気分が落ちちゃうときってあるでしょ。いきなりごめん。でもほら、日頃さ、仕事を一生懸命にやって、ふと「自分って何のために生きてるんだろ?」とか冷静になること、ない?
そんな時に使えるのがマインドコントロールなんですよ。自己洗脳です。これ、簡単なんですよ。コロっと脳みそを騙せちゃう。
本題に入る前に僕の私生活についての与太話を聞いてください。
気分が落ちるとき
会社から帰る途中とかさ、不意にダウナーになること、あるでしょ?
普段はあんなにポジティブで冷静なのに、なにやらヘンテコな暗闇みたいな概念が心を襲ってくる。んで、気が付けば沈んでるっていう。お気に入りの音楽を聴いても駄目、気持ちを切り替えようとしても無駄。抗えない、マイナスの感情。こんな時ってあると思うんです。
今日もそうでしたよ、会社から帰る途中に襲われたんです、あのネガティブ野郎に。で、どーにもそれを払しょくできなくて、奥の手を使っちゃったんです。
はい、今から僕が最終手段としてダウナーな気分を簡単に吹っ飛ばす魔法をお伝えするので、気に入った方は会得してください。
ポジティブになれる魔法のワード
「楽しい」
「幸せだ」
これを口にするだけです。以上が魔法の全てです。
いや、ほんと騙されたと思ってやってみてください。脳というのはいかに騙されやすいかが理解できますよ、その身で体験できますよ。面白いくらいに前向きになるんです。たった4文字5文字を口にするだけですよ?魔法詠唱かよってくらいに効き目がある。
人間関係に悩む人は「ありがとう」って1日の最初に唱えてみて - ポジ熊の人生記
こちらでも語ってますけど、これも自分を無理やりポジティブにする魔法の言葉「ありがとう」の実践解説です。根本的に感謝の念を持っているか否かに関わらず、言葉に出すことで感謝の気持ちを惹起させ、人間関係を円滑にするという力技。
何にでも応用できる
例えば。大好きなあの子に告白する前に「自信をもって伝えることができる」って一言、声に出すだけ。これだけで全然精度が違ってくる。冗談抜きで申してます。これを言い放った時点で、あなたの脳に魔法のワードが浸透し、実際の態度や発声に作用するのです。
大事なプレゼンの前に「自分は自信をもってやり遂げる」と口にするだけでも全然違いますよ。「どうしよう、不安だ」と考えるよりもずっとマシ。ただし、それに対して何の努力も対策も講じてなければ、不安要素の方が大きくなるのでしょうけどね。
ま、なんにでも応用できるんです。脳科学的にどうこうとか説明できません、これは自分が生きてきて経験則で語ってます。とにかく人間というのは自分が発した言葉に脳を揺さぶられるのです。肯定的なワードを口にするのか、否定的なワードを口にするのか。どちらが前向きな作用を及ぼすかは言うまでもありませんね、肯定的なワードを口にする人が気持ちも上向きになるのです。
言葉はエネルギーを帯びる
言霊ってやつですな、悪口や陰口も全て自分に跳ね返ってくる。それはリアルでもインターネット上でも一緒です。批評をするな、ということではありませんけれども、もし反対意見を述べるのしても述べ方というものがありまして、最低限の礼儀の話にもなります。「私はこう思う」というマイルドな表現もできる、にも関わらず唾棄するような呪詛を放つと、自分に返ってきちゃうんですよ。だから、みんなも気をつけたほうが良いですよ。口汚く罵るユーザーに憧憬を抱くのはおすすめできません。
職場で、人のうわさ話や欠点に敏感に反応する徳の低い後輩へ教える内容は決まってこれです、「人の悪口は、誰も得しない。お前の価値を高めない。悪いところを探すな、良いところを見つけろ」と。必ず伝えることです。
悪い言葉に焦点を当ててしまいましたが、今回述べたいのは「ネガティブからポジティブに心を切り替える簡単な方法」ですからね。話を戻しますけど、難しいことではないんです、困難に直面したりダウナーになっている時にこそ「楽しい」「幸せだ」と唱えて欲しいのです。そうすることで、あなたの感覚はいつのまにかフワリと軽くなって、いつもの元気を取り戻すに違いありません。
懸念事項
自分の脳は、騙せます。
意図したタイミングで、簡単に。
だからこそ、注意が必要なのです。
例えば。人間の尊厳を損ねるような苛烈な労働環境で、法の埒外に置かれているような状況(月に残業100時間とか)に置いても「楽しい」「幸せだ」と唱えることで脳を麻痺させることが可能です。そうしているうちに肉体がリミットに達し、ふと心を緩めた際にダムが決壊するかのごとく病に陥ってしまう可能性すらあるのです。
なので、自分の置かれている状況を俯瞰する力は、持って頂きたい。今回、紹介した魔法の言葉は万能です。ただ、時と場所を選びません。なので、資本家に都合よくコントロールされる等の危険性もはらむのです。ここらへんはどうか各々、客観性を失わないでほしい。ほとんどゾンビみたいになりながら「楽し~い」「幸せだぁ~」などと千鳥足で徘徊し、死亡フラグを立てないでください。自分以外にも客観視できる他者(友人でも家族でもOK!)に、自分の状況を話して、それが異常かどうかの鑑別はしてください。
不穏な話を散々しましたけど、ネガティブからポジティブに切り替える簡単な方法としてこれほど実用的で効果のある方法はないんです、「楽しい」「幸せだ」のワード。どうか各自で適切に取り扱い、現代のストレス社会をこれで切り抜けていただきたい所存!
人間関係で悩んでいる人、この記事を少しでもヒントにしてくれたら嬉しいな!