ひとりBBQって素敵ですよね。
誰にも気兼ねせず好きなものを焼いて食って飲んで好きなタイミングで帰るひとりBBQ。
良いですよねぇ~。
天気の良い日に
うちの職場、「今日は暑くなるな、よしBBQだ!」ってデカい独り言を放つおっさんが結構います。その場にいた僕はそれにレスポンスしないと無視したことになりかねず、なんだか対岸の火の粉が飛んできたような気持になって、遠慮がちにこう聞くわけですね。「誰とやるのですか?」と。
そうしたら
「おう?一人に決まってんだろうがぁ!」
と威勢よく返事が返ってきて、豪快に笑っているんです。何がそんなにおかしいのか・・・。まぁ、誘われなかっただけ運がいいのかもしれないけれど。
ひとりBBQってのは、実は僕も割とやるんですよ。持ち家に住んでいるので、実施場所は自宅前の敷地です。近所に火気を使用できる公園や河川敷のない人には縁遠いかもしれないけど、こういった地の利に恵まれた人は、あるハードルさえ超えればひとりBBQにハマってしまう素地がありますよ。
ハードルというのは「一人でやる孤独感」ですね。リア充などは男女混合でBBQパーリーするじゃないですか。あれ、賑やかで楽しそうですよね。世間では、ああいうBBQがもてはやされます。
しかし、ソロはどうでしょう。誘えるような友人もいなければ同僚は煩わしい。しかもお金はそんなにかけたくないときたものです。そこで「屋外でひとりBBQ」というのを選択できるかどうか。ここに多少のハードがあるのではないでしょうか。
ま、ひとりでカラオケ(通称ヒトカラ)一番最初に店に入る時は勇気がいるけど、慣れてしまえばドハマりするようなものですよ。やっちまえば怖いものなし!
おすすめアイテム
以下、ひとりBBQおすすめアイテムを紹介します。
定番の七輪です。
最高に雰囲気を醸し出してくれる必須アイテムですね。
ここでホッケの開きをしっぽりと焼きつつ、酒をチビチビやると最高。
少し大きめの七輪。
丸型の方が個人的には雰囲気が出るけど、こちらは食材を焼くスペースが広いので利便性が高いです。
焼く台に関わらず炭で焼いて食べるというのは、かくも美味きものかと毎回舌を巻く次第です。
座る椅子。展開も収納も素早くできる、ドリンクホルダー付きのものがお勧めです。もちろん、個数は1個でOK。なんてったって一人ですからね。
チェアにつける傘があればなお良し。
一人焼肉というのは天気の良い日に行いがち。ということは照り付ける日差しも強烈であることが予想されます。
日焼けを防止するほか、熱中症の予防にも役に立ちます。
知り合いに見られないようにするにも便利。
収納が折り畳み式で超コンパクトな机。ここに肉や野菜、タレや取り皿を置く。地べたに置くのは非衛生的でよろしくないですからね。
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以上の4点セットを置いて火を起こしたあたりから、一人BBQというのはぐっとムーディになります。アスファルト路面の文明の香りがする場所から離れ、自然に囲まれた場所でこれができるなら、さらなる開放感があなたを包むでしょう。
ひとりBBQの愉しみ
肉を選んでみてはいかがですか?
普段より良い肉を食べるのですよ。精肉店なんかに行っちゃって。豚や鳥ばっかり食べてるけど、今日はお日様の下で炭火で牛なんて焼いちゃうぞー!みたいな・・・
こういう、普段食べない食材をここぞとばかりに焼いて食べ、「おいしー!」と叫べばもうそれだけでドーパミン全開で多幸感に包まれます。
これを繰り返しているうちに脳内で「ひとりBBQやる」→「普段食わない食材を食べる」→「(゚д゚)ウマー」→「脳汁出る」→「ひとりBBQが病みつきになる」というサイクルが出来上がって、ひとりBBQやるだけで幸せになれる人になれますよ。
どう??
ま、とりあえず、ひとりでジュジュっと炭火で肉焼いて、生ビールをキュッと喉に流し込んでみて下さいよ。大抵の悩みなんか吹き飛んじゃいますから。