記事タイトル、わけわかんないですかね。
喫煙したことある人、さらに禁煙(ニコチン断ち)したことある人になら、多分なんとなーく通じると思う。ニコチンを断って24時間~経過したあたりの、あの感覚。
ニコチンの作用について
薬理作用ほか、ニコチンについて詳しく知りたい人はWikipediaを参照してください。
早い話が摂取することで脳みそから幸せ物質をパーっと放出させてホッとする(したかのように見せかける)物質です。こんなんが国公認で出回ってるのだから世も末。
ニコチンを一回も摂取したことない人は、ニコチンを摂取して幸せになっている人よりも基本的に幸福を感じる基準値が高いそうですので、いかにニコチン接種者が盲目的にこれを摂取しているかが伺えます。
ま、僕もこないだまでは盲目的に吸ってましたけどね。いや、わかって吸ってたんだけども。
なお、ニコチンの薬理作用云々よりももっとわかりやすい、ニコチンを経口摂取(主に気体)した際の現象をお話ししましょう。それはね、喉にグッ!とくる感覚です。これをニコチンキックといいます。葉タバコや電子タバコのニコチンリキッドを吸った際に感じることができます。アイコスやプルームテックやグローでも、ニコチン入りなのでニコチンキックを感じることができます。
ノンニコのリキッドを入れたVAPEなどは、いくら吸ってもあのニコチン独特のキック感は得ることができません。人間がニコチンを摂取した瞬間のインパクト、あのグっとくる感覚は、経験者のみぞ知るといったところでしょう。ま、つまるところ身体は悲鳴上げてるんだと思います。
何度目か知らんがニコチン断ちした
もう、ここ(ブログ)で「僕は止めます、不断の覚悟で臨みます、みんな応援してください」とか暑苦しい、しかも無駄なことは止めたわけ。
3日前からニコチン断ちしたんですよ。でも、いつ失敗するかわかんないでしょ(笑)過去に「俺はやるんだー!」ってブログで公開して数か月後に見事にスリップしてるんで、もうブログで禁煙宣言は止めることにした。
みんなも禁煙考えてるなら、凄いライトなノリでやると良い。ふと、思いついた時が禁煙の時。で、戻りたいならすぐに戻ればOK。禁煙できなきゃもう俺にはあとがない!とか無駄に自分を追い込む禁煙は、ほぼ確実に失敗するよ。
ほんと、禁煙は真面目にやるとロクなことがない。思い付きでやってみっか、くらいの感覚でいつの間にか1年、5年、10年止めてましたってパターンのが身の回りでは多い。大騒ぎする人ほど、失敗してる。
ちなみに!僕は葉タバコが大の苦手。まず臭いが強烈すぎて駄目。吸ったら手や衣服にタールの臭いがべっとり。おまけに副流煙も半端じゃない。さらに!吸い終わったあとに吐き気に似た感覚の体調不良まで襲ってきて、葉タバコほど吸ったあとの後悔が強いものはないなぁと思ってます。だもんで、ニコチンはVAPEオンリーで愉しんでました。
さて、ここからが本題ね。
タバコ飲みの「節目」と、喪失によるフラット感
節目っつっても四季とかそういう長いスパンじゃなくて、もっと短い、一日のなかでも数時間とかそういうスパン。
そこにニコチン先輩はいつも顔を出すんですね。朝起きて、朝食食べて、コーヒー飲んで、通勤中に、仕事中に、帰宅途中で、帰宅後に、晩酌中にと何度節目があるか数えきれません。
そこで「フー」っとやるんですよ。僕は電子タバコのニコチンリキッドですから、ほんと「フー」で終わりですよ。時には一息しか吸わない時もある。それでも節目っちゃ節目なんですよね。
ニコチン断ちするとですねぇ、この節目が全くなくなってしまうんです。日常生活を送っていて、いつもはニコチンを吸っていたあのタイミングで、ニコチンを断っているものだからそれをする必要がない。すると、必然的に間が生成されちゃう。ここで、もともとのニコチン接種者は独特のフラット感を感じるんですね。
日常に節目がない。全てが連続して繋がっている。なんというか、ずーっと日常が連続する感じ。いや当たり前なんですけど、今まではニコチンであまりにも区切られすぎていたんですね。だから、連続的な日常という正常であるものを異常と感じてしまう。これもニコチンの弊害と言えましょう。
家に帰ってきたら、いつもはVAPEでフーっと一息、そんで次の行動だったんですけど、なんせその節目がないもんだから次の動作をせざるを得ない。
効率的に動けるっちゃあ動けますけども。なんというか、物足りない感満載です。これも慣れるまでの楽しみとしましょうか。
終わりに
今回、ニコチン断ちを決めた理由は
食の改革を断行するにあたり、その傍らでニコチンなんぞ摂取してられっかバカヤロー、と思ったからです。ま、さっきも言ったけど肩ひじ張らずに、失敗しても良いじゃん、くらいの感覚でやってます。だもんで、また次のエントリーあたりで何気にニコリキをスパスパやってるかもしれません(笑)今のところ、吸いたいとは思いませんし、どこまでこれが続くのが興味があるので、自分を試すという意味でも面白いので続けますけどね。
あと、エンドルフィンやセロトニンですね。ニコチンがなければ、放出されないような脳みそとか。壊れ方が半端じゃないでしょ。正常な人間の脳じゃない。僕も普通に食事や日常の出来事で幸せを感じたいものです。ニコチンとかいう劇物で脳を刺激して麻薬を出し、脳を壊して偽りの幸せを感じる自分にも違和感を感じていたのかもしれません。
なーんて、ちょっと最後は重くなっちゃいましたね。
ま、こんかいはニコチン断ちの、あの日常が連続するフラット感!これに少しでも共感していただける人がいればなーと思って書いただけです!