羆の人生記

ひとり暮らしに役立つ情報を更新します。

積雪の嫌なところ 除雪 滑る 自転車に乗れない など

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今朝の寝ざめは良くも悪くもありませんでした。室内もそんなに冷え込んでないようです。我ながら嫌になったのは、夢の中でもブログを書いていたことでしょうか。

さて、毎朝行っている習慣の一つとして、カーテンを開けるわけです。セロトニンを全身に浴びて、今日という日を健やかに過ごそうというわけですよ。

※内容は平成27年11月22日のもの

カーテンを開けるとそこは雪国であった

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 「ちょっとまってよ」

 

チョット

チョット

  

開けた瞬間、脳内に流れたのは大黒摩季『チョット』でした。画像は白べたを張り付けた手抜き漫画の一コマではなく、本当にこのような光景が目に飛び込んできたのです。

 

子供の頃はそれはそれはおおはしゃぎしたものです。「うわぁ~い、雪だ!」などと、兄弟そろって。外に飛び出して寒さも忘れ、雪玉などを作って投げ合いをしたものです。

 

しかし、この「雪が初めて積もった日」の両親のリアクションを思い起こしてみると、だいたいは「うわ...」だとか「きちゃったかー」などという、悲鳴に近い声を上げていたような気がします。

 

今ならその理由がわかります、母さん、父さん。

 

さて、道民に限らずとも北日本にお住いの方ならば避けて通れぬ「雪」でありますが、私がそれに感じる想いをここにぶつけさせていただきます。

 

私の雪への想い(短所ver)

除雪が大変

やったことがない人も、少しは察して頂けますか。除雪は大変なのですよ。月に1度の頻度であれば、町内会の花壇の手入れ宜しく「めんどくさいけど月1なら」くらいの感覚でやれそうなものです。しかし除雪は違う。お天道様の機嫌次第では2週間連続とかあります。ギャグの世界。

 

まだ若い私はそこまでこの除雪に対して不満はありません。ですが、心配なのは高齢者です。退職して10数年は元気でしょうし、運動にもなるので良いかもしれませんが、足腰が立たなくなってきてからは死活問題です。

玄関が開かないこともよくあることですからね。こういう時にご近所同士の助け合いというのが活きてくるのでしょう。しかし、その「ご近所の縁」は時代とともに薄れつつありますね。

 

除雪の苦労や詳細については、1記事では語れないので、ここらで割愛します。

 

滑る

道民は圧雪や凍結路面に強い、これは本当です。「どうやって歩いているのだ、忍者か?」なんて、雪に馴染みのない人が見たら驚いてしまうのも無理はありません。実に上手に歩きます。

 

しかし、統計的にもやはり冬期間の圧雪や凍結路面での転倒事故が多いのも事実です。高齢者になると、いかに道民といえども筋力や反射が衰えてしまうので、転んでしまいます。

 

若いうちは笑いながら「ドジだなぁ」なんて言ってられますが、高齢者は骨密度も低いので、大腿骨を折ってしまうかもしれません。そうなれば長い入院期間が必要となり、全身の筋力が落ちて自力生活が困難になってしまうケースもある。

 

やっぱり、歩く道などは滑りにくい方が良いに決まってます。斜面には備え付けの「砂ボックス」を置いている場所が多く、危険な場所には砂を撒けるようになっております。これは自治体として行っているものですね。

 

自転車に乗れない

スパイクタイヤを履いてマウンテンバイクに乗ることもできますが、積雪量が多かったりベタ雪の場合は、上手く走行できずに押して歩かなければならないこともしばしばです。

 

実質、積雪後は自転車に乗れないと言っていいでしょう。これは本当に困ります。というのは、車を持っていなければ「足」を失ってしまうことになる。自転車に乗って買い物に出かけていた高齢者も、一気にフットワークが効かなくなってしまいます。

 

雪が積もらない土地の利点は「通年で自転車に乗れる」ことではないでしょうか。道民の私から見れば、これが1番のメリットに見えます。1年通してロードバイクに乗ってみたいものです。

 

バイクも乗れなくなりますね。乗らないのでバイカーの気持ちはわかりませんが、この地域のバイカーさんにとっては、今時期はいわゆる「シーズンオフ」なのでしょうか。

 

郵便屋さんはタイヤにチェーン巻いて走ってますが、常に足を左右に出して、いつ転倒してもいいように構えてます。大変ですね、命がけだ。

 

あとがき(高齢者に優しさを)

デメリットばかり挙げて鬱屈とした記事になってしまいましたね(^_^;)申し訳ない。このように積雪のデメリットを挙げると、高齢者問題が随所に表れてきます。こう考えると「積雪」=「高齢者にとっての脅威」という相関が見えます。

 

地縁が時代とともに薄れつつある、というのは前述したとおりですが、これを持って自分の近所のお年寄りを助けなくてもいいという理由にはなりえません。特に積雪する地域の元気な皆様にあっては、普段の付き合い有無に関わらず、雪で困っている高齢者に手を差し伸べてくださいませ。

 

以上、雪に対する想いの一部を語ってみました。