羆の人生記

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モンハンライズスチーム版100時間プレイ感想

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モンスターハンターライズのスチーム版を100時間ほどプレイしたので感想を記す。

www.capcom.co.jp

システム等の詳細は上記公式WEBをご覧ください。

プレイのきっかけ

暇だったから。

遊ぶゲームもなくなって、難民化していたところに、「そういやモンハンのスチーム版が出たらしいな」くらいの感覚で購入。

あと、遊ぶ環境がある(推奨スペック参照)のも理由。ゲーミングPCは必要。

遊ぶ前の印象

空を舞ってて面倒くさそう、というのが第一印象。

だから、スイッチ版が出た当初も、「これ以上、操作を複雑化されると、おじさんにはとてもついていけないわ」と思っていた。

遊んだあとの一言感想

簡単。

綺麗。

かなりハードルが下がっている。

ソロでも十分に楽しめる。

簡単なだけに頭打ちは早い。

空中操作について

「翔蟲(かけりむし)」と呼ばれる、空中を舞う新アクションについて。

game8.jp

詳細はこういうところを参照してもらうとして。

非常に簡単。直観的。最初のプレイで何となくコツをつかめる程度には簡単に感じた。

だから、プレイ前の印象である「面倒くさそう」が一瞬にして払拭された。

じゃあこの翔蟲がゲームシステムにどれだけ影響を与えているのかというと、かなり重要な部分を占めているように感じる。

というのも、ゲームマップはオープンワールドであり、今作はかなり立体的な構造となっている。マップ内で行けないところはほとんどない。地下深くまで行けることもあれば、高い山の頂に上ることもあるし、その間の洞穴的な場所に入ってレアな素材を入手できたりもする。だから、こういった移動も翔蟲ありきである。翔蟲を使わなくても一応、クリアはできるが、おそらく味気なく感じるはず。たとえるなら、山菜採りに行ったのに、舗装された国道上しか行かず帰るようなもの。

あと、戦闘に関連してであるが、各武器とこの翔蟲の操作は密接に関係していて、翔蟲を消費することで攻撃力を一時的に上げたり、特定のアクションを繰り出したりするので、上達してくると翔蟲の操作は必須となる。それと、吹っ飛ばされてダウンしそうな場合に翔蟲を使って任意の方向に飛び受け身をとれるなど、生存率を上げるためのシステムとしても翔蟲は非常に重要となっている。

以上のことから、翔蟲を使った空中操作等についてはモンハンライズの根幹をなしているといえる。とっつきにくそうではあるが、やってみればわかるとおり、非常に簡単なので僕みたいに翔蟲を見て二の足を踏んでいる人は、気にせずまずはプレイしてみるといい。

難易度

なんだろう、すごく簡単。モンハンワールドと比べても、簡単。

避けきれない理不尽な攻撃とか、一撃で殺される場面などは少ない。翔蟲を活用して下手なりに立ち回り、乙を回避できる機会は格段に増えている。

それと、モンスターの弱点部位への攻撃がとても有効に感じる。こればっかりはプレイヤースキルに依存するかもしれないが、別に僕はプロハンを自称しているわけでもなく、いいとこ中の上くらいの腕前ではあるが、それでも今作は敵の弱点を狙いやすく感じる。

もっとも優しく感じたのは、武器防具の作成難易度が飛躍的に下がったことだろう。かつて、モンハンフロンティアで、5パーツのうちたった1パーツ作るだけなのに、その中の5素材のうち超レアな素材を求めて時間が無限に溶けていくような、あの理不尽な確率的暴力は今作では見られない。2~3回、倒せば、そのモンスターの防具はいくつか作ることができるくらいに、武器防具作成の難易度は平たくされている。

簡単ではあるが・・・

ソロであることを前提として話すけど、簡単、ってことは、とっつきやすくて間口も広い反面、頭打ち(飽き)も早いってこと。難しくて理不尽だけど、どこか魅力があってシステム面もしっかりしているようなゲームは、時間が少し経てばディスプレイ前に戻ってくるけれど、こういう、万人向けに平たくされたものは「ソロなら」新しい大型アップデートでもない限り戻ってこない。事実、飽きが来てからは、ゲームを立ち上げてもプレイする前にシステムを落としてしまう。

飽きがきたタイミングは、現行バージョンの最後のモンスターである「バルファルク」をソロで狩ってしまった時。装備も充実し、操作にもかなり慣れたタイミングだったので、初見とは言わないまでも数回のトライで狩れてしまった。と、いうことは。難易度設定もなく、一人の力で最終モンスターを狩れたのだから、これでこのゲームは今のところ頭打ちなんだろうなぁと悟ってしまった。まだまだコレクション要素もあるし、縛りプレイもやろうと思えばできるし、武器種だって双剣と弓しかまともにプレイしてないんだから他の武器を楽しんだっていいはず。けど、不思議とここで、飽きてしまった・・・。

マルチプレイの可能性

このゲームはソロ主体の人でも気楽にマルチプレイができるシステムがある。自分が立ち上げたクエストにヘルプを出すこともできるし、逆にほかの人のヘルプに駆け付けることもできる。その場限りのチームを組んでクエストを達成し、あと腐れなく解散して一期一会的なマルチプレイを楽しめる。現代の価値観には非常にマッチしたシステムだと思う。(余談だが都会ではその場限りで集まってスポーツを愉しみ、お互い誰かわからんまま解散するイベントもあるそうですね)

反面、ギルドを立ち上げたりフレンドを作って、定期的にボイチャなどで交流しながら遊ぶマルチプレイなどはかなり人間関係的に濃密なものとなる。ネット世界での視点だが、かなり人との距離が近い。それだけに、マルチプレイはこういった従来のシリーズよりも簡単ではあっても、人の繋がりで楽しく長く遊べる可能性はある。

個人的に、しがらみを避ける傾向にあり、あまりネット上で濃厚な関係を築きたくない性格なものだから、この「マルチプレイどっぷりスタイル」はできない。けど、そういうのに親和性のある人ならば、是非ともプレイしてほしい。きっと、ギルド加入希望とかフレンド募集を掲げていたら、引く手あまたでいろいろな人が声をかけてくれることと思う。

エンドコンテンツは?

自分なりにゲームをクリアしたとして、それでもずっと楽しめるシステムとしての、エンドコンテンツとしての楽しみは、「神おま」がある。

おまもりという、1個しか装備できないアクセサリがどれだけ高いスペックを持つのか。これを確率で引き当てるのをひたすら狙う。

課金要素とかそういうのはない。ゲーム内で手に入った素材を消費して、お店に錬金を依頼し、1クエスト終了ごとにそれが出来上がっていくという仕組み。

なんでも、3万通り以上のおまもりパターンがあって、「神おま」と呼ばれるものを持つことがゲームを優位にする要素でもあり、SNSなどで自慢するためのステータスにもなりえる。

今のところ、この「神おま」を集めることがモンハンライズのエンドコンテンツといえるだろう。しかし、それでも、飽きるっちゃ飽きる。ソロでプレイ、しかもSNSで見せびらかしたい欲求もそんなにない人にとって見れば、良おまもりは確かにゲームを優位にはするけれども、他人と比較して楽しむというスタイルが取れない以上は、必ず早いうちに飽きてしまうことと思う。

画像は?

めちゃくちゃ綺麗。

はじめは中古のTVをモニターにしてお茶を濁していたのだけれど、モンハンライズのスチーム版をプレイするならこれがいいよ、っていうWEBページを見て買ったモニターでプレイしたときは感動すら覚えた。今のゲームって、こんなにきれいなの?

 

 

買って間違いないモニターだったので、おすすめしておく。

購入後は画像の設定をお忘れなく。

結局、買いなのか?

買い。

理由:簡単で面白いから

僕は100時間で飽きたけど、もし、1日1時間プレイしていれば100日間は遊べる。それでこのお値段なんだから、買い。

買ってみて「ナニコレ駄目だ難しすぎる」ってことがない。カプコンの往年の名作が、これまでの知見を集約していかに万人に面白いと思ってもらえるかの集大成みたいなもんだから、外すほうが難しいと思う。

マルチプレイができる人とか、家族と一緒に楽しめる人なら、がっちりハマってしばらく遊べるかもしれない。

ただ、僕みたいにソロプレイである程度の理不尽な難易度があったほうが中毒性が高まるような癖のあるユーザーは、いいところで頭打ちがくることも考慮したうえで購入しよう。

www.capcom.co.jp

購入は公式からどうぞ。

なお、今回、紹介したのはスチーム版のほう。スイッチ版じゃないよ。

だから、スイッチ版との比較は語れない。

あくまでもパソコンでプレイする場合の参考としてとどめて。