起床時から、室内がやけに冷え込んでいるのを肌で感じていました。「布団から出たくない...」しかしそれでは1日が始まらないので、しぶしぶ活動を開始します。
※平成27年11月26日作成
室温12℃
室温計は「12℃」を指しています。「マジか」思わず口に出してしまう私。嘘ではないようです。パソコンを打ち込んでいて、指先の冷たさがそれを物語ります。
真冬もジョギング
夜中に更新されているであろうお得意のサイトを回り、自分のブログにあったレスポンスなどを確認。日課です。ふと、今日はジョギングの日だということを思い出します。
肥満防止のために行っているジョギングですが、走っていればそれで満足という部類の人間ではない。そのため、やっぱり面倒な時はあります。
しかし、いちど止まってしまうと、動き出すほうがもっと面倒。それは経験から嫌というほど理解しています。なので午前中にそれをこなしてしまおう!
防寒着を着こんだ私は、極寒の世界へ。
外気温ー13℃
張り詰める空気。吸い込むと胸が締め付けられるような感覚。間もなく痺れ始める鼻。「-10℃は下回っているな」道民の気温に関する感は、大体当たるものです。
これはのちほど確認したことですが、気象庁の観測データによると、その時の気温は「-13℃」でした。いいとこ突いてましたね。
今年最初の霧氷
凍てつく指先の痺れる感覚を一時忘れ、夢中で撮った1枚。
霧氷です。
道民はご存知でしょう。着氷現象の一種で、一定の気温以下まで冷え込むと、空気中の水蒸気が樹木の枝などの表面に張り付いて凍りつきます。
伝わるでしょうか。これが本当に綺麗なのですよ。
晴れた日の明け方などは放射冷却現象により、極度に冷え込みます。すると、路上の枝を持った木々がまるでデコレーションされたようになる。
晴れている時に良く見られるものですから、その姿はまるで後光をさすかの如き美しさを帯びます。
川辺の霧氷は圧巻
川辺に立ち並ぶ木々が、いっせいに霧氷する姿はまさに圧巻です。蒸発した水蒸気が、雪化粧を手伝うのでしょうね。
毎年見ている光景ですが、いつも思います。「美しいな」と。その時ばかりは全てを忘れて、自然の芸術を楽しむことができます。
今年も、川辺の圧巻の景色が見れるでしょう。冷え込み具合にもよるでしょうが、12月の頭にはお目にかかることができると予想しています。
その時は、それを写真におさめて皆さんにお見せしますね。本当に圧巻ですから!
あとがき
霧氷は綺麗だけど、やっぱり死ねる寒さなのは間違いないです。酔っ払って帰り道で寝込んで、そのまま凍死される方も少なからずいます。伊達ではありませんね。
ですが、このような極寒の中だからこそ、見ることのできる自然の芸術品もあるのです。
寒さも友達。道民は今年の冬も逞しく生きるのです。