羆の人生記

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店内エンドレスBGMで店員さんは頭おかしくならんのか問題

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某日、大型スーパーに行ってきました。

 

今回はそこで感じたとある疑問について語ります。

 

誰でも、いちどは感じたことのある案件のはず...

 

ある日のこと

休日の大型スーパーは激混みでした。

 

駐車場に誘導員が3~4人いて、車がひっきりなしに出入りします。

 

こういったところにも雇用は生まれてるのだな、と、半ばニート状態の心境で達観したかのように穏やかな面持ちでスーパー内へエレガントに入ります。

 

レジは予想通りの大混雑です。

 

商品陳列棚のほうまでズラリと人が並ぶ。

 

老若男女入り乱れた構成。

 

平日は高齢者や主婦が多く、今日のような休日は年齢層に関係なく構成されます。

 

平日土日関係なく過ごす立場からは、こういった部分も見えてきますね。

 

待つのに疲れた人たちを横目に、颯爽とレジフロアを通過。

 

脳をえぐるループ

書店コーナーの脇を通ります。

 

自然と新刊コーナーが目につきました。

 

なるほど、書店の目立つところに新刊コーナーがあるのは納得ですね

 

こうして新刊をまんまと買っていく客がいるのですから・・・。

 

1600円+税。

 

誰かの知識を得る対価としては安すぎるくらいです!

 

 

薬局、100均と順調に用事を済ませ、帰り際に通りかかったレジフロア内の商品ディスプレイ用モニターから流れる音楽を耳にしました。

 

オランジーナのCMでお馴染み、寅さんの「男はつらいよ」の曲です。

 

外国人の高齢男性が美女に気を取られ、少年がそれを見てケタケタを笑う。

 

目にしたことがあると思います。

 

 

これを何度も聞いてるうちにストレスが溜まってきました。

 

 

たったの3~4回聞いただけ。

 

それだけでストレスが発生し始めたのです。

 

たまに見る分には、ほっこりしててとても良い構成のCMなのですが、

 

これを1日中聞かされる店員はどんな気持ちなのだろう?

 

頭がおかしくならないのだろうか?

 

という疑問が湧きました。

 

この現象は何ですか?

帰宅した私は、すぐにこの現象について、googleで調べてみました。

 

関係性のあるいくつかのサイトを巡回します。

 

少し笑ってしまったのですが、とあるサイトではこのようなエンドレスミュージックを「抗えない暴力」と表現していました。

 

なんという適切な表現・・・。

 

この感性を少しでもわけてほしいです!

 

「音楽は社員のためのもので、たまに万引き発生やレジヘルプに切り替えるのです」、というものもありました。

 

むむむ、なるほど・・・

 

突発的な疑問により調べ始めたにしては、予想外に楽めた今回の素朴な疑問。

 

イトーヨーカドーでは「HELP!」「サザエさん」「一週間(トゥリャトゥリャ...)」をエンドレスで聞いたバイト君は、頭がおかしくなりそうだったとのことです。

 

本人にはお気の毒ですが、トゥリャトゥリャのくだりは面白いです。

 

 

マイクやスピーカーを通して発せられたものに、人間はストレスを感じやすいのでは?

 

という考察もあますね。

 

音響や波長による影響なのか?

 

とも。

 

私見

スーパーも顧客が主体であり、「同じ映像やBGMを繰り返し流すことは、顧客が流動的だから必要である」経営側はそう考えているのでしょう。

 

しかし、このディスプレイやCM音楽をひたすら流すことで、どれだけ売上が違うのでしょうか?

 

オランジーナで考えてみます。

 

取り扱いを始めて最初の1か月はモニターでCMを音楽付きで流す。

 

2か月目は視覚に訴える掲示物等で陳列する。

 

その売り上げの差はどの程度のものでしょうか?

 

世間の流行り廃りは目まぐるしいし、1か月前と1か月後の需要はその要素以外で動くかもしれません。

 

が、何らかのTV番組等で取り上げるなどの爆発的なものがない限りはそこまで変わらないと思うのです。

 

だから、1度、こういった検証をやってもらいたいものです。

どれほど数値が変わるのか?

 

予想ですが、売上はそんなに変わらないと思います。

 

少なくとも私はその映像で購買欲求を刺激されることはありません。

 

欲しければ映像も音もなくても目に付けば買いますし、他の商品がすべてモニターでPRされているわけでもなく、音楽付きでもないわけです。

 

でも売れているのです。

 

逆にオランジーナに辿り着く前に周囲で買い物をしていて、「なんど繰り返せば気が済むのか、いい加減にしろ」などとフラストレーションを溜めようものなら、購買意欲を削がれるかもしれません。

 

自分に対してネガティブな感情を与えた商品を買おうという人はなかなかいないのでは?

 

それに、流される店員もたまったものではないでしょう(これを強く言いたい!)。

 

それこそ脳を破壊される行為に等しいです。

 

7時間も8時間も繰り返し同じ音楽を聴くことのストレスや身体的ダメージについて本格的に検証している話は聞いたことがありません。

 

店内のエンドレスミュージックに対して前向きなことを言っている人間は、今回調べた中では1人もいない。

 

みな口を揃えて「頭がおかしくなりそうだった」と言ってます。

 

果たしてエンドレスミュージックに何らかの意味はあるのでしょうか?

 

システム的というか、ハード面の問題もあるかもしれません。

 

例えば有線で流す音楽のサービスに加入していて、それならば100~200種類の音楽があってエンドレス感は薄まるのでしょうが、経営方針として2~3種類の音楽しか流す予定はないし、ほかの音楽をかける予算がない!という事情もあるでしょう。

 

私のようなストレスを感じやすい人間がいたとして、さらにこれがクレームに転じる人もいるかもしれません。

 

が、こういった顧客単体の要望を聞いていられるほど、店側も余裕がないのかもしれませんね・・・。

 

ぽぽぽぽーぽぽーぽぽーの衝撃

頭がオカシクなったわけではありません。この「ぽぽぽぽー」という音楽、地元のスーパーで耳にしたこと、ありませんか!?

「いやいや、BGMなきゃ判断できないでしょ(笑)」とおっしゃられるかもしれませんけれども、僕なんかは「まさか、あれか・・・?」と勘づいちゃいました。

youtu.be

【衝撃事実】スーパーでよく耳にする「ポポポポポー♪ ポポポポポー♪」という曲の正体が判明! | ロケットニュース24

とりあえず、いちど聴いてみてください。

びっくりしました、地元のスーパーオリジナルだとばかり思ってましたから。

まさか群馬県が発祥とは(笑)

以上、小ネタでした。

 

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