羆の人生記

ひとり暮らしに役立つ情報を更新します。

映画『ピンポン』ネタバレ感想 鳥肌ものの熱い物語

スポンサーリンク 

f:id:pojihiguma:20161105213925j:plain

●PINGPONG -ピンポン-

映画『ピンポン』観ました。

これで2回目ですけど、今見ても目頭が熱くなる物語ですので魅力を語ります!

何が面白いの?

主役のペコとスマイルが繰り広げる深い友情の絆と、挫折と挑戦を経て栄光を勝ち取る姿に思わず目頭が熱くなるとこと!

魅せ方も半端じゃなく巧みで、卓球試合の模様などは興奮必須のカメラワーク!

いっやほんと、挫折と栄光はどうしてこうも心を揺さぶるのか。同じ方式で訴えかけてくるアニメとしては『弱虫ペダル』などが挙げられます。

脇役も熱い!

卓球教室のオババの人間性が半端ない!挫折したペコを基礎から面倒を見てマンツーマンで付き添い、ペコの復活を助けた第一人者として瞠目すべき存在感を放ちます!

スマイルをかつての自分と重ねて諦めることなく愛し、育て続けたコーチのバタフライジョーも暑苦しいけど本物感が漂っていて最高です。

一度はペコに勝利して、挫折を味あわせたアクマの存在もなくてはなりません。学校を退学になって半グレのようになりましたが、その後もペコに重要な示唆を与えて立ち直らせる大きなきっかけを作ります。ドラゴンとのやりとりも奥が深い。

 

まぁまぁみんなキャラが立ってるというか、濃いんですよね。すんごいインパクトがあるから、一度見たら忘れられないと思う。

 

泣けるシーン!

ドラゴンとペコの宿命の対決!ここにはかなりのパワー配分がされています。ペコが優勢になって試合の最後にはいかついドラゴンが笑いを携え、卓球大好きで型にはまらないペコとの試合を存分に楽しみます。負ける間際も「また、ここに連れてきてくれ」とペコに伝えるドラゴン。マジで熱い!

まぁ、最も泣けるシーンは最高の親友同士が決勝で打ち合うところなんですけどね。これについては後述しますわ。

どいつもこいつも卓球馬鹿

ドラゴンの猛烈な努力、スマイルのひたすら走りこむ姿、そしてオババに揉まれて苛烈なトレーニングを積むペコの姿に、体育会系の煮えたぎるエネルギーを感じます。どいつもこいつも負けず嫌い、だけどそんな卓球馬鹿なお前らが本当に輝いてる!

体育会系丸出しだけど、嫌味はありません。わかりやすい絵面なんだけど、それでいてスカっとするというか。

時を経て泣けるシーンが変わった

1回目に観たときはドラゴンVSペコの試合が印象に強く残ったのですけど、30代になってからは最終決戦のスマイルとペコの試合で泣きました。ええ、マジ泣きです。

だって、スマイルは小さなころからペコをヒーローとして認めていたのです。でも、最近は挫折してすっかり駄目になったペコを見て落胆していた。でも、ペコがまた自分らしい卓球を繰り広げて決勝まで勝ち上がってきた喜びはひとしおに違いありません。

幼いころの思い出、ペコのヒーローエピソード、そしてスマイルの想い。これが複雑に交差して決勝では一種のカタストロフの様相を呈すわけです。もう、これが涙せずにどうしろというのか( ノД`)

それぞれの挫折からのV字回復

ペコ

アクマに負けて一時はタバコ吸いまくってグレたけど、アクマに想いを託されて川にダイブしてからオババと猛練習→最終的には世界で戦う舞台へ。

スマイル

類まれな卓球の才能を持ちながら、相手のことを考えてしまって止めが刺せないままに惰性に卓球を続ける。が、決戦でペコと思いっきり戦い、思い残すことなく卓球をやり切る。

アクマ

スマイルに負けて自暴自棄になり、学校も退学へ。だが、ペコに卓球を続けるように一括。そこ後はペコの復活を自分の目で見て感動。

ドラゴン

負ける恐怖から試合前にトイレに籠る癖があった。しかし、アクマとのやりとし、そして全力で戦ったペコとの試合で自分の大好きな卓球の真髄を見る。

 

ーー

 

ってな具合で『ピンポン』はV字回復の感動効果が半端ない!

 

実際に観てくれ!

今回、紹介した映画でもっとも鳥肌が立つのはドラゴンVSペコでペコが「そこんとこよろしく」って宣言したところ!

 

語っても語っても実際に観た感動は伝えきれないので、是非とも実際に観てほしい。新しい映画じゃないけど、良いものはいつまでたっても良いもんだ。『ピンポン』の魅力は色あせない! 

 

・・・往年の窪塚や迫真の演技の中村獅童も見どころなんですよね。是非とも獅童の「小僧ぅぅぅ!!!」を確認してほしい(笑)

Amazon.co.jp: Amazon Prime

Amazonビデオで配信してます。

※視聴するには、プライム会員になる必要があります。

関連記事