げる
- 比較の要素を用いて各商品の魅力を引き出す
- メリットだけじゃなくデメリットも伝える
- その商品がどんな人に向いているかを示す
などなど。大事なのは「公平感」と「誠実さ」です。特定の商品を褒めちぎって、かたや「これは最悪、使えない」などと述べるのは良いやり方とはいえません。全ての商品に公平な評価をして並べると良いです、当然良くない点も素直に語ったほうが訪問者には有益です。良い意味で正直であれ、ってことです。
さてさて次は過去記事の修正についてですが、半年も前の記事になると商品リンクも駄目になっていることが多いのですよ、在庫切れだったり販売中止していたり、内容が古すぎて購入されないものになっていたり、と。そういうリンクを最新のものに変えると良いです。変えたあとは日付を添えて変えた内容を記載すれば訪問者に親切です。 収益を増やすには、書いたら書きっぱなしで放置では駄目ということですね、ほかの収益化についてもいえることですが、ブログは不労所得じゃなくてしっかりと手を動かす人が対価を得るシステムなのです。
この項の最後として動線整備についてお話します。まずは以下のスクリーンショットをご覧ください。2枚ともスマホページです。
記事上に表示されます。ここでは僕が読んでお勧めできる本をまとめた記事が4つ記載されています。
次に記事下です。ここでは実際に使って良かった、または食べて良かった商品を紹介するリンクを設置しています。
つまり
自分が読んでよかった買って良かった商品記事へのリンクを、多くの人が目にするように導線を整備した
ということです。
これも収益を増やす大事なコツなんですよ。あまり記事数を増やしすぎると目当てのコンテンツに辿り着きにくくなり、ユーザビリティを悪化させるので適度な配置が必要です。
以上、ここまでは試行錯誤や失敗のエピソード、大事なことや工夫についてお伝えしました。次は売れている商品記事の紹介です!
商品が売れている記事たち
HSPとは?敏感、繊細で感受性が高く生きづらい人へ - ポジ熊の人生記
「HSP」という、管理人も該当するであろう気質について紹介し、それを知る上で有効な書籍を紹介しています。
<記事の強み>
自分も悩んできた項目について熱く語ることで共感を呼ぶとともに、同じ気質の方々に悩みを解決するようなヒントを、実体験を踏まえて伝えている
SEO、シェア数などサイト内でもTOPクラスのパワーがあるページです。
【デカい!】大容量の真空断熱タンブラーはiricoの900mlがお勧め! - ポジ熊の人生記
自宅で使用している大きいタンブラーがいたく気に入って紹介しました。
<記事の強み>
画像+GIFで臨場感を作り出している
万歩計機能が便利なスマートブレスレットを紹介【目指せ1日1万歩!】 - ポジ熊の人生記
購入したことがきっかけで、凄くアクティブになれたアイテムの紹介記事です。
<記事の強み>
アイテムの公称機能すべてについて感想を記すなど、購入ページでは知れない詳細なポイントを網羅している
今後は疑似アイテムも購入して、比較できるページに育てる予定です。
【激うま!】鮭とばの選び方を北海道民が画像で解説します! - ポジ熊の人生記
地元は北海道をメインにして売られている、鮭の旨味を最高に引き出す食品について紹介した記事です。
<記事の強み>
子供の頃から食べてきた経験と、地元の地の利を生かしてコンビニやスーパーに足を運んで調査した画像を使って訴求力を高めている
以上、一部ですが当サイトでAmazonアソシエイトの収益を増やしている記事たちを紹介しましたので、参考にしてください。
最後に
Amazonアソシエイトで商品を紹介し、売れた際に「紹介料」として報酬が発生しますが、商品のジャンルごとにその率が決まっているのをご存知ですか?
0%~10%までありますが、これを押さえておいてAmazonアソシエイトの収益を増やしていく戦略も有効です。僕のサイトでいえばKindle書籍(8%)、食品(8%)などですね。
10%
Amazonビデオ(レンタル・購入)、Amazonコイン
8%
Kindleデバイス、Kindle本、Fireデバイス、Fire TV、デジタルミュージックダウンロード、Androidアプリ、食品&飲料、お酒、服、ファッション小物、ジュエリー、シューズ、バッグ、コスメ、Amazonパントリー対象商品
5%
ドラッグストア・ビューティー用品、ペット用品
4%
DIY用品、産業・研究開発用品、ベビー・マタニティ用品、スポーツ&アウトドア用品、ギフト券
3%
本、文房具/オフィス用品、おもちゃ、ホビー、
キッチン用品/食器、インテリア/家具/寝具、生活雑貨、手芸/画材2%
CD、DVD、ブルーレイ、ゲーム/PCソフト(含ダウンロード)、カメラ、PC、
家電(含 キッチン家電、生活家電、理美容家電など)、カー用品・バイク用品、腕時計、楽器0.5%
フィギュア
0%
ビデオ、Amazon Dash Button
ただ、基本は変わりません、「自分の買って良かったものを紹介し、記事を増やしていく」これが王道です。なので、紹介料率が高いからといって興味のないジャンルの記事を無理やり書こうとすると、良いコンテンツは生まれないかもしれませんね。とはいえ、知っておいて損のない知識です。
あとは紹介料の合計にのみ目を向けるのではなく、クリック数に対してどれだけ商品が売れたかのコンバージョン率を向上させていく意識も、慣れてくれば必要と考えています。商品の紹介の仕方などが強く影響する部分ですね。結構、Amazonアソシエイトって奥深くて面白いです!
以上が僕の知る限りのAmazonアソシエイトの知識です。参考になりましたでしょうか?