夜の20時~21時に寝て、朝の4時~5時に起きる。
これは断酒してから始まった、いまだかつてない生活サイクルである。
完全に朝型生活に移行した感が凄い。
断酒すると、朝型になるのかもしれない。職場の先輩で一時的に訳があって断酒している人も、夜に何をやっていいかわからなくなって、早寝するようになった、と言っていた。
かくいう自分もそのパターンである。今までは夜に決まってお酒を飲んでいて、日付が変わる前くらいに、よくわからなくなって眠りにつくという習慣があった。
ずーっと長い間、「夜は酒でよくわからなくなる」という生活をしていたものだから、断酒により「クリアな夜」という、未体験でちょっと怖いリアルを目の当たりにする。
夜は恐ろしく、そして孤独を感じやすいのかもしれない。夜に話し合いはするな・・・だかなんだか、そんな話も聞いたことがあるが、感覚で意味は理解できる。夜は人を狂わせる何かがある。狼男の話ではnないけれど。霊の類の話も、だいたいは夜だし。
朝型のメリットは、数えればきりがない。
例えば時間を生み出せることが最大のメリットとして挙げられる。今までは6時30分におもむろに起きて朝飯を食べ、ニュースを見ていたら出勤時間になってしまっていたが、朝4時起きだとそこからロードワークで汗を流して1時間、シャワーを浴びて朝ごはんをゆっくり食べ終わった時点で6時~6時30分である。圧倒的に時間的有利が朝型生活にはある。
集中力が高まるのも朝型のメリットだろう。運動していても、頭の冴えが違うし、こうしてブログを更新していても、言葉が頭から紡がれる速度は、夜のそれとは段違い。今は運動中心の時間の使い方をしているけれど、何か資格を取りたい、だとかネットでビジネスを展開した場合などに、サービス作業時間を朝に割り振ればかなりの効率化を図れることは間違いない。
まだまだあるよー、電気代が安くなるとか。経済的メリットも計り知れない。きりがないのでここらへんで。
逆に、デメリットはどこにあるか?
思いつく限りだが、家族がいた場合、生活リズムが違うので、気を遣うというデメリットは考えられるだろう。誰しもが好きで4時起きをするわけではなく、むしろマイノリティなわけだから。朝の4時に起きてゴソゴソガチャガチャされては、6時台に起きる家族にとっては、たまったものではないだろう。家族持ちの朝活は、ままならないものなのかもしれない。
夜に眠くなってしまう、というのは、デメリットにはならないかもしれない。というのは、そもそも夜に早く寝ることが朝活にセットで入っているから、夜に眠くなってくれないと困るのである。これも、家族、特にパートナーとの生活リズムが合わなくなるというデメリットは考えられる。21時から一緒に見たいテレビ番組があるのに、「俺先に寝るわ、おやすみ」とやられるのも、相手にとっては興ざめかもしれない。けれど、それがこちらの生活ペースなのだから、共同生活に入る前にここはしっかりと説明しておいた方が後々トラブルは少ないのかなと思う。
結論としては、独身者は朝活で損することはほとんどない!ってことになる。
言い切るのは少々はばかられるところだが、仕事に行く前に運動や読書、執筆などの時間を生み出せて、夜にぐっすりと眠れる朝活は、独身者にとって得でしかないのではないか、というのが経験上の持論である。せっかく周りに気を遣う家族もいず、自分の好きなサイクルで生活できるのだから、是非とも独身者の皆様方におかれましては、朝型生活、朝活を実践してほしいなと思うところである。
断酒をすることによって、朝活が容易になることは先ほど述べた通りで。