羆の人生記

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ブログの更新を長く続けるためには「目的」を持つことが重要

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2016年10月20日の夜更けに何気なく過去の定期購読者を見つめてたら、最終更新日が3桁日前の人が大勢いたのです。

「見間違いかな?」と思ってサイトを訪れてみると、やはり数か月に渡り更新を停止しているものばかり。中にはブログのidを消してる人まで。

「ブログ止めます」なんて辞世の句の如く綺麗さっぱりと去る人はほぼ皆無で、何の脈絡もなくぱったりと止めている人がほとんどです。

ブログを止めるのなんて、それぞれの事情があるのはわかっているのですがね。漠然とした切なさを感じざるを得ません。「明日は我が身か」という想いが惹起します。

アクティブなブログは一握り

2008年1月現在、インターネット上で公開されている国内のブログの総数
は約1,690万(記事総数は約13億5,000万件。)
このうち、1箇月に1回以上記事が更新されているアクティブなブログの数は約
300万で、ブログ総数の2割弱に相当

 

新しい統計データがないのですが、ここ数年でブログ人口が爆発的に増えたようには思えませんので、現在も似たような傾向が続いていると仮定してお話します。

 

アクティブなブログ、月に1回の更新を行っているブログは全体の2割にも満たないそうです。月に1回の更新ですら2割以下という現実がここにはあります。鑑みると「毎日更新すればサイトは育つ!」は無理のない理論に聞こえるから不思議です。

 

いかに「ブログ更新を継続するのが容易ではないか」ということを物語っているともいえるでしょうね。

 

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グラフで見るとこのようになります。

 

インターネット上に公開されるブログは右肩上がりで、現在もこの傾向は続いていると思われます。新規ブログは日々確実に生まれているのです。ですが、青いグラフのアクティブなブログは横ばいです。新規ブログが増える傍らでアクティブブログの数が変わらないということは、相対的に見ると周りでやめていく人が体感的に多く「感じる」のかもしれません。

 

現在、ブログを月に1回でも継続して更新している人は2割以下、さらに更新頻度が上がるとその数はもっと小さくなり、毎日更新者は一握りどころか砂粒をつまむレベルの存在といえるのでは?

 

これがわかったからといって「毎日更新している俺Tueee!」でおさまる話ではないでしょうけれでも、毎日更新者は少し胸を張っていいのではないでしょうか。1年以上も更新を継続すれば、そりゃ100人に1人や2人の割合でしかできないことをやってのけているのですから、結果も自ずと出るでしょうね。しっかりとPDCAを回せばの話ですけれども。

 

長く続けるにはどうしたら良い?

僕の中ではすでに結論が出ています。

ずばり「目的」を持つこと!

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2008年の時点でブログ開設者の開設動機です。

 

あくまでも開設時の動機であり、ブログを運営していく中でそれは移り変わるものなのでしょう。また、各動機に対して追跡調査を実施し、継続率を調べたデータなどはありませんので、どの理由が継続できるか、というのも確かなことは言えません。

 

ですが、僕は思うのです。この中でも「社会貢献」を貫いているブログというのは、おそらく継続率が高い、しかも1年や2年クラスで続いているのではないか、と。これはあくまでも想像の範疇ですが。

 

当サイトは開設時の動機が「自己表現」でした。リアルで悩んでいた時期であり、それを吐露することで少しでもストレス解消に繋げたかったのですね。

 

内在するエネルギー量が大きかったのか、ブログとの親和性が僕のパーソナリティと合致したからなのかは定かではありませんが、更新をパワフルに継続するに至りました。ですが、1年目はどこか漠然とした「なんでブログを続けているのだろう?」という気持ちは間違いなくあって。時折その感情が表出することでお悩み系の記事なども多数更新したものです。

 

でも、今はそのように悩むことはありません。当サイトはついに目的を持つに至ります。後発の新規ブロガーに少しでも道を示すため、「ブログ運営方法を発信する」という方向性を定めたのですね。今まで暗中模索していたブログが、やっとお日様の下に現れたような感覚です。

 

データ上からも、新規ブロガーは日々生まれていることがわかります。「すぐやめる」と考え片手間に開設する人が大多数でしょうが、中にはブログに救いや自己表現を求めて真剣に始める人もいるはずです。そういう人は、「これからどうやって運営していけばいいのだろう?」と本気で悩んでいるに違いない、かつての自分がそうだったように。

 

そんな人にわかりやすく道を示すことが、社会貢献ーーと表現すると大げさですね、まぁ「ブログへの恩返し」とでもしておきましょう(笑)ーーに繋がる。「誰かの役に立ちたい」というエネルギーを継続の動機に注ぐことこそ、安定して更新を長く続けられる秘訣なのではないかな、と今となっては思うわけですよ。

 

おわりに

始めのうちはがむしゃらにでも更新していれば良いのです。目的なんてさほど考えずに、とにかくブログに触って文章を書いて、それがどういう反応を示すのか、また自分の性に合っているのか。それを身体に刻み込むと良いでしょう。

 

数か月が経過し、アクセス数もそれなりに伸びていつか必ず当たります、「更新継続の壁」に。その時はきっと悩みますよ、別にこのままブログを止めてもいいんじゃないかな?なーんて、ふっと頭によぎるかもしれません。僕もかつては何度か想像したことがあります。

 

そんな時は、目的を考え直してみてください。目立ちたい、有名になりたい!でも結構です、お金が欲しい!も立派な動機ですよ。これでも長く続けることは可能ですし、現に続けてらっしゃる方も大勢います。ですが、おすすめは「誰かの役に立つ」です。これはブログを続けるにあたり、悩むことのない力強い北極星となってあなたのブログライフを照らすでしょう。

 

いしたにまさき氏の著書を最近読みましたが、110人を超えるネット著名人に様々なアンケートをとった際にほとんどの人が異口同音「継続が重要」と述べています。

収益が発生するようになったのは3年目から、というデータも多いです。いかに辛抱強く継続するかがネット成功の要であるかは、いうまでもありませんね。

 

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