平成28年は年明けから日本列島を大寒波が襲っておりまして、リアルタイムで悲鳴を上げている方が大勢いらっしゃるかと存じます。今回は寒さに負けないための防寒着を、部位別にお勧めしましょう!
なお、管理人は日本でも有数の極寒地、北海道旭川市出身であることを申し添えいたします。
頭部
「こんな装備で大丈夫か?」
(後述の耳あてと併用すれば)「大丈夫だ、問題ない(キリリ)」
意外と人間の頭部は寒さに強いです。問題は耳なんですよねぇ。なお、西日本など気温が下がっても氷点下一けた台の地域は、このニットでも大丈夫です。
-10℃を下回るような地域では、これは欲しいアイテムです。
人間、どうしても手足の指先に意識を向けがちですが、人体で最も体温が下がるのは「外耳」です。つまり、ここの凍傷には気をつけねばならんのですよ。
頚部(首)
頸部の保温はとっても重要!!
心臓に直結する太い動脈や静脈が多数走っている個所であり、そこを冷やすことはつまり身体全体を冷やすことになります。これは死活問題。
上記商品はボタン付きで、化粧や髪型が崩れぬ優れもの。女性にもおすすめの一品です。ネックウォーマーは道民にとって必須アイテム。
上着、ボトムス
上着はダウンジャケットがあればOK!
とにかく風を通さないことです。どんなにファーが付いていようがモコモコだろうが、風が通ってしまうとあっという間に体温を持っていかれます。運動性を重視するならウインドブレイカーでも良いのですが、その場合は必ず裏起毛の防寒性能が高いものを選択してください。
ボトムスも風を通さぬものをチョイスすること!
これは上着と一緒です。風を通すと全てが終わる防寒の世界。厳しい。
お洒落とは相反するベクトルかもしれませんが、凍傷になるよりはマシです。僕はマーモットの防寒ボトムスを使用しています。
手足
防水加工された防寒性が高い商品を買うべし!
荒天になると雪だって降りますよね。そんな時に布地の手袋なんて履こうものなら、あっというまに着氷して濡れてしまい、逆に体温を奪っていく結果になる。なので、しっかりと「防寒・防水」を確認して商品を購入しようね。
極寒地住人には真冬は必須の厚手靴下!
これは西日本にお住まいの方は考えなくてもいいかもしれない。けど、暖房のない避難所生活などを考えると、あっても損はしないと思うよ。
氷点下20℃を下回るような場合、靴がしっかりしていないと足先が凍傷になる危険性があり、その場合は下地にこのような厚手の靴下が必要なのです。
ブーツ
お値段は張るけど性能抜群で長持ちのSOREL!
5年使うと考えれば、損な買い物ではありません。あとはとってもお洒落で、非常時以外でもファッション性を発揮してくれる素敵アイテムなのですよね。
圧雪路面では滑りやすい靴ですので・・・
こちらも合わせて購入されると良いでしょう。
基本的に靴はスニーカーなどの夏用でなければ、靴屋に展示してある割安のスノートレーで十分です。ただ、極寒地の住人にはやはり今回のブーツを推したい。僕も使っているからこそのイチオシです。
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以上、防寒グッズを部位別におすすめしました。
強烈な寒波を、防寒グッズで乗り切りましょう!!
終わり