どうも、最近はにわかに健康ブームの管理人です。
具体的には
- 肉を食べずに野菜中心
- 油はココナッツオイルを主に
- ニコチンを断つ
- 酒の量を減らす
- アルカリイオン水を日常的に飲む
- 一日一杯の赤ワインを飲む
をやってるんですけど、ふと感じたんですよ。
これって、結局、行き着く先は・・・
買い物中のこと
本日、スーパーマーケットで買い物をしていて、健康モードに突入したんですよ。まずは野菜をたくさん買う、次に発酵食品を、そして魚。
麺類?話にならない、絶対買わない。パンなんて見向きもしない。グルテンは仇敵。
最後はヨーグルトを買って、おつまみはクルミが良いな、高いから量りを使ってコントロールして食べよう。
うーん、なんか、疲れちゃう。健康に注意し過ぎると買い物も途端につまらなくなるわ。特に気にもせず食べたいものを食べていたあの頃は、買い物が凄く楽しかったのになー。
・・・あれ?いやいや、健康に注意するのは良いさ。けど、結局、行き着く先は死じゃん。どうせ死ぬんよ。なのにこんなジタバタして、なんか無様じゃない???
健康オタクはもがいている
健康に注意すること全てが無様ではない。
むしろ適度に注意して健やかに生きる人は、幸福感・QOLが高いだろう。
では無様な「健康に注意する」こととは何か。
それはたぶん、健康オタクになることでしょう。健康に注意しすぎて不安になって、自分の行動を必要以上に縛ってあれは駄目ーこれは駄目としてしまう。つまり、今回の買い物中の僕みたいなもんね。
これは「もがいている」ともいえる。病気になりたくない、あるいは老いたくない。そういう諦めきれない幼児性をこじらせた結果、発現してしまう不安行動の一種なのではないか?
結局、死ぬんだけどさ
いかにして生きるか、これをより良くしようと。そう考えて健康に注意する。健康になるために生きるのではなく、生きるために健康になる。月並みだけど、この表現がしっくりくるんじゃないかな。
どうせ死ぬんだから不健康で良いじゃん、という趣旨の記事ではまったくない。ここは誤解しないで頂きたい。
起きもしない未来に不安を募らせて、病的なまでに健康に注意した結果、日常生活まで脅かすくらいの神経症的状態になってしまった。こんな泥沼にははまり込みたくないなーってこと。
合理性を追求するあまり、逆に不自由になってしまう人もいる。これも同じようなもんだと思います。だって、結局はすべてが終わってしまうんですもの。だもんで、諦めも必要なんですよね。少し諦め成分が入ったほうが、自分的にも周りから見ても危機的であったり不自然であったり、そういう生き方には見えないはず。「あ、この人はこういう人間らしいところもあるんだなぁー」くらいでバランスがとれる。
完璧主義チックにジタバタする人はねぇ、良くも悪くも子供なんです。諦められない。
でもさ、頑張ることで毎日が輝くなら、ま、追及もアリでしょ。健康にも注意しないで具合が悪くなる、日常生活で非合理を繰り返すあまり自分的には凄く不本意な生き方になっちゃう。結果的に気持ちが落ち込んで塞ぎこみ、人生楽しくない。それだったら自分が納得いくまでとことん健康に注意したり合理的に生きてるほうがキラキラするし幸福感も高いし寝起きも良いんだ!って人は突っ走ったらOK。
どうだろう、そっち方面の人たちに少しでもフォローになったか?
「まぁ、良いか」の破壊力にひれ伏すしかない
「まぁ、良いか」って凄くないですか?
例えばスーパーマーケットで健康に注意しなくても、今日は好きな物を買って食べよう。今日くらい、まぁ、良いか。
凄くないですかこれ、幸せに気楽に生きるためのマインドハック、まぁ、良いか、ですよ。
何が言いたいのかというと、そういう例外だとか時には駄目じゃないの、てことも寛容な心で見過ごせるくらいの気持ちを持った方が生きやすいってことですよ。
健康のためには、これは食べない、あれを積極的に摂取して計画的にカチカチ!とかほんと疲れちゃうし、そういう自分に気がついて嫌になることもしばしばあるんですよ。今回の記事だってそうだよ、なんでこんなバカ真面目に俺は健康健康やってんだ、ってだんだん腹が立ってきたんですよ。それで主に勢いに任せてこれを書いてます。
でも、続けますけどね。
30代も半ばを過ぎて、ここまで健康に注意するようになった、というのは何か年齢的に通過儀礼のようなものなのかもしれません。一過性のものか?そうだとしても、心の変遷がそうさせたのは間違いない。20代の頃なんて、こんなに健康に注意しようなんて思わなかったもん。
だから、気のすむまで続ける。疲れたら止めれば良いし。
あ、酒の量を減らすのと、ニコチンカットだけはずっと継続したい。これは健康オタクとかそういう次元じゃなくて、人間としてきっちりやらないと駄目になると思うから。ここは自分を縛って損するところじゃないよ、多分。