羆の人生記

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ジンギスカン・ラム・マトンの違いを調べた北海道民の感想

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ラム、マトン、ジンギスカン。全部羊の肉なんでしょ?でもなんでこんなに呼び方変わるのかな(´・ω・`)というわけで調べてみた。

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2015/11/30作成

2016/11/12移転

調べる前のイメージ

ジンギスカン

味付(タレ付)羊肉。加工品。北海道の名物。

 

ラム

羊の肉。年齢で変わる?

 

マトン

羊の肉。年齢で変わる?

 

というのがイメージ。要するに全然知らない。

 

調査結果

ジンギスカン

マトンやラムなどの羊肉を用いた日本の料理で、一般的には北海道の郷土料理を指します。岩手や長野の一部でも盛んに食されているようです。

 

起源として「モンゴル帝国を率いたジンギスカンが遠征中の陣中で作らせた」という説があるようですが、モンゴル料理とはかけ離れているのだとか。中国から日本に渡り、それが日本風にアレンジされて今の形になったそうです。

 

ラム

永久門歯のない、生後12か月未満(目安)の仔羊を指すそうです。日本ではその臭いから嫌遠されることが多いようですが、フランスでは最高級食材だそうです。

 

そういえば、フランス料理のフルコースに「仔羊料理」ありますもんね。*1

 

マトン

メスまたは去勢されたオスのうち、永久門歯が2本以上の羊、またはその肉を指すそうです。羊の永久門歯は生後約1年で2本となる(一般的に)ことから、「マトン」=「生後1年以降の羊」とされているようです。

 

日本のジンギスカンは、このマトン肉が使われることが多いのだそう。

 

ラム肉と比べると一回り以上大きくて、油の乗りも多く、独特の臭いも強いそうです。しかし食べなれた道民にとっては、ラムよりマトンの方が美味しいと感じることが多いそうですよ。

 

むむ、確かに、ジンギスカンを「臭い」と思ったことはありませんね。何も考えずに「美味い美味い」と幼少期から食べ続けてきた記憶しかありません。*2

 

あとがき

ラムとマトンがこのような線引きで違うということを初めて知りました。年齢で違うというのはぼんやりしたイメージで捉えていたのですが、永久門歯の2本ラインなどがあるとはつゆ知らず。

 

今まで散々楽しませてもらった、美味しい「ジンギスカン」ですが、改めて知ることができて良かったです。

 

一時は全国的にジンギスカンブームがあったようですが、現在は沈静化しているのかな?北海道では相変わらず、食卓の主役を張る一線級の食材でございます♫

 

おまけ

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スーパーまで調査に行ったのだけど、パッケージ裏に説明書きしてるメーカーもありました。永久臼歯の記述はなし。それにしてもこのような啓発的活動も企業努力なのでしょうね。素晴らしいです。

 

*1:食べた記憶はありませんが。

*2:当方生まれも育ちも道民