ポジ熊の人生記

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喫煙率が低下する理由と、喫煙に開き直る人たちへの意見【禁煙13日目】

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喫煙率の低下については、前回の記事を参照してほしい。ではなぜ喫煙率がここまで下がったのかを考えてみる。

 

個人的な蔵書である「禁煙学改定3版」にはこうある。

 

防煙教育、タバコ値上げ、タスポ導入、受動喫煙対策などの効果かもしれない.

 

60歳以上の喫煙率低下にも注目したい.喫煙者が悪性腫瘍、心臓病、肺炎などの呼吸器疾患、脳卒中(日本人死亡原因の1~4位)などに罹患することも、喫煙率が低下する要因として大きい.

 

ぶっちゃけ、煮え切らない感じ。もっとこう、「喫煙率低下の要因はズバリ、これです」とか言ってくれるとすっきりするんだけどなぁ。

 

僕個人として感じるのは、「たばこは体に悪い」という認識が人口に膾炙した、というのが喫煙率低下に大きく影響していると思う。

 

中学校時代は同級生がスパスパとたばこを吸っていたけれど、誰も健康被害を口にするものはいなかった。同調圧力もあるのだろうけど、その当時は「たばこ=有害」というのが前面に押し出されていない時代だった。

 

けど、徐々にたばこは健康被害をもたらすという風潮が広まっていった。個人に対してはおろか、その煙は家族や身しらずの他人をも巻き込む副流煙として社会悪なのである、とまで世論は醸成された。

 

これは世界的潮流、2007年のWHO勧告にも見て取れる。

 

1. 完全禁煙を実施し、汚染物質であるタバコ煙を完全に除去すること。屋内のタバコ煙濃度を安全なレベルまで下げ、受動喫煙被害を受けないようにする上で、これ以外の方策はない。換気系統が別であろうとなかろうと、換気と喫煙区域設置によって(訳注:つまり「分煙」によって)受動喫煙をなくすることは出来ないし、行うべきでない(訳注:not recommendedは「勧められない」だが、「~すべきでない」という強い禁止を含むと解釈した)。

2. すべての屋内の職場と公衆の集まる場の完全禁煙化を義務付ける法律を作り施行すること。法律は適用除外を設けず、すべての市民を保護する内容であること。法的拘束力のない自主的取り決めは、望ましい対策とは言えない。一定の状況の下では、例外なくすべての人々を効果的に受動喫煙から守る見地から、屋外またはそれに準ずる職場も完全禁煙とする必要がある。

3. 法律を周知させ、履行を徹底させること。法律を作るだけでは十分とは言えない。その法律を適切に周知させ履行するには、要点を突いたある程度の努力と方策が必要である。

4. 職場を禁煙にする法律が出来ると、家庭を禁煙にしようという市民(タバコを吸う者も吸わない者も)が増えることを見越し、家庭の受動喫煙をなくす教育的対策を実施すること。

http://www.nosmoke55.jp/data/0706who_shs_matuzaki.html

 

とにもかくにも、「たばこを吸え」というのはたばこ販売会社の戦略であり、それにまんまと踊らされた喫煙者が「俺は好きで吸っているし、それを否定される筋合いはねえよ」という。けど、WHOは「お前ら、受動喫煙やめろよ」と随分前に勧告をしているのである。

 

別に吸ったっていいよ、たばこ会社を儲けさせるために吸うのはい。個人的には。けど、副流煙で非喫煙者の寿命を縮める権利は、喫煙者にはないってこと。それと、あなたがもし喫煙者だとして、あなたを愛する家族が「たばこは寿命を縮めるから、禁煙を考えてほしい」って思っているなら、少しでもそれに向き合うくらいの心構えを持ってほしいと思う。

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photo by https://www.irasutoya.com/


 

「たばこを吸うのは個人の勝手でしょ」と言われればそれまでなのだが、なぜあなたが最初の1本目のたばこに火をつけたのかを考えてほしい。どうしてそれが手に入ったのか。世の中に流通していたのか。それを許した社会は、健全なのであろうか。

 

真に必要だから、たばこを吸っているの?それとも、惰性で吸っているの?本当にたばこが人生において幸福をもたらすものだと、信じているのか?いまいちど、自分の心に問いかけてほしい。

 

僕もたまに、禁煙13日目の今日だって、アイコスにカートリッジを装着してニコチン入りのエアゾールを吸い込む想像をする。けど、ブログがそれをしっかりと防いでくれる。それに、喫煙はまやかしだ。絶対に、幸せの障害にしかならない。ニコチンなんて、まやかしなんだ。肯定はできない。これは譲れない。

 

今日も禁煙。毎日、禁煙。喫煙にメリットなんて、ないんだ。

そして、喫煙率が下がっていることには、心から喜びを感じる。