本業で飯が食えることを前提とすれば。
副業で稼ぐってすごく難しいと感じる、個人的に。
本業で飯を食えるってことは、それなりに肉体的精神的負荷が強くて、使える余暇時間も必然的に少なくなって、バランスをとるために趣味的なことをしていたら、もう残った時間は飯食ってシャワー浴びて寝るだけになっちゃわねえかい?
「それが普通」といえばそうなんだろうけれど、じゃあ、副業で稼ごう!って場合はちょっと、時間がないんじゃないんですかねえ、と。
いやね、これまで何度も副業に手を伸ばしてきたわけですよ、でもその度に続かず、「ま、いいか、どのみち飯は食えるんだし」という妥協で放り出してしまうことがほとんど。
かつてブログ飯を目指して必死にやってた時は、あれは本業が危うくなって追い詰められた末の奮起だったわけで、結局、自分が出力できるリソースってのは100%でしかなく、今、本業に出力してんのが70%、趣味が25%とすればもし副業に手を出したとしても5%程度しか強度が出せないわけだ。そら、うまくいかんわな、と。
で、副業に手を出して上手くいかなくて悩んでいる人にお伝えしたいのは、「あなたのその副業に割いている本気度はどれくらいの割合ですか?」ってところと、これが50%を切っているようであれば、花が咲くことはないんじゃないかなと思います。
ではでは、Youtuberなんて半端な覚悟では成功しないので、本業やめてi can flyするのか?というと、おそらく現実はfryのごとく社会の闇に食われてお陀仏な未来が見え見えなので、しないんですけどね。
本業に至るまでの基礎ってのは、それこそ義務教育から構築が始まっていて、思春期の多感な目線で社会を見つめながら心のキャンバスをグレーに染め、やれ受験だやれ就活だと揉まれに揉まれながら練り上げた基礎の上に成り立っているともいえる。
それと、Youtubeで飯を食うことを同じ土俵に乗せること自体が誤りとも感じます。だから、ブログにしてもYoutubeにしても、その他もろもろの稼ぐ手段にしても、まずはそこに全力を注げる環境を作って、なおかつ石の上で3年は過ごすくらいの覚悟で基礎を築くくらいの覚悟でなければ、やはり飯を食うまでの土壌を作り上げることは困難だ、というのが結論。
単純にすべてを投げうって、別の世界に舵を切ることが輝かしい船出であるとも言い難く、結局、そうやって人生の大転換に至った人というのは、よほど追い詰められたか、あるいは何かを見て聞いて体験してパラダイムシフトが起こった人か、あるいは狂人かのどれか。自分はこのどれにも該当しない。
んでもって今日は、明日の本業のために早寝をするのであります。
※画像は本編と無関係です。ピクサーベイで「あ、綺麗」と思って載せました。