ポジ熊の人生記

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「普通がいちばん」って言えるのは幸運かもしれない

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匿名ダイアリーの記事を読んで思ったことをツラツラと。

才能のない人間の人生ってつまんねーわ

才能

「才能」って辞書で引けば意味はすぐにわかる。

けどここではしない。

僕にとって才能とは「なんにでもあてはまる」もの。

金メダルを獲得するようなものから、誰も知らないマニアックなことまで、ありとあらゆることは才能扱いできる。

多数に認められるから才能、ってわけでもない。もちろん、多数に認められる才能もあるけれどね。

何が言いたいのかというと、物事のとらえ方次第で何でも「才能」視できるというわけ。

で、最近「これって凄い才能だよな」ってのが。

普通がいちばん

って思える発想。

これ凄い才能だと思いませんか。

だって普通なんですよ。

朝起きて、飯食って、仕事いって擦り減って、帰って風呂入って寝る。

これがいちばんだ、と。そう思えることが凄すぎるぜ!

20代では考えもつかなかった。30代も半ばを過ぎて「あれ、もしかして普通って凄いことなんじゃね?」と。

まず、朝目が覚めることが凄い。死んでたら目覚めないからね。生きてるって証拠だ。

次に飯。口から飯を食えるのが当たり前だと思ってる?咀嚼ってのは高等技術なんだよ。それに、生き物が大人しく目の前で食われてくれるとか、ラッキーすぎる。

で、仕事。無職なら仕事すらいけないからね。仕事いきたくねえ、とか贅沢な悩みかと。

そんで帰る場所がある、これも素晴らしい。自分だけのプライベート空間、誰にも侵されない聖域。そこには風呂をためる場所もある。

ま、つまり日常の「当たり前」と思えるあらゆることが奇跡の連続で、それをしっかりと「見る」ことができれば、「普通がいちばん」という考えに行きつくってこと。

って考えられるのは幸運かも

清貧が美徳!なんて落としどころは考えてないし、ここまで述べてきたことは理想論でしかない。

じつは「普通がいちばん」と考えるのは凄く難しいことで、もし考えられるならその人はめっちゃ幸運だと思う。

小さい頃から自己否定の連続で、虐げられ続けて成功体験もこれっぽっちもない壮絶な人生を歩んできた人が「普通がいちばん」って発想を当たり前のようにできるか。難しいんじゃないか。いや、なかにはいるかもしれんが。 

ここでも出てくるんだよな、あの悪魔が。「自己肯定感の欠如」だ。

自分は生きているだけで社会に所属しているし、それだけで人生万歳じゃん。って考えるための根源的エネルギー、それが自己肯定感。

どうやったら、それが身に付くのか。または、欠落した場合にチャージできるのか。色々な人がその方法を求めているけれど、これという正解のない、出口のない迷路のような話。

増田さんの話

増田さん、というのは「はてなアノニマスダイアリー」の書き手を指す隠語。冒頭で紹介した記事の書き手をここでは「増田さん」と呼ぶ。

この人の求めていることは、とてもレベルが高い。

才能って言っても国内トップとか世界上位とかじゃなくていいんだよ。

ユーチューブに歌ってみたを投稿すればチャンネル登録者十万人達成するくらいでいいんだよ。

ツイッターで文章を書けば、10000いいねされるくらいでいいんだよ。

それすらない。つまんな。なんなん俺。

YouTubeのチャンネル登録者数十万人?

Twitterで10000いいね?

凄いことだよこれは。とても僕には成し得ないこと。

とても贅沢に見える。

こんなことじゃなくたって、日々誰かに「ありがとう」とひとこと言われるだけで、それだけで充実した一日になるし、「誰かの役に立っている」って思えれば、ありがとうという言葉すら不要で満足できるんだ。

けど、これも、自己肯定感があればこそ。自己肯定感がないから、日々の当たり前のことに満足できず、モンモンとするんだ。それで、「普通じゃない」これらのハイレベルなことを求めてしまうんだろう。

おそらく、YouTubeのチャンネル登録者数が十万人に達した後は二十万人を欲し、Twitterで10000いいねされれば、次は20000いいねが欲しくなるだろう。欲望の連鎖は続くんだ。 

根本的な心の闇をどうにかしないと、これらの承認で浄化されるようなことはない。やっぱり、自己肯定感を持つことが必要なんだと思います。

おわりに

必要っていわれたって、じゃあ自己肯定感をどう得ていくか?ってなると、答えに窮するんですけどね。小さな成功体験を積み重ねる、だとか、人に感謝されてみる、だとか。そういう地道なことの積み重ねが大事なんじゃないかと。

それと、一人ではどうにもならない闇でもがいているなら、人にそこからの脱出を助けてもらわないといけないかもね。それを得るためには、受動的なだけじゃなくて、能動的に動かなければ物事が動きにくいかもしれない。けれど、そういう深みにはまっている人ほど、他者にヘルプサインを出すのが苦手だったりするよね。難しい話だよ。

まぁ、とりあえず。今回紹介した増田さんは、匿名ダイアリーで思わぬ注目を浴びれて驚いていると思う。これをきっかけに、いろんなブックマーカーの温かいコメントを読んで、今後生きていく上でなんらかの肥やしにしてほしい。

そしていつの日にか、「普通がいちばん」って思える心を作り上げてほしいなと願うね。

 

おわり!