僕ね、最近まで「ブログ書けない病」に陥ってたんですよ。
画像ははてなブログの「こよみモード」。カレンダーみたいに投稿記事が見えます。
歯抜けになってたり、しばらく更新してない時期が続いたりしてるでしょ?
これが「ブログ書けない病」なんですよ。
書きたい時に書きゃ良いし、書けないのは病気じゃないっておっしゃる方、ごもっともです。今回はそういう話じゃなくて、どうも自分でブレーキをかけてブログが書けなくなってるんじゃないかって話ですよ。
連続更新ブログに思うこと
3か月で100記事更新しました!
毎日欠かさず記事をUPしました!
的なエントリが身近なところで散見できます。
こういうのを見てると、また若いブログの芽が育ちつつあるのか・・・とシミジミ感じます。
大多数のブログ新規開設者が挫折していくなかで、こういう人はごく少数なんだろうなーと思いますよ。冗談抜きで。3か月連続でブログ更新とか、もはや趣味を通り越しているレベルですからね。
いやほんと、勢いがありますよ。でも、最初のうちはこういう元気なブログは珍しくないんです。本当の闘い?は、これからかもしれません。
ブログ書けない病の発症
ある日、ブログが更新できなくなるんですよ。タイミングは人それぞれなんですけど、ほんと、突然に。
原因は色々ありまして、それは後述するとして、ここではこの病の症状をお伝えします。
記事を書こうという気持ちが起きない
更新する気力すら削がれている状況です。
ブログのことは日常的に考えるんですけど、いざ「更新する」となると、途端にやる気が0になる。
記事を書いても数百文字で止めちゃう
「・・・やめた、これじゃ駄目だ」みたいな。
文豪が原稿用紙をクシャクシャっと丸めて部屋中に放り投げるような、陶芸家が出来上がった作品を一瞥し、叩き割るような。そんな様相です。
下書きに入れておく人もいれば、そのまま消し飛ばす人もいるでしょう。僕は後者ですね。消しちゃいます。多いときでは、2000文字書いたものを消すことも。
とまあ、ブログ書けない病というのは恐ろしい病なんですね。
なにが恐ろしいかというと、ブログのことはしっかりと頭にあって「どげんかせんといかん」と悶々とする気持ちは抱えつつ、それでも更新にブレーキがかかってしまうという、そういう疾患なんです。厄介なんですよ。
でもこれ、どうやら・・・
自分でブレーキをかけてる
ブログを更新できないのは、あなたの考え方が原因です。
そのパターンを以下に示します。
自分の記事を自分で評価してる
- こんなんじゃ駄目だ
- もっとすごいものが書けるんだ
- 質が低すぎて公開に値しない
こんな気持ちが心の中でグルグルと渦巻いて、自分で自分をジャッジメントしているパターンですね。
あのですね
目を覚ませ阿呆が!!
自分で書いた記事を、どうやって評価できるというのですか。そんなもの、公開してみないとわからないじゃないですか。どれだけのレスポンスがあるかなんて、蓋を開けてみなければわからないんですよ。
その記事が値のあるものかどうかは、あなたが決めることじゃない。読者が決めることなんだ。これを肝に銘じてください。自分で自分の作品を評価して悦に浸ったり鬱になったりするのは、もはや自慰に等しいわけです。
まず、書いてみる。それで、書けるところまで書いたら、迷わず公開ボタンを押す。それでいいじゃないですか。公開ボタンを押した後に、後悔しなければ良いんです(ダジャレ)
今、この瞬間に、迷うことなくキーボードを叩きつけてください。スマホから参戦しているなら、フリック入力でもいいです。流れるようなフリックでいっちゃってください。あなたの心の中にあるその炎を、ブログに全力でぶつければいいんですよ。あとは、読者がそれを見て面白いかどうか判断します。あなたは審判にはなれないんですよ。ただ、作品を投じるだけ。投じなければ、何も始まらないんですよ!
バズって、次が書きにくい
1日で数千PVを弾き出したバズ記事なんて、未経験かもしれません。さぞかしエキサイティングしたでしょうね。そんな鮮烈な記事のあとだからこそ、ハードルが上がっちゃって記事の更新がしにくいのではありませんか??
ま、気持ちはわかりますけど(笑)その1バズごときで、あなたの評判が天の上まで昇ったってわけでもないでしょ。そんなもん、まぐれHITなんですから。冷静になって、次からもあなたらしいエントリを書けば良い。
たった1回、一気にPVが増えたからって、今後の成功を約束するものでもないんですよ。それ、未体験なもんだからドーパミンがドパっと出ちゃって、興奮してるだけです。頭冷やしましょう。そんなものは、毎回続かないです。マイペースな記事を、次からも淡々とUPしましょうぜ。
ネガコメもらって萎えた
どんなネガコメもらったか知りませんけど、そんなものは他者のいち評価に過ぎません。それが正しいか間違っているかなんて、わからないじゃないですか。もちろん、これは自分が正しいか間違っているか、という問題にも当てはまるんですけどね。ま、とどのつまり、気にしたら負けです。
ネガコメで委縮しちゃう人は、ブックマークを30~50程度もらい、初のホットエントリー入りでネガコメがついてしまい、それに当てられるというパターンが多いようです。まぁ、気持ちはわかるんですけどね。これが嫌なら、はてなでホットエントリーに乗るような記事を書かなければ良いんですよ。ブックマークが50を越えれば、大抵の記事にはネガコメもらっちゃうんですから。目立とうとしている人は、日常的にネガコメもらうことは覚悟しないといけませんよ。
アクセス収益UPとか、人気ブロガー目指している人で、「ネガコメをもらいたくない」って人は、現実を知らなすぎるし甘すぎます。あなたが結果や人気の芽を出す頃は、必ずアンチの存在がいますし、ネガコメは不可避です。これをふまえて、ネガコメ後のメンタルケア及びブログ記事更新についても、心を強く持って臨んでほしいと思いますね。
ネガコメが嫌なら、止めるのも良いでしょう。
結語
長々と書いてきましたけど、ブログを更新したくても更新する気持ちが起きない・・・という中級者の方々は、自分でブレーキをかけている場合が多いのではないかと思うのですよね。僕はそうでした。
記事を書いてても「こんなんじゃ駄目だ」とか、自分で評価しちゃう。だから、ヘタにブレーキがかかって、いつまでたっても、ブログが更新できない。Googleがどうとか、質がどうとか。そういう概念を心の中で作り出して、ハードルを上げちゃってるのかもしれませんね。
やっぱあれだ、ブログは書きたいときに書きたいことを遠慮なく書くに限るよ。質とかGoogleとか、そんなもんは二の次だよ。
— 羆 (@poji_higuma) 2017年6月17日
ツイートしましたけど、結局
ブログなんて、書きたい時に書きたいことを遠慮くなく書くに限る
ってことですね。
何をブレーキをかっているのか。
へたなプライドが邪魔してる?
でも、そこまで自意識過剰になることも、ないんじゃね?
あなたのブログ、ファンはいっぱいいるかもしれないけど、ファンが最も見たいと思っているのはどんなところだと思います?
きっと、あなたの本音だと思うのですよね。
それがGoogleに好かれるかどうかなんて、知りませんよ。
ただ、Googleに好かれるためには、個性は特に必要ないですね。
四角四面で綺麗な文体で必要な情報を網羅すればOKです。
でも、ファンはそういうのを見たいわけじゃない。あなたの心のこもった独特の文章が見たいはずです。
ま、つまり・・・良いものを書こう、大作を仕上げようと、巨匠にでもなったつもりで天狗になっているから、邪魔なプライドが記事の更新を妨げているって言いたいんですよ。そんなものは、とっとと捨てなさい。自分で自分の記事を評価するなんて、おこがましいにも程があります。本音をさらけ出しなさい。魂の文章を、キーボードに叩きつけなさい。ファンは、むき出しのあなたの心が見たいのです。お上品にかしこまらないで、書きたいことを遠慮なく書きましょう。
それが、ブログじゃないですか。
・・・と、自分にも言い聞かせる。