どもども。
今日は13kmを散歩したんだけど、
上司から聞いていた「美味しい干し芋」のお店に立ち寄って念願の干し芋を手に入れたぞ!
そう かんけいないね
殺してでも うばいとる
ゆずってくれ たのむ!!
な なにをする きさまらー!
はいすいませんロマサガ1のガラハドネタです。
というわけで今回は記事タイトルの話題を。
干し芋うめえ!けど教えるか?
知る人ぞ知る、地元マイナー八百屋の限定生産商品とか、そそりますよね。買って食べて美味しかったとなると、さらに幸福感は増します。
で、そのあとですよ、そのあと。あなたは人に教えますか?
教えちゃうと限られたリソースなので殺到されると自分が食えなくなるわけでしょ。そうなると購入して堪能する機会を逸する。
反面、この美味しさを誰かに知ってもらいたい。そういう欲求に突き動かされるのもまた事実なわけでして。
さぁ大変だ、この天秤。どうしてくれる?(知らんがな)
考えたんだけど、ググっても(Googleで調べても)出てこない情報というのはものすごいバリューがあると思うんですよ。
なんせ今回の僕のように職場の誰かからだとかそういうルートでしか知り得ない。どう頑張っても無理なんです、この情報を得るのは無理。何かしらの所縁によって作用する偶然の産物と称しても過言ではない。
さて、限られたリソースを他者に分配するのか、あるいは共有して多くの人に知ってもらうのか。それはあなた次第と言えそうですなぁ。
利他的になれるか
こんな話があります。
トムソンガゼルは敵に襲われたときに足を引きずる仕草を演じて敵の注意を引く。これは群れを生かすための行動だそうな。
とある種類のカラスは、屍肉を発見した時に己の場所が悟られるリスクを背負いながらも鳴いて群れに注意喚起を促すとか。理由は先ほどの例に準ず。
自分が聞きかじった情報をもとに辿り着いた限定的なお宝の情報を、他者に共有するか否か。
これは個としての保存
「自分だけこれを独占したーい!」
または
群の保存
「多くの人がこれを知って利益を得るべきだ」
の発想。
これに通じるものがあるんじゃないの?
ってことでこの記事を立ち上げたんです。
事業所のことを慮って広めすぎず騒がせずにする、というのも大事な配慮だと思います。ただ、世間に浸透するコモディティ化された商品はどうしても角が取れているというか癖がない。
僕が今回出会った商品というのは、そういうのがないんです。あどけなさを残しつつもその純朴さを失わずに燦然たる魅力を放つ至高の限定品なわけですよ。
ジレンマです。良いと思えばこそ知ってほしい。しかし、独り占めしたーいまたは多くの人に知ってほしい感情も浮いて立つ。
この狭間に揺れつつ、冬の北海道の散歩を心行くまで堪能したとある初冬の一日だったんですね。
どうするのよ
で、広めるの?
広めます。
あれだ、この感情には抗えない。やっぱ良いものは良い。多くの人に知ってもらいたい。自分が持っているだけでは、コップがいっぱいになって零れてしまう。この零れた幸せを共有することも社会で生きていく上での喜びのひとつだと考えるのですね。
なお、あまりにもローカルネタのため別運営のローカルブログにてその詳細を数か月中に人知れずUPする予定です。それを見て「あーあの時の」って思えた人は、非常に稀有な人生記マニアと言えそうですよ。
なお、トムソンガゼルやカラスの話を仕入れたのは
こちら。
内容は反社会性人格障害、いわゆるサイコパスの人の見分け方や対処の仕方を書いてあるのですけど、良心とは何か?の考察が非常に優れていて知見が深まるのでお勧めの一冊。