最近は「漫画」や「イラスト」で衆目を集めるブログを良く目にします。「イラストでファンや人気を集めているブロガーたち」について紹介した後にそれらについての所見を述べたいと存じます。お付き合いください。
絵で訴求力のあるサイトたち
交流のある方から面識のない方まで様々ですが、僕の知っている範囲で紹介します。各サイトの隅々をチェックしているわけではありません。ここで載せている管理者様で都合の悪い方はどうかご一報を。
はてなブログのコミュニティを題材にした漫画等を描いていることで有名です。プロの漫画家さんですね。このサイトは僕がはてなに来て初期の頃から知っていました。
ブログ開始初期にはスター等の交流があったのですが、少ししてからなくなりました。今はライブドアに移転されています。
やめて!ハハのライフはもうゼロよ! Powered by ライブドアブログ
こちらもライブドアに移転されたブログですね。「お、なんか注目されているな」と感じて間もなく移転してました。絡む機会はなかったです。
現在、交流のあるはてなブロガーさんです。クオリティの高い漫画とはてな的マニアックさ、さらにBL要素も盛り込んで人気が乗りに乗っているブロガーさんです。そのうち、ライブドア引き抜きされちゃうのかな。僕個人も取り上げてもらったことがあります。
4つのブログを例に出しました。露出度の高いサイトさんでとりあえず思いついたものを上げてみましたが、まだまだ影響力のある方は多数いらっしゃると思うのですけどね。とりあえずは4つ。
何で表現するか
先ほど挙げた方々はイラストで訴求力を発揮していますが、人間はだれかに自分の訴えたいことを伝える際にその手段を各自で持っているものです。ある人は直接的な会話で、ある人は文章で、ある人は歌で。自分の想いを伝える方法で最もしっくりくるというか適性のあるものをチョイスできるかどうか。これは重要な概念であると考えます。
僕はイラストが描けません。歌はそれなりですが多くの人を惹き付けるほどの歌唱力はないし、抜群のダンスセンスもない。直接的なコミュニケーションは得意ですがインターネットでは発揮しにくい。であれば自分が訴求力を発揮できる最上の手段としてはやはり「文章」なんですよね。思いっきり熱量を込めた文章を自分のメディアにたたきつけて公開すること、それが今自分ができる最も有効な意思発信の手段なのかなと思うんです。
あなたの表現は、どんな手段を持って最大限に発揮できるでしょうか。ブログ運営で考えてみると、全ての人が文章で勝負できるわけじゃないです。ましてや絵の才能がある人も一部でしょう。であればもしかするとまだ自覚していない何らかの才能が眠っていて、それを見つけたら瞬く間に人気者になれる可能性もあるということですよ。僕も「文章が適している」って勝手に自己評価していますけどもしかしたら文章以上に何か才能の有る表現方法が眠っているかもしれない、それとまだ出会ってない可能性もありますね。そう考えると何かワクワクします。
イラストが描ける人たちが羨ましかった
「もしもピアノが弾けたなら」じゃないですけど、もし自分がイラストが描ける力があれば、表現の幅はもっともっと広がったんだろうなって想像していた時期がありました。そして、絵画力のある人たちを羨ましくも思ってました。時折、文章を書いていても「このシーンを絵に起こしたら面白そう」って自分で考える時があるんですよ。でも、自分には絵を描く才がない。だから想像の範囲で収まってしまうんです。
でも、今では「羨ましい」という概念はなくなりました。絵を描ける人たちでも、僕のように文章を連ねることが苦手だ、という人もいます。一長一短で、その人が自分の得意分野で勝負しているだけに過ぎないんだな、と。そう考えたんです。僕がこうして自分の考えていることを文章化できるのも、実はすごく幸せなことで恵まれた一つの才なのかなって、そう思うようにしたんです。そうしたらイラストを描けないことはマイナスな要素じゃなくてたまたま僕に備わっていなかった才だった、ただそれだけのこととして認識することができたんですね。
あなたの表現力はどこで活きるか
僕は文章を書ける、自分の考えていることを公開してみんなに見てもらうことができる。想いを伝える手段を持てたこと、本当に幸運に思います。そしてイラストで人気を博しているブロガーさんは自分の才覚をブログという媒体で具現化して表現できるので、これまた幸運だと思います。
ここを見ているあなたも、自分に合った表現する方法を必ず持っていると思うんですよね。「イラストブログが人気だから、私もイラスト書けば人気者になれる」というのは間違いです。イラストを描いても絵が上手い、もしくはそのイラストが訴求力を持つようなパワーを帯びなければ人気は出ません。
ですので、イラストで成功している方々の才が自分にもあると考えるのは止めて、自分にその才がないと判断できたのなら、ほかの表現方法で自分の意思を発信し「これだ!」と思えるようなものに出会えればそれで邁進すればいいのではないでしょうか。とりあえず僕は文章でしばらくは勝負し続けたいと思います。できるだけテキストで想いを起こして、発信し続けます。