ポジ熊の人生記

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素人ブロガーが目立った、あの頃のはてなブックマーク

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2015年10月にはてなブログで日記書き始めて11月上旬くらいではてなブックマークを50以上もらってアクセスが急増したことをきっかけに、バズる快感にどっぷりと漬かってしまったあの頃のこと、某匿名ダイアリーを読んで思い出したわ。

 

はてブのユーザー層が変わった原因はブロガーが抜けたこと

おうすまんな、5年前の筍の者だ。しかし、個人ブログは今でも燦然と輝いている、何故ならWEBメディアには出せない灰汁と情熱と怨念とその他もろもろを渦巻けるからだ。はてブに関わらず立てよ、ブロガー‼️

2020/06/02 15:30

 

この記事ね。

 

無名の凡人が日記書くだけで1日数千とか数万アクセスをたたき出すということが異常だったと思う。はてなブックマークが3付けば新着にエントリーし、10とか20でさらに注目され、50以上で公式Twitterでツイートされちょっとしたバズを引き起こすという仕組みが、素人が耳目を集めるシステムの根本にあったことは間違いないのだけど、何らかの情報に裏付けされたアカデミックで有用な記事なわけでもなく個人の主観で何かを語るコンテンツがSNSで異常にシェアされるということは運営側がそれをあえて可能にしていたからなんだろうね。

 

だって、もう見かけないでしょ。はてなブックマークで、誰かの日記の類がエントリーするの。たまに見かけてもそれは中身が濃いとかエモーショナルで多くの閲覧者の共感を呼んだとか。そういう場合でしょ。今では炎上狙いをしたところで、エントリーすら難しくなっている。

 

運営側が締め付けたのもそうだろうけど、本来は今のはてなブックマークが健全な形なんだろうな。かつての目立ちができなくなったからといって、個人的に寂しさはない。あの、システムに後押しされて夏の夜の狂乱のごとく注目を集めるという幻想に浸れたのだから、十分に満足したのかもしれない。これから新規で注目されたいと願うブロガーには、非常にハードルの高いサービスになってしまったと思う。一時のボーナスタイムだったのかなって。

 

あと、アクセスがイコールお金に結びついたっていうのも、ブログが好きで文章を書くことが快感な人だけじゃなくお金大好きな金色ブロガーも集まってくる原因になってたよね。ここらへんがごっちゃになってほんとカオスだったw白か黒かで物事は判断できないし、文章を書くのとお金が欲しいのが50:50な人だっていただろうし、各自で割合は違ったのだろうけど。

 

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いやー、それにしても叩かれたよね、稼ぐことを記事にしたり、アフィリエイターを公言してた人たち。そりゃーそうだろうなぁ、今まで居心地のよかったサービスに大挙してお金お金とはしゃぎまわっていたわけだから。安寧が脅かされる感じだったのかな。「稼ぎたい」vs「村を荒らすな」の構図もしばらく続いたよね。沈静化したけどね、稼ぐ人が稼げなくなって船を降り始めたというメインストリームが出来上がったから。ほとんどの稼ぎたい人はワードプレスに移行したというイメージ。移行先までおっかけて見てないからその人たちのその後は知らんけど。元気かいな?

 

かくして、はてな村には平和が訪れた。思い付きで書いたアニメの感想記事が100ブクマもらってTOPに躍り出ることもないし、ウォシュレットの勢いが強すぎてケツが被弾した記事がバズって検索上位にすら上がってしまうこともなくなった。WEBメディアがそれぞれの思惑のもとで情報を発信し、有識者が根拠を示しつつ論理的で筋の通ったことを日々述べるサービス、それが今のはてなブックマークだ(とも言い切れないんでしょ、玉石混交と言いたいんでしょ、でもかつてよりマシでしょw)。

 

ブロガー個人がカリスマ性(詐欺の才能と表裏一体だ)を帯び、それを囲う追従者がいて、さらにアクセスブーストがかかることがシステム側から容認されていたあの頃のはてなブックマークは、もう戻ってくることはないだろう。その頃のブログサービスというか素人も耳目を集めてることが容易だった土壌をもとに「ブログは人生を救う」と恥ずかしげもなく述べていたけれど、今のWEBでは少々、勝手が違う。

 

WEBで生きていくには、それなりの方向性をもって継続して努力する必要がある。それは今も昔も同じなんだろうけど、少なくともあの頃よりは難しいよ。僕が月にそれなりの収入をWEBから得てこれたのは、ボーナスタイムのおかげだ。たぐいまれな文才もなければ、情報をかぎ分ける研ぎ澄まされた嗅覚もないし、無から感動を生み出すタレントもない。はてなブックマークのブーストで酔いしれた、一山いくらの田舎のおっさん。おんなじことをしても、今は通じないだろう。

 

でも、なんとなく。あの頃も今も変わってないことはある。それは「継続は力なり」ということ。方向性の定まらない継続は~論が出てくるけれど、でもやっぱり継続できる人はすごいし、そこからいろんなことを学べると思う。一定量の熱量で毎日世の中に自分の意思を発信し続けて5年も経過すれば、信頼のおける固定ファンもついてくることと思う。数か月もブログ更新が途絶えてしまった今の自分に、これができるとは到底思えないけれど。でも、妄想はする。10年間ブログを更新し続けて、それが何らかの益を生み出すことができるなら。やり通してそれを得てみたいなと。

 

あの、麻薬みたいな理不尽なバズで頭がクラクラするような。凡人がトリップして夢を見てしまうような刺激的なサービスが身近になくて、本当に良かった。サラリーマン辞めたら絶対にダメだね。かつての判断は間違っていないかった。少なくとも自分は、忖度だらけの監視社会で、ストレスを感じつつも命の安全という蜜をすすってちょっとずる賢く防衛的に生きるのが性に合っているわ。致命傷にならなくて済んだよはてなブックマークボーナスステージの乱。