おぼろげな記憶なので思い出しながら書きます。
かつてセーブをすると半ば詰んでしまうゲームが存在しました。僕が実際に詰んだのは2種類のゲームについてで、『ブレスオブファイア』と『タクティクスオウガ』です。
ブレスオブファイアの猿
ゲームも中盤くらいでしょうか、割と盛り上がってこれから楽しくなるかどうかというタイミングです。どういうわけか仲間の猿が某施設で単独行動を実施し、そこで因縁の対決っぽいキャラとサシ(1対1)で戦うことになるのですが...。
この時に直前でセーブしてしまうと悲劇が起きます。
猿キャラは決してメインとはいえず、今までしっかりと育てている人は少数派ではないかと思われました、にも関わらずいきなり過去の因縁バトルでゲーム進行具合に準じた敵キャラとタイマンを張らされるのです。
「おいおいまじかよ、ゲームオーバーだ、LVを上げないと・・・」リセット後にセーブポイントへ戻るも、どれだけ施設をウロウロしても一向に敵が出てくる気配がない、かといって施設から出ることもできない、残る手段は件のボスとタイマンを張るのみなのです。
「マジかよ、いやいや本当に?」
なんて口走りながら、何回そのボスに挑んだかわかりません。あの手この手で20回くらいは挑んだでしょうか。それでも、何をやっても駄目で、どうしても勝てないのです。
僕はそのブレスオブファイアシリーズを断念しました。
こんな無慈悲なことがあってたまるか!!
(「どうしてセーブを分けてなかったんだ」それな)
『ブレスオブファイア2』のステンという猿だった
ストーリー進行の関係でステンの故郷、ハイランド城へ行くことになるのだが、 その際ステン一人で行動することになってしまい、鍛えてなかったプレイヤーは悶絶することとなる。 かつての戦友がブチ切れてボスバトル二回攻撃+高い確率でクリティカルしてくるし、 何とか倒してもその後一人でダンジョンを突破するはめになる。迂闊にセーブするとハマる可能性も。
「ハマる可能性も」はい、ハマりました(涙)
鬼畜の所業と言わざるを得ません。しかも、そのボス戦が終わってからもダンジョンを突破させるという徹底っぷり。いったい何を考えてこんなバランスを崩すようなゲームシステムにしたのでしょうか。
タクティクスオウガでもハマった
このゲームでも因縁の対決(だったと記憶しています)でボスと主人公が一騎打ちするというシチュエーションがあります。
「はっはっは、かかってこい!」みたいなかんじでいきなり勝負を挑まれて「いやいや待ってくれよ、お前強すぎだろ、そもそもこのゲームはサシで勝負するゲームちゃうやろ」なんて心の中で突っ込みつつ、
またしてもセーブする場所を分けていなかったがために詰む
という。
2章アルモリカ城のヴァイスという敵だった
デニムとヴァイスの一騎打ち。 ヴァイスは剣装備なので、デニムはニンジャで弓を装備して距離を取って戦うと有利。 直接攻撃で戦うなら念の為に回復アイテムを装備させるといい。 ヴァイスのHP40以下になると、レオナールが仲裁に入って戦闘終了となる。
「戦闘終了」どころか「ゲームが終了」したのですがそれは・・・
ここにはしれっと攻略法が書いてあって終わりみたいですが、全国のヴァイス詰みしたユーザーはそんなに少数派なのでしょうか?僕と同じ、あの冷たい城で強力な敵キャラと一騎打ちさせられた挙句、セーブしている個所が1か所で詰んでしまった悲しきユーザーは存在しないのでしょうか?
※「それFFTじゃねえか!」という指摘がブコメでありますが、違うんです。確かにFFTにもガフガリオンとかいう反則クラスの強さを誇るおじさんがいて、1vs1になりましたけど、どあれは不思議と詰みを回避できたんです。
昔のゲームってこういうところがあったよね(あとがき)
今はそんなことはありえないのだろうけど、アッと驚くようなとんでもバランスなゲームがかなりあった記憶があります。今回でいうセーブしたら死んじゃうようなゲーム然り、ボスがやたら強かったり、逆に弱かったり。
そういう玉石混交な部分も含めて僕らの愛したサブカルチャーには魅力があったのかもしれません。語ってて凄く懐かしくなりましたね。結局ブレスオブファイア2は件の猿の影響でクリアできてないわけだし、またチャレンジしてみようかな。
もちろん、猿はめっちゃ鍛えますけどね!
他にもセーブしたら詰むゲームってありましたっけ?
ロマサガの仲良しMOB詰み(追記)
MOBとの戦闘を逃げるで回避後、数秒間は無敵時間が発生する。一方通行1キャラしか通れないところでこの技を使用しボスを倒すと、そこまで通過したMOBが仲良くなって話ができてしまう→結果通路がふさがり進めなくなる。この時点でセーブしてたら
アウト。
友人から寄せられた情報ですが、どのシリーズでどの場面で発生するのか覚えていないです。僕も何となく覚えているのですが。