羆の人生記

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往来解除で旭川市は賑わいを取り戻すだろうか

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本日(6/19)から都市間の往来制限が解除される。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200618/7000022202.html

 

制限といっても強制力がなく、あくまでも道民の相互監視と忖度による、不文律的な縛りで成しえるパワーなわけだが、これがまた馬鹿にならない効果があって怖い。

 

ともあれ、北海道の各都市には活気が少しずつ戻ると思われ、個人的には喜ばしい。あの、葬式みたいな静まった街中はもう見飽きた。

 

今日は金曜日で、以前であれば旭川市の三六街は酔客で賑わったものだが、新型コロナ騒動以来、すっかり息をひそめてしまった。閉店に追い込まれた飲食店の数は聞いたところによると70をこえるとかこえないとか。ニュースにならない陰で経営者が自殺してしまうという話も残念ながら聞いている。

 

それが、往来制限解除とともにどう復活していくのか、見ものだ。新様式が示されてマスクを着用、手指消毒の徹底のほか、三密を避けることを求められている現在、過去と同じ経営手法では復活はままならない。

 

いや、もしかするとこのまま、客が一堂に会してにぎわう形式の商売というのは復活しないのかもしれない。ワクチンが開発されて新型コロナウイルスもインフルエンザ並みの扱いになれば話は別だが、今後、ずーっとお付き合いする必要のあるウイルスであれば文化の転換も求められるかもしれない。

 

一堂に会してワーワー騒ぐスタイルのイベントは元来苦手であった自分としては、このまま文化の変遷を温かい目で見守るのも悪くはないと思うのだけれど、やっぱりあの夏の大イベントである祭りや花火の雰囲気をもう味わえなくなるのは少なからずの寂しさはある。ビアガーデンだってそうだ、あのうだるようなクソ暑い中で飲むキンキンのビールは格別の味わいで、捨てがたい。

 

まぁ個人でどう感じるかはさておき、やっぱり経済的に潤うのはそういう大きな人の集まるイベントだ。地方中核市の旭川市だって、人の集まるイベントを封じられては、ただの地味に人が多い超極寒の町である(ほかにも自然の魅力とかいっぱいあるけど)。この騒動が早く収まってほしいと考える人のが多数派だろう。

 

今後、どうなっていくか。

自分の生活を守りつつ、静観していきたい。