酒って、どうですか。
どうというのは、人生において不可欠なものとか、そういう意味で。
どうですか?
個人的に酒というのは人生においてなくてもOK、いやむしろないほうが人生豊かに生きれると思っている。
じゃあなぜに酒を飲むのか、というといくつか理由はあるのだけれど
嫌なことを忘れたい
酒を飲まなくても自分のお粗末な脳のキャパシティでは記憶なんぞあっという間に彼方に飛んでいくのだけど、でもやっぱりこの社会で生きるというのは不条理劇をリアルタイムで眼前で繰り広げられるに等しいことなので、ストレスはやっぱりマッハにたまるわけで、そんな中でリーガルドラッグこと酒に頼らざるを得ない、というのは情けないながらも本音である。
自分と同じ意見の人がどれくらいいるかは、わかんない。けど、薄給で満員電車に揺られ毎日残業続きで何のために生きているのか自分でも疑問に思ってしまう境遇にいる都心の疲れた労働者あたりは、やっぱり酒に逃げたくなるもんなんじゃないかのかな。人間というのは都合のいい生き物で、自分が感じていることは多くの人が感じているのではないか、と考えたくなるものだ。みなさん、どうよ??
ほんっと、表面的なペルソナを駆使して自分の本音なんて奥底に隠して、嫌なことがあっても口角を上げ、賛同できない意見にも頷く動作をしなければいけない、こんな世の中を忘れるためには、アルコールに頼るしかないのかね。
付き合い
サラリーマンなんてものは特に、付き合いでの酒は不可避なところがある。最初の飲み物で「ウーロン茶で」なんて言おうものなら「どうした?」「なにかあったのか?」「付き合い悪いな」「ウーロンハイの間違いでしょ」「何しに来たの?」と矢継ぎ早に飲み会の席でノンアルコールを飲むことに対する異端の目を向け始める。いや、いいでしょ、別に酒を飲まなくてもさ・・・。
こういうクローズドな価値観が偏在する特に田舎の企業に生きる身としては、処世術?のひとつとして飲み会で酒を飲むというスキルはある程度嗜んでおいたほうが身のため、というか酒を拒否するコストが高すぎて多少は飲んだほうがトータルコストが低い、という理由もある。
依存症
嫌なことを忘れたいだとか、付き合いだとか、都合のいい理由を並べ立てて自分の飲酒行動を正当化し続けているが、なんだかんだで結局酒をやめられないのは依存症ってことなんだ。これは、自分でもすごいよくわかる。なんか、もう、完全なる回答はこれなんだろうな。悔しいけど、ブログでは嘘をつきたくない。俺は依存症なんだ。アルコール依存症。
病気。これを解決するには、とるべき行動は一つしかない。
禁酒だ!!
・・・でも、それができない。弱い俺をどうか責めてくれ。できないんだ。
毎晩、手が震えるだとか幻覚を見るだとか冷や汗が止まらないだとかそういう禁断症状に悩まされるわけじゃない。そうじゃなくて、嫌なことを忘れたいだとか職場の付き合いだとか、単純に嗜癖という意味で依存している部分で、今の自分に酒がやめられそうにないんだ。
わかっている。酒にはメリットなぞ、ほとんどない。飲まないほうが、人生が上向きになるのは間違いない。禁煙を継続している現在。禁酒もあわせてできたのならば、自分の人生がより快晴になることは論を待たないだろう。しかし・・・やめられない。弱い自分に腹が立つ。
いつか禁酒の時は訪れる
サラリーマン現役時代に訪れるのだとしたら、きっとそれなりの覚悟をしたときだと思う。けど早いほうがいいや、禁酒。酒って、割といいことないのでwwだから、現役時代にできるだけ止めたい。退職後は全国行脚しながらブログ更新してライブ配信するという夢もあるし。
もし、やめる日が来るなら、きっとブログでその宣言はすると思う。そして、周囲の人間にも「俺、酒やめたから」っていう宣言はあると思う。そうすることで自分の決意をより強固なものにし、あわせて周囲の人間にも酒を無理に勧めないような土壌を作り出すのが目的である。
酒を飲んでふわふわして見ている現実は幻である。酒のない理性をしっかりと保った世界に堂々と生きて、酒に逃げるような人生を送るのではなく、酒などというリーガルドラックに頼ることなくいつか人生を一人で歩けるようになるたい。
そんな希望を述べて、今はまだ甘えている幼稚な自分を見つめ返す思いでこの記事を更新する。
【追記】
たばこや酒を飲んでいるからといって、人生廃れるだとかそういうことを言いたいんじゃなく、あくまでも僕個人として酒たばこを止めたほうが人生豊かになる、ということを言いたいエントリーです。
ここらへんは
こっちにも書いてますので参考までに。
追記
断酒しました。