羆の人生記

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ブログの方向性で悩んでいるあなたへ

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ポジ熊です。

唐突ですがブロガーに質問!

みなさんは、ブログの方向性をどうやって決めましたか?

何も考えずに始めた人、試行錯誤の末に壮大なプロットをくみ上げて始めた人。色んな人がいると存じます。僕は前者。

ブログ相談を受けていた経験から、割合多かった質問「ブログの方向性で悩んでいます」について書きます。

何がしたいの?

これに尽きます。何がしたいの、と。

  • お金が欲しい?
  • PVが欲しい?
  • 人気者になりたい?
  • 特定の目的を果たしたい?

「方向性」ってことは、どこかに向かっているんですよね。ゴールを設定しなければ、方向というのは定まらないものですから。そのゴールをどのように設定するかで、方向性の決め方も変わってくると思うんですよ。

 

では以下、僕なりの回答を示していきましょう。

 

目的別方向性

先述4パターンについて。

 

お金が欲しい

おう、欲しいか!

僕も欲しいぞ!

わっはっは!!

 

笑い事じゃないですね、ごめんなさい。

 

少なからずーというか、ほとんどの相談者はお金が絡んできます。リアルな話ですけど、お金は大事ですからね。「お金なんて一切いらないんです」という相談者は、現在のところ0に等しい。みんな大なり小なりお金が欲しいんです。

 

さて、「お金が欲しい」が目的の場合は、どういう方向性が好ましいでしょうか?

 

方向性!

 

アフィリエイト記事を書き続ける!

 

 

アフィリエイト記事を書かないと儲けることができません。

※ここではクリック報酬型広告を設置し、PV依存で収益を発生させることを含みます。

 

特定の商品やサービスを売るにしろ、時事ネタで爆発的にPVを稼いでクリック報酬を得るにしろ、とにかく「儲ける」を主眼にしなければ目的は達成できない。ここを強く意識しましょう。

 

とにかく稼ぎたいなら、いっぱい記事を書いてください。

手数が少なければ、お話になりません。

とにかく、コンテンツを詰める詰める詰めまくる。

これが要諦みたいですよ。

  

月並みですけど、Amazonアソシエイトで収益を増やすコツなどを語った記事です。

PVが欲しい

PV欲しいかい、やっぱり!

 

ブロガーにとってみれば、PVというのは一種のロマンみたいなものかもしれません。同時期に始めた周囲のブロガーを横目に、無駄な競争心を燃やしたりなんかして。いやー、初々しい。

 

与太話はこのへんにして、方向性いってみましょう。

 

方向性!

 

検索エンジンに好まれる記事を書き続ける!

 

ほんと、これに尽きます。

 

ミソは「検索エンジンに好まれる」ですよ。

 

その瞬間に爆発しても、一気に揮発してその後は読まれない記事を連発したところで、月間100万PVブロガーにはなれませんよ!

 

とにもかくにもGoogle先生の下僕になり下がる、これがPVを増やすコツです。ヒントになりそうな記事はこちら。

 

 

目的は「PV」ですから。

とにかくPV稼げば達成できるんです。

ゴールを見失わないようにね!

 

人気者になりたい

人気者の定義は難しいですけど

Twitterフォロワーでいえば5000人だとか

はてなブログ読者でいえば2000人だとか

こういう基準あたりですかね。

はてなネタばかりで申し訳ありませんが、レスポンスであるはてなスターをいかに集められるかというのも、少なからずの指標になるのかな?

 

ま!とにかく!

 

何かと話題の尽きない、「ああ、あの人ね」的な有名人を目指したいと。こういうわけですね。でしたら、あなたのとるべき方向性は・・・

 

方向性!

 

自分に素直な文章を書き続ける!

 

これじゃないですかね。

 

誰しもが人気者になれるわけじゃないんですよ。

 

以下にその例を示します。

 

www.hitode-festival.com

 

ここのサイトの管理人ですが、まぁ面白い文章を書くんですよ。

 

僕も何度か足を運んで彼の文章を拝読しましたけど、才能に溢れすぎて眩しいくらいですね。

 

で、「私もヒトデさんみたいになりた~い!」って志望したブロガーが、みな彼のようなスターになれるかといえば

 

否!

 

結局、才能というかポテンシャルで人気者になれるかどうかのふるいが行われるのも、ブログ界の常なんですわ。彼も大変な努力家だけど、それでも生まれ持った天賦の才は、他人にまねできるものじゃないんです。

 

では、才能だけが全てなのか?

 

そんなことはありません。ここで「自分に素直な文章を書き続ける」に戻ります。

 

才能の有る無しはあります。最初の1か月で読者100人になる人もいれば、10人にも満たない場合もある。そんな中で、読者が伸びやすい、ファンが増えやすいブログというのは自分の素直な文章で勝負しているブログが多いんですよ。

 

眉唾と受け取られればそれまでなんですけどね、少なくとも僕はそう思いますよ。自分の本音をぶつけて、裸一貫で勝負している文章のかくも美しきことか。読んでて血潮がたぎるんですよ。本物なんです。

 

自分の文章で勝負していると、ぶつかるのが「アンチ」の存在なんです。人気が出れば出るほど、反発も比例して増えてくる。ここらへんを乗り越えることができれば、あなたの人気者への道は拓けるでしょう。

 

逆に、せっかくいい味を出してきた個性的なブロガーの芽が、ごく少数のアンチコメントなどで摘まれるのも時折、目にします。とても寂しいことです。「あの人、あれにめげずに続けていれば、名を馳せただろうになー」とか、冗談抜きで思ったりします。

 

 

特定の目的を果たしたい

自分の住んでいる自治体で、特定の情報を発信する際に当該ワードでGoogle1位を獲得する、だとか。そういうローカルでニッチな特定の目的を果たしたい、というのも考えられますね。

これは比較的難易度は高くありません。それなりのSEO知識と文章力さえあれば、時間をかけさえすれば目的を果たすことができるでしょう。

 

これに限らず、特定の目的を果たせればそれでOK。

  • 日記を付けるだけで満足
  • 自分の情報ストックとして
  • 特定のクラスタが閲覧する場として

などなど、多岐にわたる理由が考えられます。

ま、つまり、ブログを始めるからといって「お金・PV・人気」目的な人だけじゃないんだよってことを言いたかったんです。 

 

方向性もなにも、自分の好きにやったらいいのではないかと思います。

 

さて、ここからは私事になりますよ~

 

僕がブログを始めた頃の気持ち

「あーーーー辛い、人生辛すぎる、誰か聞いてくれ、この地方のいち都市から発せられる中年の断末魔を誰か聞いてくれぇ~~~!!」

 

が、方向性です。

 

もうね、方向も何もあったもんじゃない。お金・PV・人気とか、そんなこと考えている暇なし。とにかく辛い心中を吐露したくてブログを始めたわけです。

 

そうしたらね、なんか読者がにわかに増えだして、あれよあれよというまにはてなブログのホットエントリーに掲載されて、そんでもって炎上してアンチに可愛がられて。読者が異常なペースで増え続けて今に至るんですよ。

 

お金もPVも、ここまで伸びるとは思ってもいませんでした。「あわよくば・・・」という下賤な気持ちはありましたよ、嘘は言いません。ただ、最初っからブログ飯しようだとか、人気者になろうだとか、そんな大それた夢は無かったんです。

 

ただ、これだけは言えます。

 

ブログを誰よりも楽しんだなぁと。

 

これは自信を持って言えます。あとは「自分の文章を書き続けてきた」ってことですね。少なからずのファンに後押しされて、「こんな文章で大丈夫かな?」って疑心暗鬼になりつつも、それでも自信を持って「公開する」ボタンを押し続けてきたんです。

 

さてさて。

 

方向性って、なんでしょう。

 

僕の現在の方向性はなんだろうって自問すると、「ファンと一緒に楽しくブログ論を書きながら、牧歌的に収益を得つつのんびり運営する」になるのかなと。

 

お金もPVも人気も欲しい。なんとなくブログ運営を続けて、まぁそれらがそれなりに自分のもとに流れてくれば満足かな・・・くらいの。ほんと、のんびりしたスタンスでやらせてもらってます。

 

今でこそこの心境に至ってますけど、ブログを始めた頃はがむしゃらだったんです。計算なんてしている暇はなかった。ただ、自分の思ってることを、全力でぶつけるだけ。

 

  • このブログの方向性は?
  • PVはどこを目指そうか?
  • いくら稼げるだろう?

 

こんな計算なんて、したことないですね。自分の気持ちを整理するのが精いっぱいで。だから、今時のブログを始める人の計算が、良くわからないんです。ブログってそもそも、自分の想いをぶつける場所じゃないのかい?と。

 

時代は変わっているのかもしれないですねぇ。ブログを始めるならば、なぜ始めるのかを考えながら始める。それが現在のスタンダードなのかもしれません。ですが、なんというか、寂しさも感じます。はじめっからブログが打算的なツールとして存在するのが今の当たり前なのかな、と。

そうじゃなくて、喜怒哀楽を表現する自分のメディアとして、自然発生的に浮上してくるのがブログなんじゃないかって。どこかそのような幻想的な観念が自分の中にはあります。

 

ブログを始めた頃の気持ちと、リンクしているのかもしれませんね。