ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

虹色デイズ ネタバレ感想 あらすじと結末

f:id:pojihiguma:20180706080611p:plain

映画『虹色デイズ』観てきましたよ。

以下キャスト、あらすじ、ネタバレ感想です。

キャスト(相関図画像)

f:id:pojihiguma:20180706080725p:plain

あらすじ

なっちゃん(佐野玲於)&まっつん(中川大志)&つよぽん(高杉真宙)&恵ちゃん(横浜流星)は、性格も趣味もちがうけど、いつも一緒な仲良し高校2年生。学校でも放課後でも、みんなで楽しい毎日を過ごしていた。ある日、恋に奥手のなっちゃんが同級生の杏奈に片想い!連絡先も交換できないなっちゃんを冷やかしながらも応援する仲間たち。そんな彼らにも変化があらわれ…。

まっつんは杏奈の親友で男嫌いのまりに惹かれ始め、つよぽんは恋人のゆきりんと離れての進学に思い悩む。そして、みんなに刺激された恵ちゃんのハートにも火がついて...?!悩みながらもお互いを励まし、本当に大切なものを見つけようと奮闘する4人。春夏秋冬が過ぎ、3年になった彼らにも、卒業という終わりの時間が近づいてくる。そして迎える最後の文化祭…

それぞれの想いを胸に、彼らが選ぶ未来とは――?

 

ここまでは

映画『虹色デイズ』公式サイト

から引用

 

時系列ストーリー回顧

ー高2春ー

  • なっちゃんが自転車で杏奈の降りる駅まで行き、杏奈にハンカチを借りる
  • ハンカチを返す際に連絡先を聞こうと試みるが、まりに防がれる

ー高2夏ー

  • なっちゃんが杏奈の連絡先をGET
  • 4人でプールにダイブ
  • 補習を受けても留年の危機の3人は、つよぽんに相談して、結局は4人+杏奈+ゆきりんで勉強会を開くことになる
  • つよぽんとゆきりんの、進学先の相違で気持ちが揺れるシーンがある(つよぽんは早稲田に行きたく、ゆきりんは地元大学に行きたい)
  • 帰りがけに、恵ちゃんは「本気の恋がしたい」とまっつんに打ち明ける。さらに、恵ちゃんはまっつんがまりのことを好きであることを見抜いて指摘する
  • 3人は無事に留年を免れる
  • 縁日に4人+杏奈・まり・ゆきりんで遊びに行く
  • この頃に、まっつんのまりへの想いは確かなものになる
  • なっちゃんが杏奈と縁日で良い雰囲気になるが、杏奈に彼氏がいないことを確認するまでにとどまる

ー高2冬ー

  • クリスマスイブのホームパーティで4人+杏奈+ゆきりんは、まりへ先倒しのサプライズバースデーを企画する
  • 祝われたまりだったが、家から逃げ出す
  • 総出で捜索し、まっつんがまりを歩道橋で見つける
  • まりの「杏奈が好きなのに変わってしまった。私はだれかの一番でいたい」というセリフを聞いた後に、まっつんがチューする→まりはその場からいなくなる
  • 捜索中に発熱したなっちゃんは、杏奈に助けられる際に意識朦朧となりハプニングチューが起きる
  • なっちゃんと杏奈の仲がよそよそしくなる(なっちゃんが杏奈を避ける)

ー高3春ー

  • まりへのまっつんのアタックは徐々にまりの心を氷解させていくように思えるが、他の女子たちに声をかけられるまっつんに対し、まりは懐疑的
  • まりが遊んでいた男子と衝突し、脳震盪で気絶、まっつんに保健室に運ばれる
  • 連絡を受けて学校に来た筒井(まりの兄)と会話したまっつんは、まりの過去の話や寂しい気持ちでいることを知り、兄に自分の気持ち(まりへの真剣な想い)を打ち明ける
  • 兄から間接的にだがまっつんの想いをまりに伝達される
  • 文化祭に先立ち、まりから杏奈へ友情を越えた想いがあることを告白される、その際にまりから「なっちゃんと文化祭を回ってほしい」と伝えられる杏奈
  • 杏奈は放課後になっちゃんの教室へ行くが、千葉ちゃんと愛を語り合うなっちゃんを目撃してしまい、ショックで帰途に
  • その帰りになっちゃんが杏奈を追いかけて、どうして避けるか問いただすが、杏奈も気が動転しているとのことでその場を分かれてしまう
  • 4人は屋上で、それぞれの想いを打ち明ける。険悪な雰囲気に。恵ちゃんは杏奈のことが好きで、俺がもらっちゃうよと公言。それを聞いてまっつんは恵ちゃんと掴み合い。結局、和解する前にその場は解散してしまう。
  • 迎えた文化祭。まっつんはまりと仲が進展する。杏奈は演劇部の出し物で、あの放課後の千葉ちゃんのセリフは演劇の練習であったことを知る。恵ちゃんは杏奈を呼び出してプラネタリウム展示教室へさそう。なっちゃんはつよぽんに気持ちを伝える大切さを教えられ、杏奈に気持ちを伝えるため学校中を探し回る。ついに辿り着いたプラネタリウム展示教室で杏奈と再会、お互いに好きな想いを伝えあってキス(恵ちゃんは最初から杏奈に告白するつもりはなく、なっちゃんをけしかけるために画策した)。最後にみんなで渡り廊下で虹を見て記念撮影する。千葉ちゃんが遠巻きにその姿を見て微笑み、同じ演劇部の男子に「話があるんだけど」と声をかけられる時点で閉幕。

時系列前後してたらすまんな、覚書だ。 

感想

帰宅部に所属し、恋愛は一切せずコーラゲーム体重120kgまで駆け抜けた青春時代の管理人が、イケメンパラダイスの青春映画を観てどのような化学反応を起こすのか、興味半分恐怖半分で劇場に足を運んだわけですが

 

あえていおう

 

面白かった

 

と・・・

 

すいません月並みな感想です。映画を観終わったあとの、なにこれ?超絶清涼感。胸がスカっとして気分が晴れる。こんなにも青春や恋愛に対して前向きな感情になれたことがいまだかつてあっただろうか?いやない。それだけのこ虹色デイズには観ているものへとてつもない甘酸っぱくそれでいて甘美なモラトリアムを追体験させてくれる良作というわけです。

 

歯の浮くような小賢しい芝居を連続して見せつけられ、辟易するかといえば、そんなことは一切なし。確かにイケメン美少女ぞろいではあるけれども、なんというかバランスが取れている。女子にモテモテのキャラがすべてもっていくようなアンバランスな展開もないし、「え、そこでそれかよ?」という突飛なものも、まっつんのチューくらいしか思い当たらない。あとは順当に迷える高校生に日常(主にイベントシーンだが)をテンポよく描いていると言えます。

 

ええ、ベタっちゃベタなんですよ。先の読めないミステリアスな展開もないし、ドロドロの三角関係もない(そう思わせる演出はあるけれど)。だから、見ていて安心なんです。でも、飽きない。どうしてだろうか、各役者さんたちが最高の演技をした結果なのだろうか。さきほど観たばかりなので、どうしてこの映画に引き込まれたかの言語化が現段階では難しいのだけれど、やっぱり一言で伝えるなら「面白い」になっちゃうんですよ。うん。

 

なんだろうなー、そうだなー、今まさに青春真っただ中の中学生高校生大学生あたりは、是非とも観に行ってください。恋愛していてもしていなくてもOKです。ペアじゃなくても単独でもいいです、家族とでもいいし道すがら知り合ったおっさんとは・・・止めたほうが良いかもしれない。とにかく行って観てきてきださいよ。4人の逡巡しながらも友人を想い合い、好きな人にそれぞれの個性を発揮して想いを伝え、そして迷う姿を目に焼き付けてくださいよ。

 

そうしたらほら不思議、あなたも恋がしたくなーる。もし恋をしているならそれがさらに彩りを増すことは間違いありませんよ。え、僕ですか?いえべつに相手がいないので恋はしませんでしたが。ただこのあと何らかの出会いがあって、微笑ましい展開になった暁にはこの映画のワンシーンなんかを脳裏にフラッシュバックさせて心の中で微笑ませてもらう、くらいのお土産は映画館から持ち帰ったつもりです。

 

虹ってのはスペクトラムなもので、7色とか8色とか言われてますけど、どの色とは表現できない無限です。ということは、人の数だけ色がある。日にちの数だけ、イベントがある。それが「虹色デイズ」ってやつ、なんじゃないですかねぇ。僕の青春時代、そう、あのFF8発売日に仮病で学校を休んで猿のようにプレステのコントローラーを弄り倒したあの青春ですら、虹の色の一つでもあるんじゃなかろうかと。今ではそう思えるんですね。イケメン4人でプールに飛び込んだり、縁日で好きな人と星空を眺めて良い感じになったり、それでも微妙な空気が流れて避け合ったり、さらには文化祭の綺羅星を模したロマンチックな教室で両想いを伝えあわなくとも、今もこの瞬間に世界のどこかで虹色のひとつがそれぞれの個性を秘めて輝いているんだろうなー。って考えたら僕の青春時代もこれで昇華されたってもんじゃないですかね?

 

無理がある

やっぱり?

 

んま、ってなわけで僕の貧弱な語彙を駆使したところでこの映画を表現しつくすことは、どだい無理な話。皆さんにはできれば、スクリーンで4人+皆様の悩み、迷い、想い、決断する姿をしかと目に焼き付けてほしいものであります。

 

「は?イケメン4人の絵空事なんて興味ねえし」なんて斜に構えていると、貴重な清涼感溢れる観覧後の気持ちを得る機会がフイになってしまいますよ。老若男女、関係ねえ。それぞれがかつてあった迷いのモラトリアムを思い出しながら、この爽やかな物語を思う存分堪能してきやがれってんだい。