羆の人生記

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ネットで個人情報がバレるもの一覧

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 PokémonGO(以下GO)ユーザーへの注意喚起として、自宅を含む住宅地図のスクリーンショットをネットで公開すると、自宅を特定されるからお気をつけて!というツイートが話題に。

 

ネットに親しむ人には常識なのでしょうけど、こういう危険なことを普通にしてしまう人が多数いることも事実...

一般人も危険

ネット上で公開した情報に、自宅がバレるものを含めてしまった。あとになって気がついた時、だれだってビクビクしますよね。いつ、自分がネットストーカーに狙われることになるのか・・・!なんて。

 

確かに、自宅でイーブイ捕まえてキャッキャしてる何の知名度もないユーザーの自宅を、膨大な地理情報から地形を推察して場所を割出すメリットはそこまで無いように思えます。

 

しかしながら、一般人でも自宅が割れるような情報をネット上に流した結果、ストーカーに付け狙われたり匿名掲示板で玩具にされる危険性がないとはいえません。今の時代は、ネットリテラシーを高めておいたほうが良いに越したことはないのです。

 

自宅を含む住宅地図を公開することが非常識

バレますよね。自宅を中心とした住宅地図をネットに公開しているのですから。「私の家はここです」って言ってるようなものです。少し考えれば気が付くはず。

 

ツイッターは全国発信のインターネットだという意識が足りていないのだと思います。そこで自分が公開した発言が、いつでも世界に拡散されて取り返しのつかなくなること、ということを認識する必要があります。

 

かつて、仕事中に店舗の冷蔵庫に入り込んだ様子をSNSで公開した従業員が炎上させた事例がありました。有名なツイッター炎上案件ですね。極端な事例ではありますが、SNSの怖さを解りやすくする好例だと思います。馬鹿にするだけじゃなく、他人のふり見ての精神で学びましょう。

 

恨みを買う人は狙われる

 

この人は過去に個人情報を断片的に公開してきて、あることをきっかけに過去のツイートから

 

自宅の窓から撮影した風景

 

を元に住所を特定されています。ここから学べることは、まずひとつ。自宅の窓から撮影した風景からも、自宅を特定される危険があるってことですね。どうですか、「ポケモンGETだぜ!」って住宅地図のスクショをUPするケースとは比較できぬほどに「これで身元が割れるの!?」案件じゃないでしょうか。本当に恐ろしい時代です。

 

この人がターゲットにされたもうひとつの理由、それは・・・

 

悪名名高いこと

 

平たく言えば、日頃から恨みを買うような言動を繰り返していたってことです。(詳しくは元スレ参照)

 

冒頭で述べたように、無辜のポキモンユーザーを暴いて死地に追いやろうとするネットストーカーなど稀なもので、個人情報が割り出されて追い詰められる人の大半は、何らかの恨みを買うような言動を日頃から繰り返している人が多いのですね。

 

「匿名だから強気になる」そんなネット弁慶ユーザーが多い匿名の世界では、ありがちなことです、恨みを買うというのは。

 

有名人はもっと危険

恨みを買わなくとも、インターネット上で名前が売れた有名人は、ファンの数と比例してアンチも増えます。このなかにとんでもない危険なインテリがいたとして、個人情報を割り出すスキルを有していたとしましょう。そしてひょんなことで自分の身元がばれる情報を公開してしまったとしたら・・・またたくまに丸裸にされてしまう危険性もある。

 

自分では恨みを買うつもりのない人も、有名人や人気者になってしまった場合は「憶えがない」では済まされないのです。月にうん十万PVを有するブロガーについては、特に気を付けたほうが良いですよ。自分で思っている以上に、知名度がある。そしてアンチも大勢いるということを自覚すべきです。そして迂闊に身元が割れる情報を出さないほうが良いのは言うまでもありませんね。

 

ネットで個人情報がバレるもの一覧

個人情報が危ない!

性別

まぁこれくらいなら、ほぼ大丈夫でしょう。

油断はできませんがね。

ネトゲなら隠してネカマプレイに興じるなど楽しみもあるのでは。

年齢

「○○代です」ってボカすくらいなら大丈夫じゃないかと。「37歳1月生まれ、華の独身!」とか危ない。読者と距離感を縮めるには、自分の世代をある程度明らかにするのは有効だと思うけど、程度の問題でしょう。

氏名・住所・生年月日・電話番号

絶対にやってはいけません。特別な理由がない限りは、最も守るべき個人情報です。自分のものはもちろん、知り合いや他人のものもNGです。

出身地

人口規模によります。「東京都○○区です」と「○○村字○○番地です」ではわけが違いますよね。人口10人のうちの一人ですって公言したら、どれほど危険かは推して知るべし、です。

当方「旭川市出身です」と公言していますが、これは人口30万を超える中核市だからこそできるのです。町村規模なら公言していないと思いますよ。

※より匿名性に配慮するならば出身地もボカす必要があります。

自宅を含む住宅地図スクショUP

前述のとおりで、危険です。

自宅から写メ(特徴的なもの)UP

甘く見る風潮がありますが、これで特定された案件は前述のとおり。

現在の居場所を特定できる情報

「これから新宿の居酒屋○○でオフ会( *´艸`)」とか人気者がツイートしたら、興味本位で人が来ちゃうかもしれません。同席している人にも迷惑がかかります。ツイートするなら位置情報を知られないような内容にすべきですね

位置情報付き写メUP

はてなブログは挿入した画像については一律、位置情報が削除される仕様になっているので安心です。しかし、ツイッターは設定次第では位置情報を画像に含めることができます。なのでその機能をONにして、何気なく自宅で我が子の写真をUPしたら身バレした!なんて悲劇が起きないよう配慮する必要がある。

仕事場情報

職種も働き手の数が少数ならば危険です。特定を容易にしますから。サラリーマンとか自営業など、大きいくくりならそこまで問題はないでしょう。

過去の遍歴

「○○小学校卒」「○○中学校卒」など具体的なものは危険。

結婚歴については個人的にはあけっぴろげにしてます、×付きなどは今の時代はザラなので。ここらへんは適度にブラフ(創作)を織り交ぜてはいかがでしょう。

Whois情報

独自ドメイン切り替え時は、Whois情報代行をサーバー業者に依頼すること。さもなければ、サイトのURLについて調査され、簡単に契約者氏名が公開されてしまいます。

なお、「.jp」はWhois代行が認められず契約者氏名が強制公開のため、匿名発信希望者には向かないです法人向け。

 

ーー

 

以上、個人情報が割れそうなもの一覧でした!

 

ストーカー規制法改正

f:id:pojihiguma:20170126083216p:plain

http://houseikyoku.sangiin.go.jp/bill/pdf/h28-102gy.pdf

 

2017/1/3に改正されたストーカー規制法の一部を画像で引用しました。注目すべきはSNSやブログ等で執拗にコメントなどの粘着を繰り返した場合、規制の対象となる部分です。このほかにも手続きや罰則の変更等もありますので各自リンク先で確認願います。

 

実録 ネットストーカーの手口 嫌がらせ被害にあってみた

はてなアノニマスダイアリーに投稿されたこちらの記事では、Twitterで本名を特定され延々と粘着を受け、解決策を求めてヘルプしたもの。ブックマークコメントでは「弁護士に相談を」というものが多く、僕もまずはそこなのかな、と。

経緯を見るとTwitterの過去の投稿を遡って友人から本名入りリプライをされたものがあり、それを発見されたことで露見した模様。また、別アカウントも発見されれば隅から隅まで調べられるようです。

この方が粘着ネットストーカーの魔手から1日も早く解放されることを願うと同時に、このような事例を見て我々も学ぶべきだと思います。不用意に名前や個人情報のわかる言葉や画像をtweetするべきじゃないのでしょう。

究極的には一切匿名でやることですね、僕もそうです。これだとほとんど身バレすることがありません。「もしかして君?」って言われても証拠がなければ「なんのことですか?」の一言で終わるわけですからね。

 

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