どうもどうも。
はてなブログで2年ちょいブログを書いているポジ熊です。
今回は「闇を抱えた人はブロガーに向いている」をテーマに、久々のブログ論を炸裂させます。
いちぶ暑苦しい部分もございますがご容赦ください。
ブロガーとは
ブログを書いている人です。
ブログサービスは問いません。
僕の場合ははてなブログでブログを書いていますので、ブロガーです。はてなブロガーとも言いますね。
ブログの意味
人それぞれです。
人生の意味と一緒で、1,000人のブロガーがいれば1,000通りの意味がある、それがブログです。
- 金
- 承認欲求の充足
- 情報の提供
など、大枠では括れますがやっぱり意味は人それぞれあると解釈しています。
どうしてブログで書くのか
確かにTwitterやfacebookまたはLINEのタイムライン投稿などでも自分の近況や言いたいことは書けますが、ブログってのはなんといいましょうか、ハードルがちょいと上がる。
ブログを書いているとレベルが高いとかそういう概念ではなくて、わざわざブログを作ってそこで文章を書いて公開する、という行為にエネルギーを擁するということです。
ってーことは、ブログを長いこと更新する人は何らかのエネルギーを持って自分のブログ更新に勤しんでいるというわけです。
その目的はやっぱり、意味と一緒でそれぞれでしょうなー。
ブロガーに向いている人
さて、本題です。
僕からの視点でブロガーに向いている人を以下に列挙してみましょう。
文章を書くのが好き
ブロガー向きです。
いちじは小説家を目指してたーなんて人にも向いてるんじゃないですか。
ブログによっては写真メインで更新されている人もいますので、ブログ=文章とは言い切れませんが、文章を書くのに適しているはてなブログで2年以上ブログを更新してきた立場としては、やっぱり文章を書くのが好きな人はブロガーに向いてるんじゃね?と感じます。
認められたい
Twitterやfacebookでいいね!をもらうのが好きな人は、適性あると思います。
例えばはてなブログなら、はてなスターというシステムがあって「いいね」的な足跡が残ります。だから認められたいという承認欲求を存分に満たすことができるでしょう。
これの沼にハマって、暴走し炎上エントリを書くまでが様式美みたいになってますが、そこらへんは自己責任。痛い目を見れば人間大人になるもんです。普通は。
闇を抱えている
実はここが本題なんですよ。
人生いろいろ、闇もいろいろ。「色々」と書くのに闇なもんだから黒一色で矛盾してますねーなんて上手いこと言ったつもりは毛頭ありません。
僕もね、割かし闇を抱えてます。そんで、そこがブロガーとしての適性だと感じるのです。話せば長くなるんで、ブログに人生を救われたお話などは記事末にリンク張るので参照してください。
闇を抱えた人は、周囲にそれをなかなか相談できないんですよ。世間様にはとてもじゃないけれど話せないようなことだから「闇」なんですよね。
そこでブログですよ。ここなら存分に自分の身の上話をぶちまけられる。おまけにそれを理解してくれる人も少なからずいるもんだから、孤独(孤立)を感じにくい。「ああ、わかってくれる人もいるんだな」って感じで。
冗談抜きでこのご時世、社会で孤立しないためにブログはおすすめです。人間ってのはですね、たとえ顔を合わせていないインターネットでも、他人が自分の書いたものを見てくれたと認識した時点で「自分は間違いなくこの世界にいるんだ」って自覚できるんですよ。これ、ほんと大きい。こういうのがなくて、誰にも言えず外の世界と断絶して過ごすと、どんどん良からぬ方向に想像力が働いてしまうんです。そして、悲劇は起きる。こういうのを未然に防いでくれるのがブログです。
あとはアウトプットですね。いつまでそんな超重たい真っ黒な荷物を抱えているんですか。一人でも誰かに支えてもらえるなら違いますよ、そりゃ。でも、ずーーーーっと一人きりで背負っている人、いるでしょ?そこのあなたですよ!あなたこそブログをやるべきだ。何故かというとブログにそのことを吐露することで、カミングアウトの役割を果たしてくれるんです。罪の懺悔みたいなもんですよ。自分の心の中に渦巻くダークネスを吐き出すことで、少しでも軽くなる。そういう浄化作用もブログは持ち合わせているんです。
あわせて、自分が今なにでどういう風に悩んでいるのかの心の整理にもなる。僕はねぇ、これにどれだけ助けられたか知れないですよ。ブログで言いたいことをワーっと吐き出して、そんで心を落ち着かせて思いつめた決断などをしなくて済んだ。こんなことが、片手では数えきれないくらいあるんです。
闇を抱えた人がブログを始めるなら
リアルで公言しない方が良い。
これは強く進言します。
なぜなら、書きたいことが書けなくなるから。これじゃ、facebookのキラキラ☆タイムラインと変わりませんよ。背伸びして無理して等身大ではなく虚像の自分を見せちゃう。
人間なんてそんなもんなんですよ、ある人の前ではその人に合わせて調子良いこと言って、またある人の前ではさっきの人の悪口を言う。あさましい生き物なんですよ。
あなたの闇がより闇らしく黒光りするのは、誰にも公言せずにブログを始めた時です。その時こそが真にブログがあなたのパートナーになる瞬間ですよ。
申し添えしておくけど「ブログ=闇」じゃねえよ
「お前がこんなこと書くからブロガーは闇属性扱いされるんだぜ」と言われると、なかなか申し開きに苦慮するところなんですけど、フォローするとすれば世の中にはちゃーんと光属性のブロガーもいて、毎日ポカポカ陽気な日常を綴るブログもたくさんあります。ブロガーだから闇を抱えてるってわけじゃねえんです。これだけは言っておきますよ。
ただ、どうしてもねえ、闇を抱えた人で日々もんもんとしている人には、ブログを始めてほしいんよ。しかも、文章だってけっこう引き込むものを書けたりすんの。「うわ、これはもったいない。一人で抱えるには社会損失だ。この痛みは是非とも共有してあなたも闇のブロガーとして羽ばたいてはいかがだろうか?」なんて余計なおせっかいもしたくなるんですね。
ここまできて記事タイトルを「ブロガーは闇を抱えた人に向いている」から現在のタイトルに直しました。あぶねえ、前後するだけで意味が全然違うでやんの。みんなも主語がでかくならないように気を付けろよ!
あ、「はてなブログでブログを書き始めたい!」って人はこちらね。凝らなければ超簡単だから。文章書くだけなら、十数分後に始められます。