羆の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

結婚しない男の見分け方! 『超ソロ社会』を読んで思うこと

スポンサーリンク 

バツ有独身の管理人です。

「結婚しない」にカテゴライズされるかどうかは難しいところですが、とりあえず僕は「結婚したい」とは思いません。

今回は書籍『超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃』を読んで、まず面白いなぁと思った「結婚しない男の見分け方」について触れ、そのあと書籍について述べます。

結婚しない(したがらない)男の見分け方チェック質問

  1. 束縛されたくない
  2. 一人の時間を確保したい
  3. 何か問題があっても、まずは自分でなんとかしようとする
  4. 服は無難な色を選ぶ
  5. 自撮り写真はほとんど撮らない
  6. お菓子が好き
  7. 基本的にキレイ好きである
  8. 頑固なところがある
  9. 人の話をあまり聞かない
  10. 言ってることとやってることが違うことが多い
  11. 仕事が好きである
  12. 愚痴を人に言いたくない

以上は書籍117pより引用したチェックリストです。

個別に回答していきます。

 

1 束縛されたくない 〇

これは間違いなく〇です。過去に束縛された経験がありますが、生きている心地がしませんでした。どうして他人に自分の人生を縛られなくてはいけないのか?という不満で日々、悶々としていたのは記憶に新しいです。

「今どこにいるの?」「逐一状況を報告してよ」「こんなに予定を入れないでよ、私を何だと思っているの、もうあなたとはやっていけないわ!」これらは確実に僕の中でトラウマです。

 

2 一人の時間を確保したい 〇

もうこれは譲れません。というか基本的に誰かと一緒にいると消耗するパーソナリティですので。常に誰かと一緒にいたら、自分のライフゲージが0になって、しまいにはマイナスになり、真っ赤っかになってパンクすること請け合いです。

同じ屋根の下に住むとしても、自分の部屋を個別に用意して誰にも干渉されない環境を作ることは必須です。

 

3 何か問題があっても、まずは自分でなんとかしようとする 〇

まずは自分で何とかしますよ、問題があってすぐに「どうしよう、誰に相談しよう!?」なんて混乱せずに、自分でできる解決法を模索して淡々と実行します。その上で「あ、これは自分だけではどうにもならんヤツや」と判断できた時だけ、やっと相談しますね。

僕は甘え下手なんですよ、誰かに仕事を振ることも苦手だし、悩みを相談するのも得意じゃないです。いつも自分で抱え込んで、処理しちゃう。

 

4 服は無難な色を選ぶ 〇

30代も中盤にさしかかると、年相応の色をチョイスするようになりましたね。パステルカラーで派手派手な色を選んでいた若かりし頃は遠い記憶です。ってこれ、結婚したくない、に何か関係があるのか!?

 

5 自撮り写真はほとんど撮らない 〇

良い歳こいたおっさんが自撮り写真とか、目も当てられないので...。Facebookもやってませんし。

 

6 お菓子好き 〇

はい、大好きです。体重落とそうと気を付けている時以外は、めっちゃ食べます。甘いものが大好きです。

 

7 基本的にキレイ好きである 〇

はい、キレイ好きです。家の中とか、散らかっているのが許せないタイプです。

 

8 頑固なことろがある 〇

譲れない部分は譲れません。自分を曲げてまで妥協しない! 

 

9 人の話をあまり聞かない ×

いや、聞きますよ。相手が納得するまで、とことん聞きます。自分の身の上話をする方が珍しいくらいです。

 

10 言ってることとやってることが違うことが多い ×

おおよそ合ってます、言ってることとやってること。

 

11 仕事が好きである 〇

認めたくないけど好きです。とことんやります。

 

12 愚痴を人に言いたくない 〇

どんなに不満があっても、自分の中で消化します。誰かの悪態は、思っててもつきたくないです、自分に返ってくると思っているから。

 

採点

  • 8項目以上〇の人は真性ソロ男であり、結婚したい女性は近づくべからず
  • 全体で〇が3以下の場合はよき夫よき父になる素質あり
  • ただし項目1~3がすべて〇の場合はそれだけでソロ男なのでお付き合いしない方が良いと思われる

・・・いや、これは著者の荒川氏が申したことですからね(笑)

まぁ予想通りですが、僕はガチガチのソロ男ですね。8項目以上〇ですし、1~3にも〇がついてますし。結婚したい人は僕には近寄らない方が良いということです。逆に考えると、僕は結婚したい女性に近づいてはいけない、ということですな!

 

なお、以上のチェック項目は荒川氏が述べているものであり、何らかの統計データに基づくものではないことを申し添えます。

 

さて、あなたはいくつ〇が付きましたか??

 

書籍の解説

以下は各見出しについてざっくりと。

増えるソロで生きる人たち

統計データを用いて、現代の晩婚未婚の状況を俯瞰できます。

ソロで生きる人々を許さない社会

コンサバなハラスメント的「まだ結婚しないの?」発言について警鐘を鳴らしています。ここらへんで苦しんでいる人は助けられるでしょう。

男たちは嫌婚になったのか

草食系男子などの一時期流行した言葉について、データをもとにアンチテーゼを投げかけます。

結婚してもソロに戻る人たち

誰しもが離婚や死別でソロに戻るんだよ、ということをリアルに語っています。

ソロたちの消費

ソロ男子や女子は、マーケティングについて無視できない大きな要素になっているということを実データで解説。この項はビジネスライクな視点においても非常に参考になります。

ソロ社会の未来

哲学ですね、まさかソロ社会が哲学に及ぶとは考えてもみませんでしたが、読んでみると納得できます。「自分とは何か」について「分人」の概念が登場するあたりに個人的な読みやすさを感じました。

 

総評

読みやすくて一気に楽しめる!

 

これが総評です。荒川氏の書く表現は、良く言えばあけすけで悪く言えば馬鹿正直なんですよ、とにかく言葉をそれほど選ばずにズバズバとものをいう姿勢に非常に好感が持てます。

 

出先で読んでいたのですが、思わず笑いそうになってこらえるくらいにサバサバと物事を論じてらっしゃるのが最高でしたね。小難しい理論を並べ立てるというよりは、今時のネットユーザーが親しんでいる言語を駆使してわかりやすく内容を伝えている感じが滲み出ていました。

 

ソロというのは、孤独ではなく、「自己選択できること」である。

 

読んでいて納得せざるを得ない知見でいっぱいです。読み終わったころには、あなたの考え方がシフトチェンジしていること請け合いでしょう。

 

ソロ充を自負している僕にとっては、本当に共感の連続だったこの本。結婚したくてもできない人を始め、あえて「結婚しない人生を選択した」人で世間の風当たりに思い悩んでいる人にも勇気を与えてくれる一冊なのではないかなと。

 

あえて詳細な内容紹介は避けました。多くの人に「実際に」この本を読んでほしいから。 

 

あとはあれだ、男は年を重ねるごとに「若い女性を結婚相手にしたがる」という部分にキッツイ指摘をしているのも面白かったよ、身の程をわきまえないとね(笑)

 

追記

筆者様からRTを頂きました、感激です!!

 

・・・もう少し丁寧に書評すればよかったな、僕も馬鹿正直に書きなぐってしまった(笑)

関連記事