金をかけずに知識と教養を得たい!
至極当然の望みです。
今回は生活術やコスパの良いサービスを紹介するとともに、持論を述べさせていただきます。
- 車を手放す
- 図書館を利用する
- Amazonプライムを利用する
- Amazonオーディブルを利用する
- kindleの読み放題サービスを利用する
- 通信費を節約する
- 不必要なものを手放す
- 必要なものだけ買う
- どれだけお金を使わずに知識を得るか
- 「○○放題」は貧者の味方
車を手放す
「いやいや、無理だから(笑)」と一蹴されるかもわかりませんが、僕は北海道で1年以上、車を持たない生活を送っています。冗談ではないのです。
札幌市を筆頭に、旭川市、函館市、釧路市、帯広市など北海道といえど公共交通機関に事欠かず人口もそれなりで車を持たずに生活できる都市はあります。おまけに、住居費が安い。家を建てるにしても月々5万円で住める場合もあります。
場所にもよりますね、地方の市町村においては買い物をするにも数キロの道程を踏破せねばならない環境もあり、一概に「車を手放しても、どこでも生きていける」とは断言できません。
しかし、人間は足があります。身体的なハンディキャップ等、何らかの事情がない限り1日10キロを歩きぬくポテンシャルは備わっています。「歩くなんて、やってられない」と考えているあなたは、疲れるから、という理由だけでそれを述べているなら勿体ないです。
乗用車を購入、使用、維持すると5年間で200万円の支出、という試算も目にしました。これが正確か否かのソースは示せませんが、これに近いくらいの出費はあるでしょう。もし、これをそのまま貯金に充てることができたら?こう考えると、馬鹿にならないですよ。
旅をしたいなら、電車でも飛行機でも利用すれば良いのです。道中、窓から眺める景色から得られるものもまた、各別なはず。
歩く生活へのステップ
まずは周囲に「私、車手放しました」アピールしましょう。「え、なしたん!?」ってなるかもしれない、「いやいや無謀だろ今後の付き合いどーすんだ」うんぬん言われるかもしれない。でも、そこは経済的事情がある、などと真摯に打ち明ければ、そのうち周囲も慣れるはずです。日本社会においては周りが奇異の目で見ない、ということが安定に繋がります。
次に歩きなれることです。徐々に距離を伸ばしていき、一日20kmを歩けるようになればしめたもの。あとは通勤だろうが退社だろうが、買い物だろうが余裕で歩きでカバーできるようになるはずです。歩くための筋力が備わるからですな。
非常時に必要?それならタクシーを利用すれば良いのです。月に何度も非常な事態が起こるとは思えません。基本的に歩く、を念頭に置けば生活のリズムもそれに合わせるように、自然となるはずです。
関連記事
図書館を利用する
上梓されたばかりの新しい本を読むことは難しいですが、過去に蓄積された英知を心行くまで楽しむには、十分すぎるサービスを受けられます。借りて自宅で読んでも良いですね。歴史、伝記などは腐りにくいので、世界史や日本史などを学ぶにもうってつけなのが図書館です。図鑑が豊富なのも魅力的。
夏場はクーラーが効いていますので、暑さをしのぐことができます。冬場はもちろん、暖房が効いていますね。日中の光熱費を浮かせる、という概念でも図書館は大いに利用すべきなのです。利用するために税を納めているのですからね。
管理人も、2017年の春からは図書館通いをしたいと考えています。これほどリーズナブルに教養を身につけられる場所は、ほかに見当たりませんからね。
Amazonプライムを利用する
「いきなり宣伝か!?」と身構えたあなた、ちょっと待ってください。Amazonプライム、お金をかけずに節約するにはうってつけのサービスなんですよ。特にAmazonビデオが凄いんです。
まず、Amazonプライム会員はどれくらいお金がかかるかをお話します。年間で3,900円(税込)です。月に325円です。
Amazon.co.jp ヘルプ: Amazonプライムの年会費について
Amazonビデオ
洋画、邦画、アニメ、なんでもありです。見放題。どうですか、凄くないですか?もちろん、配信されているタイトルに範囲はありますけど、相当な数のコンテンツを有してます。月額を考えると、未知の作品を視聴するのに、たったこれだけの支払いで本当に良いのですか?とならんばかりの値段設定ですよね。
本も良いけど、映画やアニメも豊かな生活を送る上で有益な刺激になると思うのですよね。レンタルビデオ屋に通わずとも、自宅で観たいときにダウンロードしてみることができるシステムは時代の恩寵を受けていると考えざるを得ません。
kindleオーナーライブラリ
月に1冊、対象となる電子書籍を無料で読むことができます。地味ですが、これもAmazonプライムの強みなのかな、と。
方法がわかりにくいですが、例えばkindleをお持ちの方は対象の商品の無料サンプルを端末に送る、その後に端末で「無料で読む」を選択して無料で読むことが可能です。
ってなわけで、節約しながら文化的な素養を得る、という観点からAmazonプライムはコスパの良いサービスとして紹介させていただきます。
登録はこちら。
Amazonオーディブルを利用する
聴く本です。
月額1,000円で聴き放題です。
関連記事
なんでこれを、今回の記事で紹介したかというと、「コスパが良い」んですよ!散歩しながら聴き流すだけでビジネス書や自己啓発本、世界史や日本史、偉人伝や哲学を頭に入れることができる。どうですか、超魅力的じゃないですか?
「節約」を主眼とするならば、月額でいくらでも聴けるサービスというのは強みでしかないと思うんですよ。これ、意外と頭に入りますからね。騙されたと思って聴いてほしいです。1か月体験は無料、Amazonプライム会員なら3か月無料ですから。
通勤退社でオーディブルで聴く読書。その日は忙しくて本を読めなくても、耳で聴くことで素養を得ることができる。なんという効率の良さでしょう。僕的にはAmazonオーディブルは手放せない感じです。哲学、世界史、日本史、歴史あたりがおすすめ。
kindleの読み放題サービスを利用する
月額1,000円で対象となる書籍が読み放題です。「○○放題」というのがキーワードになっていますね。とにかく月額○○円でいくらでもコンテンツを消費できるサービスがコスパが良いんですよ。
電子書籍化されていて、対象となる書籍ならどれでも好きなだけ読めます。全ての上梓された真新しい書籍を読むことはできませんが、それでも図書館で読むよりはそれなりに新しい本を読むことができます。
書籍代だけで月に数万円を出費している方にとって、kindle読み放題で月額1,000円に移行することがどれほどの節約になるかは推して知るべし。僕もこれからは積極的に読み放題のサービスを利用していきたい所存。
通信費を節約する
関連記事
固定費を節約する、という考えからは外せない携帯電話料金について。
僕は思い切ってキャリアとの縁を切って格安SIMへ移行しました。中途解約のため解約金は発生しましたが、長期的に見て格安SIMがリーズナブルだったので、そちらへ移行したのです。
最新のiPhoneを持ちたい!という心情はわからなくもないのですが、今、自分が必要なサービス内容なのか、支払っている金額に見合う対価を得られているのだろうか、という部分はいまいちど精査する必要があるのでは、とも思いますね。
不必要なものを手放す
みなさん、身の回りに不必要なもの、おいてませんか?「いつか使う」というもの。それって、具体的にいつ使うか答えられますか?そういうものは迷わず捨てましょう。
お金を節約しながら文化的に豊かになる。この目標を達成するには不必要なものを身の回りから排除する必要があります。僕も2017年2月からこの意識を持って身の回りの片づけを行ってきました。
不思議なのですけど、ものを減らせば減らすほど思考がクリアになっていって、「本当に自分が必要なものはなんだろうか?」という意識が芽生えてきます。家に帰っても、片付いているので余計なことをせずにやるべきことをやろう、という感情が自然と沸いてくるのです。
ま、売っても譲っても捨てても、次々と新しいものを買い求めてはまたものに埋もれる運命が待っているので、次に述べる「買わない」も合わせてご覧いただければ理解がさらに深まるのではないかと。
必要なものだけ買う
見栄を張りたいがために、やたらに高いブランド品を買い求めるようなことは止めましょう。商品を購入する際は、それが自分にとって本当に必要か否かを冷静に判断して購入しましょう。
僕は極端な性格で、「もう無駄遣いはしない!」と考えたら、ピタリと買物を止めてしまいます。2017年1月にAmazonで欲しいものをひたすら買ったかと思えば、翌月は一切購入しないなど。本当に極端なのですよね。必要ならばブランド云々に関わらず出費すればいいだけの話なのですけど。スイッチ入ってしまうと、とにかくやりきろうという心の作用が強く働いて自分を縛る。
こういった極端な人がどれほど存在するかは定かではありませんが、とりあえず「いつか使うかも」という精神を排して、本当に自分が必要なものだけを買うことにしましょう。今、家の中にある品を思い浮かべて、それを使えば新しい品は必要ない、と判断できれば買う必要はないですよね。
どれだけお金を使わずに知識を得るか
「お金お金」いうて俗間的だと感じる方もいらっしゃると存じますが、さよう、僕は俗世間の人間です。無い袖は振れない、貧すれば鈍する、やっぱり先立つものはお金なんです。
節約って、やろうと思えばいくらでもやれるんです。そんな中で、新しく出た本に反射的に飛びついていては、足りるものも足りなくなる。いくらでもお金を持っている人ならば迷わず買えるのでしょうけど、われわれ一般庶民では、同じようにふるまうと書籍代が生活費を圧迫して苦境に立たされてしまうんです。
だから、既存の便利なサービスを利用しよう、賢く知恵を付けよう、その気持ちから書き起こしたのが今回の記事だったんですね。映画やアニメならAmazonプライムがお得だし、聴きながら教養を身につけるならAmazonオーディブル、読み放題で読めば読むほどお得なkindle読み放題。
最近では「○○放題が市場を破壊する」などというオピニオンを目にしましたが、お金に余裕のある人ばかりではないんですよ。みんな、学びたいんです。でも、収入が伴わないんですよ。国が賃金を上げてくれないと、我々は「○○放題」に依存せざるを得ないんです。そんな、毎回書店で支払いができるほどの余裕はないのです。
「○○放題」は貧者の味方
ま、とりあえず。
(車を手放す、携帯電話等を除いて)紹介したサービスの料金を月ごとで見ますと
- 図書館:0円
- Amazonプライム:325円
- Amazonオーナーライブラリ:Amazonプライムに組み込み
- Amazonオーディブル:1,500円
- kindle読み放題:1,000円
月に2825円で知識と教養を舐めつくすことが可能です。これは素晴らしいことです。
箇条書きに示したこれらのサービスを余暇にフル稼働させることで、あなたの文化的水準を飛躍的に高めることが可能です。別に億万長者でもなければ富裕層でなくともOKなんです、我々には「○○放題」が味方にいます。非常に頼もしい味方です。これらのサービスを存分に利用すべきです。なんせ月に3,000円弱で利用することが可能なのですから。
僕はかつて月に3万円の書籍代を出費していました。新たな知見を得る、という意味では大変有益な出費でしたが、月3万円の出費は現実問題、厳しかった。それで「かつて上梓された書籍にも良いものは存在するだろうし、それらの書籍を読むにあたっては、わざわざ買うまでもなく読み放題などのサービスで読めるのでは?」と疑問に思ったのですよね。そしたらビンゴでしたよ、まだ読んでない本たちも、読み放題の中に組み込まれているではありませんか。それならば財布を痛めて本を買う必要もないのでは、と考えたのですよ。
これからは、いかに出費を抑えつつ、豊かになるかを目指して進みます。