禁煙3か月間継続に成功したので記念記事です(^^)v
僕と喫煙
17歳の頃だったかなー(おい)学校帰りに友達とたばこ吸いながらチャリンコで突っ走った記憶があります。それ以来、20歳まで吸い続けて。
んで、医療の道を目指そうと決めた時から「医療人として喫煙ってどうなの?駄目でしょ」という我ながら単純な理屈でスパッとタバコを止めたんです。あ、今も医療の道を歩んでいるかどうかは、別のお話ですよ?
で、数年間非喫煙時代が続いたんですけど、見事に喫煙者に返り咲いてしまった大きなキッカケが離婚ですねー。やけっぱちになって、吸っちゃいました。今、思い返せばたかが1回の離婚なんぞ大したことでもなかったんですが、若造だったんですねー、失意のどん底。自暴自棄からの喫煙復活。
それ以来、止めたい、止めたいと思いつつも喫煙を継続し続けて最近までに至り、やっとのことで禁煙3か月継続成功したのが令和の時代に突入してから、というわけ。
禁煙失敗の傾向
僕の場合は禁煙失敗の原因TOP3は以下
- 大きなストレス
- 飲み会(酒)
- もらいたばこ
1は先ほども述べたように離婚とか、めっちゃキツめのストレス。そのほか、上司と喧嘩して3か月弱の禁煙をフイにした経験もある。とにかく、禁煙にストレスは大敵なのです。
2は飲み会で、酒で理性が薄まった頃を見計らってニコチン大魔王に襲われるパターンです。だいたい禁煙1か月~2か月くらいの頃にハマる罠が酒。
3はもらいたばこ。これは禁煙3日目~1週間あたりで、やりやすい失敗ですね。さほど禁煙に対する深い覚悟がない頃にやってしまうパターン。
以上3パターンを、今回は見事にクリアしたというわけです。
禁煙を継続するコツ
たかが3か月の雑魚ですが、自分なりに過去の失敗傾向や参考にした書籍等の情報を交えてポイントを挙げたいと思います。
理由を明確に
- 幸せを感じにくくなる
- 健康に悪い(具合が悪くなる)
- お金がかかる
- 吸う場所がない
- 社会的評価が下がる
- 常にたばこのことを考えるのが屈辱的である
以上は僕のたばこを止める理由の一部です。
とりあえず禁煙するなら理由が必要。理由もないのにニコチン依存症を克服できるとは考えないほうがいいでしょう。
知人友人に禁煙の相談をされた場合、「理由は明確か」と問い、それが明確でない場合はほぼ失敗に至るであろう、というちょっと突き放したアドバイス?をさせてもらってる。ってか3か月続いたくらいで他者にアドバイスとか何様だよという感じですがね(自分で防御線はっておきまーす☆
お金に余裕があって、たばこを吸っても具合が悪くならなくて、吸う場所に困らない人はそもそも禁煙する機会がなさそうです。
グッズ全捨てはガチで効く
グッズは全部捨てましょう、残ったたばこはもちろん、ライターや灰皿、ジッポなどなど。全部ぶん投げましょう。これで禁煙の効果は高まります。
まじないの一種なのか、あるいはグッズを捨てることで無意識に「お前はそこまでたばこを吸いたくないのか」という認識を植え付けるのかは定かではありませんけれど。禁煙歴10年の僕の経験則、グッズ全捨てはガチで効くんです。
前カノの写真を飾ってあっても、なかなか前向きに生きれないのと一緒じゃないですかね。よくわかりませんけど。
依存症の正体を知る
そもそも依存症って何よ?ってのを、自分なりに勉強してみるとよいです。
この本は依存症を知るには有効です。小難しいことは書いてないです、漫画でわかりやすく、各種依存症(特に酒・たばこ・薬物)について解説しているだけ。
表紙に「読むだけで酒もタバコもやめられる!」 なんて書いてます、誇大広告か詐欺の類かと思われかねない大胆な宣言ですが、精読する限りそれも嘘じゃないかもねっていうくらいの良書だと僕は思います。
何かと戦うにしても、相手の情報なしでは非常に不利な闘いを強いられます。自分がこれから戦うニコチンとは、いったいどういう物質なのか。吸収することで、脳でどのような反応を示すのか。それによって、人生においてどんな不利益を被るのか。なぜ、たばこをやめられないか。そもそも、たばことはだれが何のために販売しているのか、などなど。
でも、明日は喫煙者かもしれないんだ(あとがきと参考リンク)
明日、喫煙してやろうとは考えてませんよ。けど、僕の脳は一生ニコチン脳なのです。いちど、ニコチン中毒者になってしまったら、脳が変性してしまい、不可逆的な状態になってしまうそうです。
認めたくはないけど、これは事実です。薬物中毒者が、どんなに長く薬物を使わなくても、たった一度の使用で再び乱用者に戻ってしまうのと同じで、ニコチンもそうなのです。 一本吸ったら、おしまいです。また、0からのスタートになります。
だから、大きなストレスが降りかかったり、気持ちの移り変わりで喫煙を再開するかもしれないのです。それは自分にもわからない。
どうしてこのような宣言をするのか、というと、禁煙を継続しているからといって、自分は神に選ばれし天使にでもなったかのような振る舞いをしたくないからです。
もっとはっきり言うと、喫煙者を足蹴にして、Disり、嫌煙の狼煙を上げたくはないからです。
かつて、自分は喫煙をしていた。そして、今でもニコチン脳。だから、現在の喫煙者を貶したり、非難する権利はないし、道理もない。むしろ同じニコチン脳の仲間であり、たばこ会社に騙された被害者仲間でもあるんですよね。
今もたばこを吸っていて、もし「止めたい」と考えている人がいれば、僕はそこに寄り添いたいと思っています。依存症は意志の力では克服できません。自分で止められないから、依存症なんですよね。
たばこを止めたい人は、今回の記事で書いた「理由を明確に」と「依存症を知る」という部分を徹底してみてください。「グッズ全捨て」はまぁお任せします(笑)でも捨てたほうがいいよ?
理由を明確にすることで、力強く禁煙スタートできます。依存症を知ることで、未知なるものとの闘いという恐怖心を持たなくて済むようになります。結果として、数か月、あるいはそれ以上の非喫煙者になることができるでしょう。
そんで、うまいこと禁煙が続いたら、喫煙者を攻撃するんじゃなくて、禁煙者を増やす立場になってほしいんですよね。こうやってブログに書いて広める手もありますけど、そうじゃないにしても、身の回りの喫煙者で止めたがっている人に、やんわりと禁煙のポイントなどをお伝えしたり、本を勧めたり。そういう活動をしてみてはいかがでしょうか?
最後に、禁煙に参考になるサイトへのリンクを置いておきますね。
ファイザーの禁煙外来を紹介するウェブサイトです。
同社も営利目的ではありますが、喫煙者を薬で助けようとする社会貢献度は高いと判断し、当ブログで紹介させていただきます。
今では多くの医療機関が禁煙外来を開設していますので、お近くの医療機関に問い合わせてみてください。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-06-002.html
禁煙の準備 – 禁煙7日前から行う、禁煙のコツを教えます!《準備編》
どこのアフィブログかと思って警戒しましたが、なんと厚生労働省ですね。同省は財務省と違って、たばこに関する国民の健康啓発については善の立場をとっています。
それに、国の発する情報ということで信頼度は低くないでしょう。
https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/nonsmoking/
禁煙センセイに聞いた頑張らない禁煙のススメ、というコンテンツ
意志の力より医師の力を、というのは名言だと思います!それと、当サイトでお伝えした依存症の正体を知れ、に近い表現というか的確な言い表しで「認知の歪みを正せ」という記載もありますね。
以上のサイトも参考にしつつ、みなさん、禁煙頑張ってくださーい!