今回は
筋力トレーニングで得られる健康以外の3つのメリット
を書いてみました。
メリット1 クリアな精神を保てる
有酸素運動もそうですが、運動後は気分が晴れやかになります。「スッキリする」という表現が適切です。うつ病の予防にも、運動は適しているのだそうです。
やはり、身体を動かさない日が続くと、気持ちが沈んでいくのがわかります。普段、習慣として身体を動かしている人は、余計にそう感じるかもしれません。
心と身体は表裏一体、健全な魂は健全な肉体に宿る、などなど。昔から心と身体の連動は謳われていますね。ここまで目に見えた効果を感じると、それは信じざるを得ません。
このセロトニンが分泌されると人間は幸福感を覚えるそうなんですが、筋トレをする事でセロトニンが分泌されるそうです。
ちなみにこれは筋トレに限らず、運動をする事でセロトニンが分泌されるそうで、有酸素運動などでも出てくるようです。
筋トレをすることでセロトニンが分泌され、気持ちがスッキリするという説があります。
メリット2 自信がつく
男性メインの話かもしれませんが、胸を張って歩けるのは、ある程度鍛えているからではないかと思うのです。
全然筋力がなくて、「絡まれたら怖いな...」などと、周囲に危機感を抱きながら生活するのと、バリバリ鍛えてて「いつでもこいや」くらいの自信を持っているのでは、姿勢が全然違ってきます。かつて私が肥満であったころも、コンプレックスも相まってか自信がなく、隠れるように歩いたものです。
このように、体力に裏打ちされた自信というのは、姿勢を含め、外側の色々なところにプラスとして表出するのです。
筋トレを継続して筋肉がつくようになってくると自信がついてきます。これは筋肉がついてこればわかることなのですが、街を歩いていてもほとんどの人が自分よりも体がひょろいわけです。
こちらのサイトでも、筋トレにより周りと差をつけることで自信がつくということを述べてますね。
メリット3 非常時の底力が上がる
これは前述「自信がつく」とも共通している要素が多いです。具体的に言えば、災害が発生して足場が崩れ、身体一つで踏ん張らねばいけなくなったとします。この時、普段鍛えているか鍛えてないかで、命運が分かれてしまいます。
懸垂をご存知でしょう。どこかの掴める場所を把持して、腕と背中の力で身体を持ち上げる運動です。あれができるのとできないのでは、高所における生存率が段違いです。
懸垂ができない人は、なにかに掴まったとしても、そこから次の段階に進むことができません。握力がなくなればお終いです。懸垂ができる人なら、そこから身体を持ち上げて窮地を脱することができるかもしれません。
このように、災害を含めた予想外の有事に巻き込まれた時に、筋力は己の身体一つでどれだけ勝負できるかのバロメーターとなるのです。
「瓦礫を運ぶ」、「物資を運ぶ」、「テントを設営」など力が必要です。「重い荷物を持ち上げる、どかす」、「人を担ぐ、引き上げる」など爆発的なパワーが必要になる場合もあり当然強い筋力が必要です。
災害発生時などは、瓦礫や重量物が行く手を阻むことを想像せねばなりませんね。
結語
どうでしたか。健康目的以外で私が筋トレを行う3つの理由を書いてみました。
人それぞれに目的はあるでしょうが、続けるうえで肝心なのは、いかにして習慣化(ルーチン)するかがポイントです。
0エネルギーからの開始というのは非常に煩雑で腰が重くなりますが、一歩を踏み出せばあとはひたすら続けるだけ。それで積み重ねの効果を享受できるのです。
この記事の中で謳っている「自信が付く」ですが、これを一番推したいところです。
僕はかつて肥満で、同級生たちにそのことで散々揶揄され続けました。そのような時代が長く続いたものですから、自分に自信が持てず卑屈になっていたのです。
しかし、痩せて、さらに屈強な身体を手にすることで「いざという時は己の肉体で乗り切る!」というような根源から湧き出すような自信を持つことができ、対人関係においても堂々とした姿勢を保つことができるようになりました。
顔貌で致命的なコンプレックスを持った方が整形手術などにより自尊心を取り戻して健やかな日々を送れるようになるのと近いと思います。
肉体を改造するのだって、見た目の変化が大いにあります。誰かに見られている、ではどのように見られているのかをまず自分自身で納得できる形で完成させないと、なかなか湧き出す自信というのは持てないものです。
もし、体系的にコンプレックスをお持ちでしたら、是非とも一念発起して自分を変えてみてください。そうすれば、本来の健やかな自尊心を持った自分として楽しく過ごせる生活を享受できるようになると存じます。
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