羆の人生記

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ファスティング2か月半で7kg減した話

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ファスティング2か月半で7kg減ったグラフ

令和3年6月から8月中旬にかけて、ファスティングを実施した結果、

体重が7kg以上減った

ことについて記載します。

ファスティングとは? 

www.pojihiguma.com

こちらの記事を参照してください。

期間の長短に関わらず食を断つ、つまり断食のことを指します。

 

経緯

仕事が忙しくなって、「昼飯なんて食ってられねえ」と半ば自暴自棄に昼食を抜き始めたのがきっかけ。それが6月に入ったクソ暑い時期です。

 

やもめ暮らしが長いもんで、自分なりにスーパーの特売で並んだ総菜を詰め込んだ手弁当などを机の上に広げていたんだけれども、どーも食べたあとに頭がボーっとしたり眠くなったりで、思うように仕事が捗らない。

 

「なんつーか、これはもう、飯食ってる場合じゃねえな」と。そういう結論に至ったんです。

 

体重減は当初、そこまで強く意識してなかったんですよ。ただただ、食事がわずらわしくなった、というか。何かを始めるのにキッカケというのは得てしてどーでもいい理由だったりするんですよね。不思議と。

 

まぁ、お腹周りにお肉は気になってました、少しは。春から環境が変わって、ややタイトなズボンを履かなくてはいけないことになって、久々にクローゼットの奥から引っ張り出したズボンの腰回りが容赦なく肉に食い込んでいく。あまりいい気分ではなかったです。はい。

 

で、やり始めはそうでもなかったけれど、2週間くらい経過したタイミングで体重が下降線を辿る。わわ、なんか、どえらく減っていくじゃないですか、体重。

 

始めて1か月くらいすると効果はてきめん。ズボン周りが明らかに楽になっていく。ベルトの穴も1個内側にしなければ、走るとズボンが落ちるんじゃないかっていうくらいに楽になりました。

 

方法

以下、方法を書きます。

  • 朝食・昼食抜き
  • 夕食は晩酌も含めOK
  • 間食はしない
  • 飲み物は糖質のない水・お茶・コーヒーだけ
  • 運動はしてもしなくてもOK

たったこれだけで2か月半、7kg減です。驚きでしょ?

 

朝はもともと食欲ないし余裕でスルー。

昼は今まで食べていただけに空腹感は強く出るけど、午後の仕事してたらそんなもんすぐに消える。

間食は必要なものじゃなくて悪習みたいなもんだから、やらなきゃ慣れる。

 

運動はしなくてもOKと書いたけれど、べつにすることを妨げるものではありません。僕も週末にロードバイクに乗ったり、筋力維持のため筋トレとかしてましたから。

 

ただ、今までと明らかに変わった意識というのは、「痩せるためor体重キープのために運動をする必要はなくなった」ってことです。

 

もう必死こいて筋トレやら有酸素運動やってたわけですけれども、ファスティング関連の本を読み漁った結果、とどのつまり、体重を落とすためにはシンプルに食わなきゃいいだけ、ファスティングすりゃいいだけ、という素晴らしく最適な解にたどり着いたわけです。僕のダイエットにかけた20年以上を返してくれ、と言いたい。

 

で、考え方なんですけど、つまり食事のあとに空腹期間を設けるってことです。それが12時間でも16時間でも24時間でも。体に良いし、減量に繋がります。その間は食べ物を一切、口に入れないでください。36時間とか48時間、72時間とかはベテランの域というか、かなりハードなので医師の管理下でもない限りおすすめできないです。(まぁ~でも、素人でやって36時間までが限界のような気がする個人的に)

 

で、僕のやったのが24時間バージョンの断続的なファスティングってわけ。

 

体調はどうだったか

すこぶる良い。

 

誇張抜きでそう言える。

血圧に関しては上が140を超えていたのが、安定して120前後に落ち着いた。ガチ。

血液検査は現在結果待ちのため、期待してお待ちください。

 

では具体的にどう体調が良かったかを、精神面含め箇条書きにしてみましょう。

  • 寝つきが良くなった
  • 体が軽くなった
  • 仕事中のボンヤリ感や眠気が消えた
  • 集中力が増した
  • 記憶力が増した

ざっと並べると、こんなところ。

 

デメリット

実のところ、あるっちゃあります。

 

ファスティングは長くやってると空腹になりにくいって、書籍には書いてあります。けどねぇ~、実際問題、腹は減るんだってばよ!

 

常に空腹感に苛まれる、飢餓感で絶望的になる、ってわけでもないんですが。やっぱり、定期的に空腹の波は訪れます。じわ~っと胃からおへそにかけて熱くなる感じで、ザ・空腹モードといったところでしょうか、こういうのが一日に何度かあるんです。

 

これを苦ととらえるか、それとも快ととらえるか。普通、苦でしょう。快ととらえる人は相当Mっ気がある、ネジを何本か失くしたストイックな人だと思います。

 

でもでも、実はこの空腹期間こそが、体内の皮下脂肪や内臓脂肪を燃やす重要なセクションなんですよ。それは関連書籍を読めば知識として身につきます。別の機会に生理学的な観点から書きますが。ともかく、「空腹はくすり」と覚えておいてください。減量的にも、総合的な健康面でも、空腹は体に良いんです。

 

本などを読んで知識を得ることができれば、こういった空腹感も御馳走として消化することができるでしょう。しかし、パンピーにとってみれば、ただの苦痛でしかないというのが、現実なのです。

 

かくいう僕はどうなのか、というと、理論的に空腹の健康は頭に落とし込んでいる自覚はあるんですけど、やっぱり、お腹が減るとちょっとストレスかな・・・。耐えきれないほどでもないし、「これは健康にいいんだよね」って頭の中で思えるから、耐えられるけどさ。ふつうのオッサンには無理だね。菓子パン食っちゃうんじゃないかな。

 

それと、地味に嫌なのは「飯を抜き始めた頃は周りがうるせえ」ってこと。「え、昼飯抜くの?死ぬよ?」とか、ほんとうるせえ。いや親切心かもしれないけれど、どーもまだファスティングってのは胡散臭い印象を与えてしまうようです。そもそも人間、1日3食とか食いすぎなんだよ、お前の方こそそんなに食ってたら早死にすっぞ!って声を大にして言いたいところだけれど、日本の常識として「3食をバランスよく」ってのは根強くあるみたいで、それに反した人間を抜け忍の如く誅殺してこようとする。怖い。

 

だもんですから、もし、これからファスティングに挑戦しようという人は、あまり周りに吹聴しないで、こっそり始めたらいいですよ。ランチにいくふりをして外出して、どこかでお昼寝でも決め込んで、何気ないフリして会社に戻ればOKです。なにも、すべての人に理解してもらう必要はありません。あなた自身が健康であればいいのですから。

 

終わりに

本当はね、もっともっと、「なぜファスティングすると、健康を害すどころか体重が減って体調が良くなるの?」ってことを、生理学的にしっかり解説して、眠くなるくらいのウンチクを垂れ流したいところなんだけれど、この記事のメインテーマはとあるおっさんがファスティングを2か月半やったら体重が7kg減ったよ!っていう超絶主観的なものなんで。論調も主観的でいいかな~って。こういうスタイルになりました。

 

もし、あなたも体重が増えすぎて困っていて、ファスティングにチャレンジしたいって思ってるのなら、そんで始め方とか不安とかあるんなら、いつでも相談に乗るのでお問い合わせでもTwitterでもメッセージ飛ばしてください。まだまだ駆け出しのファスティンガーですが、相談にのります。

 

できることなら。この習慣は死ぬまで続けたい。1日1食で済むなんて、これほど素晴らしいことはない。

 

 

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