気象庁の「歴代全国ランキング」ご存知ですか?気温や降雨、降雪量などなど、気象に関する観測値をランキング形式で発表するというものですが、TOPの数値は想像もつかないものばかり。
今回は各データのTOP3をピックアップしてご紹介します。
最高気温
- 高知県江川崎 41.0℃ (2013/8/12)
- 埼玉県熊谷 40.9℃(2007/8/16)
- 岐阜県多治見 40.9℃(2007/8/16)
2と3は同率2位ですね。
それにしても熱すぎでしょう。歴史的に考えればここ最近の観測値ですので、地球温暖化との関係は無いとは言えないでしょうね。
最低気温
- 北海道旭川 -41.0℃(1902/1/25)
- 北海道帯広 -38.2℃(1902/1/26)
- 北海道江丹別(現旭川) -38.1℃(1978/2/17)
安定の北海道TOP3で安心しました。
1位と2位は今から100年以上前の話です。道民の私でも-41℃は想像ができません。「アイスパビリオン」という体験施設では「-41℃」を再現しています。入ったことはありませんが。
最大10分間降雨量
- 新潟県室谷 50.0mm(2011/7/26)
- 高知県清水 49.0mm(1946/9/13)
- 宮城県石巻 40.5mm(1983/7/24)
リンク先は、歴代1位の新潟県で発生した災害についての内容です。
ランキングが全て浮かれていいものではありませんね。このように「激甚災害」に指定されるほどの被害をもたらしました。
最大風速
- 静岡県富士山 72.5m/s西南西(1942/4/5)
- 高知県室戸岬 69.8m/s西南西(1965/9/10)
- 沖縄県宮古島 60.8m/s北東(1942/4/5)
こちらを参考にしますと、3位以上の風速は「鉄塔が曲がる」レベルだそうです。
神様が怒って天変地異を起こしたんじゃないかっていうくらいの、とんでもないパワーなんだろうな、ということは何となく解ります...
最深積雪
- 滋賀県伊吹山 1182cm(1927/2/14)
- 青森県酸ケ湯 566cm(2013/2/26)
- 新潟県守門 463cm(1981/2/9)
途方もない数字です。人間の背丈とか、そんなチャチなものではありませんね。
酸ケ湯温泉の大雪被害の様子を撮影した動画です。屋根の雪を降ろさなければ、建物が歪んで最悪の場合は押しつぶされてしまうのです。
あとがき
今回紹介したのはほんの一部です。
その他の観測データや観測方法など、詳細を知りたい方はリンク先で確認してくださいね。
以上。